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2007年12月01日

ネット通販の陰〜疑わしい注文集

「住所名前を偽りイタズラで注文を出す。」、「代引きの受け取り拒否」、「クレジットカードの不正利用」など、実は、日常的に起きています。ネット通販の「陰」の部分とでも言いましょうか。陽のあたる場所があれば陰もある。何かにつけて陽ばかりが取りざたされていますが、当然のごとく陰があることもお忘れなく。

以前、あるネットショップにおいて3000円程度の商品を代金引換で送ったところ、受け取り拒否で返送されてきました。

メールで確認をとったところ、ご本人から電話があり「身に覚えがない」と。詳しく話を聞くと、「今回の物以外に別のお店(多数)からも代引き商品が押し寄せてきていて困っている、事件として警察が捜査中」とのことでした。

ネットの匿名性については賛否両論はありますが、商取引においては個人認証のようなものを義務付けするなり何なりしたほうが良いでしょう。「アホな消費者を保護せんと、アホから店を保護してくれ。」という声が出てくるのも当然です。

話はそれてしまいましたが、何万店も出店しているヤフーショッピングでは、数多くのショップから「怪しい・ヤバイ注文」の報告が集まってきます。そしてそれが管理画面の中の「疑わしい注文集」というコーナーで公開されています。特に多発している悪質なものについてはトップに目立つよう表示されているので、もし、同じ内容の情報での注文が来ても安心して処理できます。

「独立型のショップ*で開業して、横のつながりもあまりない」、そんな状態でイタズラやトラブルに見舞われたら結構悲しいものがあります。「自分ひとりで何とでもできる」という自信があるなら結構ですが、安全志向でやって行きたい場合は、月間2万円程度の出店費用は保険料込みと考えれば安いもの。そう思うのですがいかがでしょうか。

*独立型のショップ・・・ショッピングモールに属さないで単独でショップを立ち上げて運営する形式のこと。