baseを前売りチケットの販売システムとして使う方法

前売りチケットのネット販売

無料ネットショップの定番「base」を提供する東京都は港区にあるBASE株式会社

サイバーエージェントなどからも出資を受けた、いわゆるスタートアップ企業です。

そんなマニアックな話はどうでもよくてチケット販売です。

バンドをやっていてる。

演劇をやっている。

パーティーを開催する。

セミナーを開催する。

そんなとき、「いちいちチケットを印刷して現金と引き換えにお渡し。」など、昭和か明治時代の話です。

あまりにアナログな手段すぎて、せっかく興味を持っている人も、そんなしょぼい手段しかなければ「やめとこうか。」tぽ二の足を踏む人もいるでしょう。

損でしかない。

そんな使い方ができちゃうとは!

BASE株式会社の提供する無料ネットショップ・システム「base」

本来は、ネット上で雑貨だの洋服だの、あるいは食品だの、モノを販売するシステムとして作られたものです。

でも、これが、フタを開けてみると、チケットの前売りシステムとしても使えちゃうことが判明しました。

というのも、あるとき、友人が、小さなライブハウスで「お芝居をするので来てほしい。」と言ってチラシを渡してきました。

「〇月〇日、○○町〇△□カフェ 18時入場開始、19時開演」

こんな感じですね。

「行くけどさ、チケットどうするの?」という疑問は、チラシの右下にあったQRコードで解決しました。

スマホでアクセスすると、お馴染みのbaseの販売サイトじゃないですか。

モノは売らず席を売っているのを見て、「そんな使い方があるんだ!」と個人的な大発見を経験した瞬間でした。

なんとも簡単な!

ネット男、いやECサイト運営者としては、とりあえずやってみたいじゃないですか。

自分がお芝居の主催者という体で。

baseをチケット販売に

なるほど~、こんな使い方ね。

ネット販売で、いわゆるバリエーションを設定するところに、開催日と、在庫数として座席数を入力するわけです。

で、その結果が次の通り。

個人情報までゲットで二度おいしい

このbaseを使ったチケットの前売り方法は、参加したい人に申し込みやすい手段を提供するのと同時に、主催者としては参加者の個人情報が入手できる点が、あまりにもおいしい点ではないかと思います。

一度来てくれたお客さんは2度目も来やすいですから。

でも、手渡しでチケットを販売する場合、その場でお客さんの連絡先を聞くのはなかなか難しい。

結果、1回売っておしまいってなるわけです。

そりゃ、毎回集客に苦労しますわな。

お芝居にしろバンドにしろ、今は運営者自身がマーケッターやらないと、とてもじゃないですけど生き残れないですね。

支払い方法これでもか!

baseで前売りチケットを販売。

「クレジットカード」で払いたい人もいれば、「コンビニ払」いにしたい人もいます。ケータイ会社のキャリア決済を使いたい人もいます。

あるいは海外からわざわざ来るような人で「ペイパル」を使う人もいるかもしれない。

そのような様々な決済手段の要望に応えられる「BASEかんたん決済」をご覧あれ。

すんげー多彩な決済手段の数々。

チケット販売で「後払い」を選択する人はいないと思いますが、これは、どちらかと言うと雑貨などの物販用ですね。

ちなみに、いろいろな決済手段が用意されていますが、これら決済手段を使うにあたり、z会社(企業)でないといけないってルールはありません。別に一個人でも使えます。

この点、わりと知らない人が多いので書いておきます。

なお、base自体は無料で使えますが、購入があった場合は、購入代金の10%くらいが手数料として引かれるので、そのの費用を織り込んでチケットの値段を決めましょう。まだの人は

2,000円のチケットを販売して2,000円の現金が入ってくることはありません。

1,800円くらいになります。

手渡しの現金販売なら100売り上げになりますけど、利便性手数料や個人情報入手手数料、販売の時間的コスト削減手数料などと考えれば10%は安いんじゃないでしょうかね。

当日のオペレーション

前売りチケットを買ってくれた人の情報は、事前に入手できるのでリスト化しておきます。

そして、申込者には当日「購入完了のページを印刷したもの」あるいは「スマホ画面の提示」をもって入場に代えることができます。

インディーズなどは、ジャニーズのような転売の問題はほとんど発生しないから(全部と言うワケではないけど)、当日のチケットチェックは、このようなアナログ対応で十分でしょう。

改悪最悪【怒】

最近、2021年に入ってからか、base(ベイス)のログインのセキュリティーが強化されました。

ログインするたびに、暗証番号を要求されるようになりました。

これ、ほんとやめてほしいわ。

最悪。

ユーザーから貴重な時間を奪う超絶に頭の悪い改悪だわ。

この際、「チケット販売はbaseやめて、Shopifyでやろうぜ。」と言おうかと思ってるくらい。

いや、そうしよう。

普段パソコンでログインするけど、その際、いちいちスマホ開いて4桁の数字見て入力しないとログインできない。

ネットバンキングでもないのに、なんでそんなセキュリーつけるんだよ。

と、お怒りのブログ主でございます。

そんな無駄なことやってる通販システムはどこもないぞ。

と、おそらく、多くのbaseユーザーが不満に思っていると思います。

それを察知したら廃止してくれるでしょうが、言われるがまま奴隷のように行動する、おとなしい日本人も多いですからね。

このクソのような二段階認証やめないとbaseはこき下ろす予定だ\(^o^)/

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。