ダイレクトメールの件名の工夫について

ダイレクトメール

Eメール版ダイレクトメール(スパムメール)の傾向として、件名の頭にアニメーションGIFが入っているのが目立ちます。

こんなやつ。

ポスト高橋様へ大切なお知らせ

悪いアイデアとは思いませんが、自動的にGmailの迷惑フォルダに仕分けられているということを考えると、それ(件名を見る)以前の問題ということですね。

顧客メールに一斉配信するのはコストはかからないので、売り上げにならなくても損はないという意味では助かりますが、やはり、ショップ運営者として反応があって売り上げにつながって欲しいものです。自動的に迷惑フォルダに仕分けらるほど悲しいことはないですからね。

年々開封率は下がっているので、マーケティング担当にとって「開封問題」は深刻です。かと言って倫理に反するような件名にすると、開封されても内容と整合性が取れずに、かえって悪印象を与えたり、未来永劫拒否られたりすると、元も子もないですから、非常にデリケートな問題です。

そこで視点を変えて、メールではなくアナログ式のハガキに注目しています。一枚52円で1000枚出せば52,000円です。つまり、52,000円の広告費をかけて、どれだけ利益が出せるか?というところから設計していかないといけないので、かなり頭を使います。脳トレですね。

ここで「重要なお知らせ」なんて書いても、本当に重要でなければゴミ箱行きです。クレジットカード会社からの「親展」や「重要あお知らせ」ダイレクトメールが、需要だったためしがないですからね。となるとダイレクトメールを出す、根本的なコンセプトから考え直す必要がありそうです。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。