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恐るべし「現状維持の法則」

公開日: : 最終更新日:2017/09/15 基礎知識やノウハウ, 販売心理学

打ち合わせでランチに行ったとき、おもしろいメニューがたくさんあって「食べたことのないものを食べよう。」と思ったら、取引先さんは冒険しない派。いつも、知っているメニューしか頼まないそうです。「失敗したくないから。」とか。いろいろな人がいるもんです。

で、思ったのが、これは現状維持の法則ではないかということです。現状維持の法則とは、人は良くも悪くも現状を維持したがる傾向にあるということです。おもしろいのは、「良くも悪くも」という点です。悪い方へ変化するのを嫌がるのは当たり前ですが、現状よりも良い方へ変化するのも嫌がるんですね。

思い返してみれば、口では「今の悪い状況を変えたい。」と言いつつも、何ら変化のための行動を取らない人ってたくさんいます。自分自身も「売り上げが落ちてきたネットショップをなんとかしたい。」と思っていて、売り上げを上げる方法はいろいろ知っているのに、どれもやらない。

口では「立て直したい。」と言いつつも放置しているのは、客観的に見れば、売り上げが落ちて閉店に向かっているのを、まるで楽しみにしているかのようです。言っていることと、やっていることが一致していないんですね~。困った話です・・・

ちなみに、この売り上げの落ちているお店の立て直し策は、(1)ランディングページの作成、(2)レスポンシブ・ウェブ・デザイン化です。

(1)ランディングページの作成

ランディングページは、たまたまやってきた訪問者も含め、できるだけ多くのユーザーを逃すことなく購入に結びつけるための「特別なページ」です。特別なページなんで、文字通り「特に」「別で」作る必要があります。

そもそも、「なぜランディングページを作らないといけないか?」というと、「そのページ」の訪問者の訪問キーワードに対して、ページの内容の一致率が低いからです。

例えば、「フランス製タオル」と検索してやってくる人が非常に多いはんb内ページがあります。確かに、そのページではフランス製タオルを販売していますが、フランス製タオル以外の情報も並べていて、見つけるのに時間がかかるという問題があります。

改善方法としては2つあります。そのページを(1)丸々フランス製タオルページにしてしまう。(2)特別ページへのバナーを貼るです。SEOを考えると、どちらでも良いとは思いますが、気持ち的に(2)です。

(2)レスポンシブ・ウェブ・デザイン化

レスポンシブ・ウェブ・デザインは、ウェブサイトがパソコンにもスマホにも、タブレットにも最適な状態で表示できるデザインのことです。古くにネットショップを立ち上げたお店は、パソコンだけ」を想定したデザインになっていることがあります。これを、他の端末でもストレスなく見られるように変更するということです。

というのも、ついに、スマホでウェブサイトを見ている人の割合がパソコンで見る人の割合を超えてしまったんです。これまで、超えるか超えないか微妙な状態が続いていましたがついに追い越しちゃいました。これはお店によって違いますが、当店では、パソコン47%。スマホ(タブレット含む)53%です。

レスポンシブ化していないってことは、極端な話、100人中53人の見込み客を捨てているのと同じことですから、早急にスマホ対応ページに変更するか、別途スマホやタブレット用のページを用意しないと行けないわけです。

ところが、ショップサーブで出しているネットショップなら、すぐにスマホ用ページが作れるのに、この期に及んで自作ページです。

ということは、自分で一からデザイン(自作)するか、あるいは、「サーバーを替える」という作業が発生してしまいます。もっと早くにショップサーブに移行しておけば、こんな悩みもなかったのに・・・と言いながら、現状維持の法則のとおり行動が取れておりません。このようなダメ人間にならないよう現状維持の法則を脱しましょう。



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