個人事業主がハンコやHPを作って得する理由

以前、取引しそうになった個人事業主さんがいたのですが、見積書のハンコが苗字だったんですよね~。

普通の個人印鑑です。

別に間違っているわけでもなく法的に問題あるわけでもなく。

でも、「個人」印だと、あまりに個人感が出ていて印象は良くなかったです。

例え、個人でやっていても、いい商品を紹介してくれたり、いい仕事をしてくてたりすれば何の問題もないんですが、第一印象としてはちょっとマイナスポイントかなって思います。

ま、完全な主観ですけども。

個人事業主と言えど、ハンコを作ることで仕事感、というか、プロフェッショナル感を演出し、先方に対する信頼感も上げることができます。

「きっちりしてるなぁ。」といった印象を持ってもらうことができます。

逆に個人印だけだと、「ケチってるよなぁ」と思われても仕方がないですね。

ハンコなんか楽天とかで2、3千円で作れるんだから、安いのをひとつ用意しておけば良いのに、、って思います。

パジャマ姿の非番の警官に、プチ違法行為を指摘されても説得力ないじゃないですか。

警官は制服を着てるからこそ説得力があるわけですよね。

教頭先生が悪酔いしていても、居合わせた他人からすれば、ただの酔っ払いのオヤジです。

つまり、「人は表面的なところを見て物事を判断してしまう。」ということですよね。

これを逆に利用しない手はないと思うんですが。

心理学で言うハロー効果ですね。

ホームページ(ウェブサイト)も同じです。

立派なホームページを用意しておけば、それだけでプラスに作用します。

逆に、ホームページ冴えないような個人事業や法人は、もはや、「怪しい企業」扱いされても仕方がないわけです。

周りでも、「この会社検索したんだけどホームページもないんだよね。大丈夫かな?」そんな声はよく聞くことがあります(就活中の人とかに)。

ホームページを持つことが良いこと言うわけではないです。

中には、既存顧客だけで営業していて新規客を望んでいない場合は、むしろ、メールアドレスや電話番号の公開はマイナスになることもあります。

「どんどん営業したい。いい人を採用したい。」そんな個人事業主にとってホームページは、事業のプラスの演出にもなります。

ちなみに、おそらくですが、ハンコ文化は消えゆく運命です。

はんこ屋さんは残念ですが、物理的なハンコを作る仕事はなくなるでしょう。

将来的にはすべてデジタル化されます。

シャチハタさんも、そのことには危機感を持っているようで、何十年も前から電子印章系のコンテンツを発信していますね。




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ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。