Iotでも先駆者利益?

ネット販売ではないんですが、普通のホームページを「同業者よりも何年も前に」立ち上げたある会社は、月間わずか1000円ほどのサーバー代だけで年間数百万円の受注を得ています。それも一時的ではなくずっと・・・。そうなると、たかがホームページですが、月給1,000円の凄腕営業マンです。

IoTでも、こういった事例が多発するのではないでしょうか。2005年からコインランドリーにIoTを取り入れている企業があるそうです。洗濯機や乾燥機をネットに繋いで監視するシステムですね。洗濯機の稼働率や故障状況もリアルタイムにわかるわけです。

フランチャイズでコインランドリーを開業する場合を考えてみると、洗濯機が故障した場合、その洗濯機からは売り上げが得られないわけですから、オーナーとしては困るわけです。大至急修理してもらって稼働させたい。でも、オーナーが電話するまで対応してくれない、なんてアナログなシステムのフランチャイザーは、収益を考えているオーナーからは選ばれなくなるでしょうね。

また、近くに別のコインランドリーができるとお客さんを奪われるわけですから、ポイントサービスや割引などで、リピーターを獲得できるシステムを持っているほうが、オーナーとしては選びやすい。ま、

コインランドリーを使う消費者としても、「洗濯や乾燥が終わる時間をメールやLINEで知らせてくれる」と言ったサービスが合ったほうが使いやすいのは当然です。「あっ、洗濯機終わってるかも!?」と慌てて戻ったら、「他人に勝手に洗濯ものを出されていた!」なんてこともなくなりますし。

こんな本も出版されてますね。

「土地や空きテントを遊ばしておくのも何なので・・・」くらいのノリの地主さんとかには、あまり関係なさそうですが。

※用語の確認
フランチャイズ(franchise)・・・はビジネスモデルのこと。ビジネスのパッケージを提供する企業を「フランチャイザー(franchisor)」。ビジネスを始める人や経営する企業を「フランチャジー(franchisee)」と言う。

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ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。