起業するなら買い取りよりリースのほうが良い場合も

リース

これまで、リースには「結局は高い買い物」とか「契約とかいろいろ面倒くさそう」といった悪いイメージしかなかったのですが、「ある製品がリースできるようになったので起業した。」という話を聞いて、リースも選択肢といしてはアリなのかな?と。

ネット販売の場合は、リースにはほとんど無縁ですが、例えば、「数百万円のガーメントプリンターでオリジナルTシャツを販売する」というようなビジネス・スタイルの場合は、一括で購入するより、お財布(事業用の口座)にも優しく、リースにしたほうが毎月のコストも安くなります。

ちょっと調べてみましたが、リースは、要するに、「クレジットカードの分割払い」ですね。100万円を一括で買うのはキツいので、「5万円の20回払いにした」みたいな。その代わり、金利や手数料などで、支払いが終わる頃には110万円を支払ったことになる、といった感じです。

リースはレンタルのような、一時的に物を貸し借りするビジネスではなく、分割払いやローンなどの「金融商品」に近いビジネス取引で、そんなところから「物融」とも言われるそうです。実際、リースをやってる会社には、社名に「ファイナンス」とついているところもあります。(例)三井住友ファイナンス&リース、日産ファイナンシャルサービスなど。

会計上は、リース代金全額を必要経費(車両代・税金・保険料・メンテナンス費用等)にできるので、自動車やパソコンなど、本来は何年にも渡って減価償却しないといけない場合に比べて、処理が楽になるし、節税のひとつとしても使えそうです。

気持ち的にも、例えば、最初に240万円かけて、「2年で元を取らなければ」と考えるのか、リースで家賃のように毎月10万円払って、単月ベースでの収支で見ていくのか、といった違いもありそうです。後者のほうが、経営計画や予算も立てやすく、気持ち的に楽ですね。

※追記
自動車を使うビジネスを立ち上げる場合でも、一括で購入前提なら、多額の費用が必要ですが、リースなら少予算で始められるというメリットもありますね。もちろん、その事業主に返済能力があるかどうかといった審査があるのでしょう。まさに、ファイナンスです。

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ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。