賢い人の話を聞きたい。脳科学者中野信子氏

脳といえば茂木健一郎氏という印象でしたが、気づけば、最近は中野信子さんという方も人気があるようですね。本を呼んだりYoutube見たりしますが、良いこと言っていていつも勉強になります。

アホの東アジア代表としては賢い人の話を聞いて賢くなろう!というわけで、中野氏の名言を集めてみました。というサイトがあるので、そこから2つ引用。

http://meigen.keiziban-jp.com/nakano_nobuko
(このページから)

1.2匹目のドジョウはある程度売れるが・・・

2匹目のドジョウは、ある程度は売れます。でも、それを続けていると、その業界自体が疲弊してしまうんです。消費者は「どうせ同じものばかりしかない」と思い、テレビを観なくなり、本も買わなくなっていきます

二匹目ドジョウハンターとしては身の縮むを思いをしますね。確かに、二匹目はそれなりに売れますが業界自体がだめになっていくとは目からウロコです。ほどほどに漁をすることにしておきます。

2.行動できない原因はコルチゾール

人間は何かを始めるときに、最もストレスを感じます。脳内では、ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されています。これが何かをするときの心理的ハードルになります。そこで、ストレスを無視して、とりあえずやってみます。すると、今度は「切りがいいところまでやらないと気が済まなくなる」という脳のクセが出て、すぐにやめられなくなります。

これわかりますよね~。犯人はコルチゾールさんでしたってやつ。新しい商品でネットショップを始める前は、「これは儲かるぞ!」とみんなで盛り上がるわけですが、いざ通販サイトの構築作業に行動を移すのはかなりのストレスです。「本当に儲かるかな?」「失敗したらどうしよう。」なんて不安がよぎるわけです。

でも、「そういった不安が出てきても淡々と進めてしまいましょう。」って話ですね。ただ、そうは言うけど、なかなか不安な感覚って振り払えないわけです。そこで考えたんですが、「失敗したときの金額」を見て「失敗してもその金額を失うだけ。」と思うと意外に気持ちは楽になるのではないでしょうか。

例えば、ネットショップ開業で、ショップサーブを使った場合。スタンダードモバとくパックなら、月額11,139円×12ヶ月で144,361円、プラス開通料(初期費用)10,800円の合計で15,5161円です。

つまり、「ネットショップを始めました。1年が経ったけど1件も売れませんでした。」ってところで、15万円使っただけの話です。ギャンブルで15万円スるのとは話が違いますからね。1年感のノウハウは後に生きてくるでしょうから損はないと思います。むしろ失敗したほうが話のネタにもなります。

こういった名言もあります。

「生物的な快楽」とは、おいしいものを食べたり、セックスをしたときに得られる直接的な快楽です。「報酬的な快楽」とは、農作物を育てたり受験勉強をするなど、ある目的を達成するため努力しているときに得られる快楽です。

つまり、目的達成のために努力しているときに、快楽まで得られるので一粒で3度以上おいしいと言えそうです。

3.長寿の秘訣

長寿の秘訣は「戦わないこと」「無駄な努力をしないこと」

これは人間のことですが、ネットショップとか他のビジネスにもそのまま当てはまりますよね。他店の競争なんてしても寿命を縮めるだけ、競争する必要のないよう、無駄な努力をしなくて済むようビジネスモデルを作りましょう。って言われている気がします。


ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。