在庫を持つ、在庫を持たない、仕入れの塩梅

在庫を持たない

某モールからの出店者向けメルマガ。

「売上アップのためには在庫を切らさないようにしましょう。」

って。

よくもまぁ、そんなに簡単に言えますよね~。そんなこと、みんなわかってること。在庫率100%を常に維持できれば苦労しない、って話です。

よく売れるもの(売れ筋)は在庫を切らさないように常に気をつけいるので、めったに切らせることはありません。これはどこのお店もそうでしょう。売上アップのためというより、機械損失(販売機会を失うこと)を避けるためですね。

逆に、売れ行きの悪いものや死に筋商品なんかは、積極的に在庫しても倉庫の肥やしになるだけ。不良在庫になってしまうリスクをはらんでいます。倉庫なども家賃がかかってるわけですから、置いてるだけでコストです。

また、在庫を持たないネットショップの場合、販売店がメーカー側の在庫はコントロールできませんから、「在庫を切らさないようにしましょう」なんて言われても、「それはメーカーに言ってくれ」としか言いようがないです。ま、それを言ったところで、メーカーも「そんなことはわかってる」というのがオチです。

物販ビジネスでは、いろいろ苦労する点はありますが、在庫もそのひとつです。仕入れ過ぎても困るし、在庫切れを起こしても困る。ちょうどいい塩梅の仕入れをするのがバイヤー(仕入れ担当)の仕事ですね。スゴ腕バイヤー目指しましょう。

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ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。