ドットコムガイその後とか。

今から20年くらい前の2001年頃、日本にインターネットは入ってきていたものの、日本人の多くは「インターネットって何?」という時代。

インターネットでは2年も3年も先を行くUnited Stateでは「ドットコムガイ(dotcomguy)」という1人の男が世界的な話題になったことがありました。

何をやるかというと、「完全に引きこもって、インターネットだけを使って1年間生活をする。そして、それを365日24時間ストリーミング配信をする。(@テキサス州ダラス)」というもの。

今でこそ、「そんなことふつーにできるじゃん。」ですが、当時は物珍しかったんですね。

しかも、彼は本名のMitch MaddoxをDotcomguyに変えたほどの気合の入れようでしたから、そりゃ話題にもなりますね。

日本では、そんな戒名は無理でしょうね。

ドットコムガイのその後

出典:https://urgo.org/dotcomguy/

2000年頃にGoogleはなかったので当時のウェブ情報は検索をしてもあまり出てこないですね。

いくつか情報はありましが、結果的に、現在は「オフラインになっている。」そうです。

この言い方は面白いですね^^。

そして現在は、Maddoxは現在、「UltimateSoftwareのテクノロジーエバンジェリスト」だそうです。

実は、この企画にはスポンサーがついていて、完遂の際に1,000万ドルの賞金が出たそうです。

1,000万ドルは日本円で10億円。

先日の年末ジャンボの1等ですね。

10億円あれば、もはや働く必要もなく、話題を作る必要もなく、自由気ままに生活できますからね。

ドットコムガイの当時の年齢はわかりませんが20代とかでしょうか。

となると、今はアラフォーのおっさんということになるでしょうか。

上記の写真を見ても、老人ではなくおっさんあたりですね。

自分もあわやドットコムガイ。しかし、、、

実は、ドットコムガイを思い出したのが、最近、とことんなんでもネット注文にシフトしているからです。

といいのも、あれこれやることがあって、買い物とか無理状態なんですよね。

「チューハイを飲みたいな。」って思ったらカクヤスの即日配達を利用し「お腹がすいたな。」と思えばUber Eatsを頼み。

食材はネットスーパー。

消耗品関係や、家電にIT機器にガジェットに、ほぼ100%ネット注文になっています。

まるでドットコムガイです。

ただ、引きこもりも好きですが、やっぱ人に会う楽しさはやめられないというか、人と実際に喋らないと、おそらく気が狂うでしょう。

リモートで終わらせることができる打合せとかも、できるだけ会いにいくようにしています。

でも、買い物に関してはドットコムガイですね。

ネット通販で売れる商材

ところで、ブログ主は、ドットコムガイが話題になったころからネット通販をやっています。

現在は、ショップサーブという通販システムを利用して営業しています。

好きなモノを売るというより、「売れるモノを売る」スタイルでやってきています。

よく、ネット販売を始めたい人が「通販で売れるものはなんですか?」なんて質問することがあります。

その回答は、いろいろあると思うけど、「買うことに楽しみが見いだせないモノ」という言い方もできると思います。

洗剤であったり、トイレットペーパーであったり。

「ドラッグストアに買いに行くの楽しい?」と聞けば、「別に楽しくない。必要だから買いに行く。」というのが答えでしょう。

そういったショッピングに楽しみを伴わないモノはネット通販とは相性が良いのではと思います。

知人で犬を買っているアラフォーの女性がいるんですが、ITは苦手ですし、「Wi-Fi」のことを「ウィーフィー」というレベルです。

そんな人も、コロナ騒ぎでネット通販を利用するようになってきています。

ネット人口は数千万人ではありますが、ECを利用者の潜在人口率はまだまだ低いのかな?なんて思いますね。

逆に、洋服や雑貨って、実店舗に買いに行く楽しみってあるじゃないですか。

もちろん、若い人たちはネットで済ませることも多いですが、アナログ系の人は、必ずお店に買いに行きますからね。

そういった意味で、リアルの実店舗ビジネスが、今後需要薄になるのかも?なんて想像します。

ま、わかりませんが。

個人的に、「起業するならリアルベース」というのは、前から言ってますしやってます。

ネットビジネスより大変ですが、結果は楽ですから。

「みんなネットネット」なので、その逆張りを言ったほうが楽できるって話ですね。

ネット通販で「飲食店」は体験できない

個人的に以前から注目しているのは飲食店です。

「おいしいものを食べに行く。」という意味もありますが、広い意味で言えばエンタメの体験。

100年後にはネットで飲食店を体験できる時代がくるかもしれませんが、今のところは不可能。

「居酒屋は大人のディズニーランドだ。」とワケのわからないことを言うサラリーマンがいましたが、お勤めされている方は、家庭でもない職場でもない第三の場所を求めているんですよね。

そういった需要があるのに供給がない場所って少なからずあります。

そういった場所を見つけて、供給を作れば自動的に儲かるわけです。

どこにでも売っているようなモノをネット販売で売るより、ちょっと体動かしてリアルのビジネスやったほうが即現金になると思いますけどね。

コメダや唐揚げ屋はあきらめましたが。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。