そんな儲け方もあるのか。フランチャイズ

世の中いろいろなビジネスモデルがあります。

ビジネスモデルとは「どうやって稼いでいるか。」という、そのビジネスの収益獲得の根幹部分のこと。

例えば、ラーメン屋なら「食材を仕入れ調理し完成品を販売してその差益を獲得」というビジネスもdルです。

いっぽう、男性諸君ならお世話になっているカミソリ。

「カミソリの刃を消耗品として繰り返し買ってもらう。」というビジネスモデル。

プリンターも「本体を本体を売って稼ぐ」というより「インク販売で稼ぐ」ビジネスもでるなのは、ごご存知の通り。

いろいろ、ありますが、今回はフランチャイズ・ビジネスについて。

フランチャイザーが儲かる

フランチャイズを語るとき、おぼえておきたい単語は「フランチャイザー」と「フランチャイジー」。

「コインランドリー投資を始めるぞ!」というときは「フランチャイジー」です。

コインランドリー投資パッケージを販売しているのが「フランチャイザー」です。

フランチャイジーをやるより、当然、フランチャイザーのほうが儲かるのは誰の目にも明らかですよね。

個人的には、何かのフランチャイズビジネスをやるフランチャイジーをやろうかと思ったこともありました。(コインランドリー弁当屋、唐揚げ屋など。)

でも、普通に考えたら、「そういった加盟店になるより加盟店を集める側のほうが儲かる。」ということで、最近は、フランチャイザービジネスをいろいろ模索しています。

そう。フランチャイザーになってフランチャイジーを搾取するというビジネスモデルです(笑)

搾取とか、そんな悪徳なことはするつもりないですけどね。

フランチャイザーやってる人に話を聞く

そこで、フランチャイズ・ビジネスあどんなのがあるのか?

ネット検索すればいくらでも出てきます。

でもね、ネット情報って、移動することなく、文字や写真や動画で情報が得られて一見便利なんですが、「本当のところ」ってやっぱリアルにあるんですよ。

言い換えれば、「一次情報はリアルにある。」ということです。

一次情報自体、有益な情報になるんですが、何よりも「話を聞いて楽しい。」というのが、個人的には一番おいしいところです。

以前、ガッツレンタカーの担当者と話したのをもとに記事を上げましたが、その時は、他のフランチャイザーとも話をして、たくさんおいしい情報を獲得したんですが、忙しかったのかまったく記事になっていない・・・

せっかくいい話を聞いたのに記録していないというミスをやらかしてしまっています。

フランチャイズ・ショー

フランチャイザーの話を直接聞けるのはフランチャイズ・ショーという展示会の一種です。

来月3月1~3日の3日間東京ビッグサイトで開催されます。

フランチャイザーがカモになるフランチャイジーを獲得する展示会です。

もちろん、「カモ」は冗談で、フランチャイザーがフランチャイジーを探すためのBtoBの交渉の場です。

フランチャイザーは、3日間でウン十万円という出店料を払って出展するんですが、来場者は無料なんです。

しかも、誰でも入れるというのがポイントです。

別に一般個人でも余裕です。

ただし、建前は、BtoBの展示会ですから「会社をやっているという体」でないと入れないので、名刺なりを適当に作って入場します。

普段サラリーマンをしていても、「◯◯プラニング」とか適当な屋号の名刺を作って、事前予約すれば、簡単に入場できます。

「おまえ事業もやっていないのに!」なんてチェックはありませんからご安心ください。

むしろ、コロナで来場者数の減ってしまった展示会運営側も、来場者数を増やすのに躍起になっていますから、「どなたでも、どうぞどうぞお越しくださいませ。」というスタンスです。

そんなジャンルもあるのか

以前、フランチャイズ・ショーに潜入したときに、いろいろなブースを回って社会勉強していました。

ほんと、いろんなアイデアがあるものです。

ひとつ印象的だったのが「歯のホワイトニング・サロン」のようなフランチャイズです。

「紫外線か何かを歯にあててホワイトニングしましょう。」というビジネスなんですが、「医療行為には当たらず誰でも始められる。」というのがウリでした。

しかも、自分で店舗を借りて、ホワイトニングの機械を購入(100万とかその程度)して始められるシンプルなビジネス。

「おもしろいなぁ~」って思いましたが、このフランチャイズをやるためには「店舗を借りて人を雇う。」というハードルがあります。

店舗は雑居ビルの一室なりマンションの一室でもかまわないんですが、「お客さんのほとんどが女性である」ということを考えると、女性アルバイトなりを雇わないといけないんですね。

女性なら、まず自分でやれば良いんですが、中年オヤジがそういうことをやっていると、女性は怖がってこないですからね。

コロッケのコロッケ

次に印象に残っていたのが、ものまねタレントのコロッケさんのコロッケ屋さんのフランチャイズです。

ウリは「コロッケ」ですが、食べるコロッケではなくタレントのほうですね。

若い人にとっては、「聞いたことがある」程度で存在感は薄いし、訴求効果もなしです。

ものまねのコロッケは、昭和世代にはお馴染みです。

ですから、老人の多い街とかでコロッケのコロッケとかはわりとアリかな?なんて思いました。

コロッケなんてなんでも同じじゃないですか。

それなら、一般人は「コロッケのコロッケ」というある種のブランドに安心感を得てそっちを選ぶ可能性は高いと考えられます。

後は契約の中身ですかね。

実際稼働するとなると、単価の安いものですし、店舗も人も必要ですから、ロイヤリティーが高いと搾取系になってしまいますから。

後は、コロッケは食の中では、そこそこ人気メニューではありますが、唐揚げには叶いませんから、他の商品も一緒に売れるかどうか?という点も気になります。

コロッケ限定だとキツイですね。

リスキリング

今後の時代を読む上で「リスキリング」って、まあまあイケてるテーマかなって思います。

「リスキリング」と言う言葉を最初に聞いたときは、「risk」と「killing」でリスクヘッジのことかと思いましたが勘違い。

経産省の定義では「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること」とのこと。

要するに、「パソコンのキーボードを人差し指で、しかも、ひらがなキーを打つことしかできないようなアナログ人間が、英語キーボードでブランドタッチできるよう頑張りましょう。」ということですね。

このリスキリングは政府が1兆円とか投じて国をあげて取り組むことのひとつになっているので、今後、盛り上がるジャンルかもしれません。

そんな中、フランチャイザーの中で気になったのがヒューマンアカデミー。

「まだその会社あったのか!?」なんて思う古い世代もいると思いますが、今も健在のようです。

ヒューマンアカデミーの内容を見ると、結局のところプログラミングだの、CAD、動画編集、WEBデザインなどの、言っちゃ悪いですが、ありふれた今どきのコースが並んでいます。

でも!です。

自分でそういった教育系の教室をやろうと思うと、仕組みづくりはゼロからなんですよ。

仕組みをゼロから作り上げることをやったことがある人はわかるんですが、ぶっちゃけ大変です。

固まるまでに最低1年は(つきっきりで)かかります。

でも、フランチャイジーになれば、そこはショートカットして「生徒を集める」だけに集中できますから、そこもちゃんと割り引いて考える必要があります。

とりあえず、来月は行けそうなので散歩がてら、「冷やかし」とバレないように、こっそり入場してリサーチしたいと思います。

冷やかしのためのポイント

フランイズショーはBtoBの商談の場です。

出展側もお客さん(フランチャイジー)を探しに来ています。

名刺を交換すると必ず連絡がきますから、それが嫌な場合、事前登録や名刺には使っていないメールアドレス、使っていない電話番号を載せておきましょう。(こんなことを指南すると怒られるかもしれませんが。)

架空の名前や住所まではいらないです。

郵便物が送られてくることは、ほぼないですから。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。