ガッツレンタカーのフランチャイズ開業

ガッツレンタカー

たまたまガッツレンタカーの人と話をする機会がありました。

ちょうど、ネット通販(Shopify出店中)にも飽きてきたので「何かおもしろい(儲かる)フランチャイズはないかなか?」と探していたので、興味津々であれこれ聞きまくりました。

聞いた話を、そのまま載せようと思ってましたが、暇をするのに忙し過ぎて時間が経ったため、記憶はおぼろげです。

印象に残っているところだけ書いておきます。

本当に興味出た人は直接話しを聞きに行くのが良いと思います。

ガッツレンタカーのここがスゴいぜ(1)

レンタカーと言えば、だいたいの人は1日借りるというのが定番でしょう。

カーシェアリングも時間単位ですね。

でも、ガッツレンタカーは1週間や1ヶ月借りられるプランがあります。

1ヶ月約25,000円(税別)。

1日あたり833円なので、格安どころか激安レンタカーと言えるでしょう。

他のレンタカー会社やカーシェアリングが真似できない料金を実現しているのは、もちろんすごい点です。

でも、もっと「これはスゴい。」と思えるのは、「『1週間や1ヶ月借りたい。』という需要を取り込んでいる唯一の企業(メジャーな企業としては)である、」ということです。

「1週間と1ヶ月とか何の目的で借りる人がいるんですか?」って質問したんですが完全に忘れましたがウェブサイトに載っていたので引用しておきます。

個人利用の場合

  1. 車両乗り換え時の納車待ち代車
  2. 単身赴任、長期出張等による一定期間の日々の足
  3. 子供の塾の送迎など一定期間のみ利用
  4. 長期休暇の際の帰省先で利用
  5. 車両を所有することに比べて管理が楽なため、所有するような感覚で日々利用

法人利用の場合

  1. 繁忙期に増車
  2. 事故時・修理時の代車
  3. 一定のプロジェクト期間のみ利用
  4. 新入社員の営業車
  5. リース与信枠の超過による追加車両の確保

出典:https://guts-japan.com/guts_rental_car/business_model/

とにかく、自動車の長期レンタルの市場を、ほぼ独占している状態というのはスゴいぜ。

ガッツレンタカーのここがスゴいぜ(2)

2つ目のスゴいぜは、フランチャイズに地域制を採用している点です。

地域制とは、例えば、世田谷区に1店舗ガッツレンタカーがあれば、「世田谷区で私もやりたい!」という人や法人が出てきても出店することができない、ということです。

つまり、どこかの地域に店舗を持ったら、フランチャイジーがバッティングすることなく市場を独占できるようになっています。

そして、フランチャイジーがしっかり売上を作ってこそ、フランチャイザーも儲かるので、しっかりサポートをしてくれる点は、怪しげなフランチャイズとは一線を画していると思います。

おそらく、多くの人は「フランチャイザーって加盟金とロイヤリティーだけ持っていく悪どいビジネスじゃね?」って思っていると思います。

でも、実際、ガッツの人の話を聞いてみたら、「フランチャイジーと一緒になって真面目にビジネスを大きくしていっている。」という印象を持ちました。

個人的にも、フランチャイズと言えば「本部がフランチャイジーを搾取している。」という印象が強かったのですが、いい意味で裏切られた感じです。

ガッツレンタカーのここがスゴいぜ(3)

ガッツレンタカーのウェブサイトにモデル収支シミュレーションが載っていいます。

販管費のところに人件費(2名/1日)とありますが、これは保有台数100台の場合。

スタート時点で10台なら1人でも余る計算です。

例えば、10台購入して10台とも1ヶ月レンタルだと、月に20回数分、貸し出すときと返却の対応をするだけということです。

実際は、洗車や事務作業などもあるので、そこそこ時間はかかると思いますが、「人」が最小限というのがビジネスにおいてはメリットしかないですね。

アルバイトや社員を雇えば雇うほど、「事業は大きくなっていってること」を意味しますが、マネジメントの難易度も上がるので、ほったらかしビジネスとは程遠くなります。

そういった意味で、ガッツレンタカーのフランチャイズは、チャリンチャリンビジネスに非常に近いと思います。

まだ、鳥取とか島根とか、そのあたりはまだフランチャイジーがいないような話を聞きました。

もし、「そっち方面に移住したい。!」ってなった場合は、移住して趣味的にできると楽しいかも知れません。

ガッツレンタカー開業、俺は「やめとけ」判断に

市場を独占できるほど楽な商売はないので、とっても魅力的だったんですが、「オレの内なる声」は「やめとけ。」と。

理由は2つ。

初期投資約2,200万円。(車両30台の場合)

1つ目の理由は、そんなお金ないぜ・・・

借りるのも無理だぜ。

おそらく車両10台(1台20万円)からとなると、ここから400万~600万くらいは安くなると思いますが。

2つ目の理由は、「けっこうガッツリやらないと無理だな・・・」ということ。

そもそも初期投資額で無理なので2つ目の理由は意味ないですが!

理想は初期投資500万円くらいで、立ち上げ後はアルバイト1人くらいで自動運転できるような、こぶりなお気軽フランチャイズ。

2000万もかかるとなると、けっこう必死で頑張らないと回収どころか利益も出せないような気がしたので。

もしガッツレンタカーでフランチャイズ開業するなら

ガッツレンタカー側が提示する初期投資額は変更できません。

金額を自由に決められるのは自身で用意する駐車場や事務所でしょう。

なので、それらの固定費を極限まで無料に近づけるのが成功の秘訣になるのではないでしょうか。

最近知り合いが土地を借りたん(ガッツではないけど9ですが、いくらか忘れましたが相場よりもかなり安く借りられたそうです。

目をつけた地域があったら、実際に足を運んで空き地を探す。

法務局に行って所有者を見つけて連絡を取る。

交渉をして安く借りる。

そこまでやる人もいるでしょうね。

事務所に関しても、箱があれば済むので借りた土地にプレハブをポンとおけばいいですね。

電気水道はあったほうが良いですがガスはいらない。

公園や商業施設の近くに土地を借りたらトイレもいらないし。

出典:https://guts-japan.com/guts_rental_car/business_model/#a01

ガッツのウェブサイトからの引用ですが、100台保有のかなり大規模なやつですね。

10台からスタートする場合は、もっともっと安いはずですから、シミュレーションを知りたければ、直接聞きに行くのが良いと思います。

直接話しを聞くメリットは、ウェブサイトを読む必要がない点と、ウェブサイトには載っていないウラ情報といいますが、現場情報が聞ける点です。

無駄話

めっちゃ無駄話ですが、「ガッツ」と日本語で発音すると英語では「内蔵(はらわた)」という意味もあります。

ガッツレンタカーを和訳すると「はらわた賃貸自動車」ということですね。

また、おもしろいフランチャイズを見つけたら話を聞きに行ってみたいと思います。

今回はガッツレンタカー編でした。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。