自販機的メーカー

自販機的メーカー

自販機メーカーじゃないですよ。

「自販機的」です。

自販機に対して、いくらお金をつぎ込もうと、自販機さんに常連扱いされることはありません。当たり前ですね。相手は機械ですから。消費者としても、別にそれを求めているわけでもないので、不快に思うわけでもありませんし、そもそも、そんなこと考えいる人もいないでしょう。


でも、例えば、あるメーカー(輸入商社)は、20年以上も付き合いがあるにもかかわらず、こちらが超お得意様にもかかわらず、ペーペーの新規顧客と同じく一律の対応をしてくれるわけです。<u>掛け率は同じ!</u>。

ま、これは百歩譲りましょう。でも、スポット的に発生する企画で、ちょっと交渉したいなと思った時に、営業マンに話を持っていくのですが門前払いです。

営業マンとしては、お得意様なので、なんとかしてあげたいという気持ちは持っているのですが、ザ・トップダウンの社長命令で、それは許されない。営業マンも、そこは不満に思いながら、なんとかやりくりしている感じです。

融通の効かないお堅いメーカーさんです。何度か、そういった残念な経験することで、「そのメーカーは、そういうものだ。」ということを学習して、それ以上は求めなくなります。それはそれで良いです。

話はちょっとそれますが、ショップサーブを提供するEストアーですが、なんとなく、そういった堅さのない企業なのかな?という印象を受けます。正直、洗練されていない雰囲気とか、どんくささといった部分があって、わりと親近感を覚えます。

ネット通販開業サービスとして、表面的なスペックだけで選ぶと他社になるのかもしれませんが、同社からは、日本人的な何か、いわゆる非言語的な情報を感じ取ることができます。だから、多少の不満はあっても解約することなく、とりあえず使えているのかも知れません。

「料金は安いに限る。」といった、浅めの選択をする人には不向きだとは思いますが、人間的な何かを求めている場合は、選んで間違いではないと思います。安さだけを求める人や、とりあえずお手軽に、なんて考えている人は、ショップサーブを選ぶと失敗は必至なので、別のサービスを選ぶことをおすすめします。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。