起業するために必要な経験はあるのか?

実店舗

嫌味な言い方をしますが、初心者の良い訳として「初心者だけど」とか「経験ないんですけど。」があります。

事実として言っているならまだしも、「良い訳」として使っている場合は、正直「バカじゃね?」なんて思っちゃいます。

「なに良い訳から入ってんだよ。甘えてんじゃねーよ。」ということです。

もちろん、口に出して言う事はないですよ。

今すぐ経験を作ろう

いや、わかるんですよ。

自分も新しいスポーツを始めたときなんか「素人なんで。」「未経験なんで。」なんて良い訳しまくります。

先輩方の厳しい視線や指導を交わすためには必要な良い訳だと思っています。

でも、こと起業となると、そんな甘っちょろいことで逃げてばかりいると、あっという間に年老いて年金生活者になってしまいます。

若いうちは「将来」とか「そのうち」とか、そういった感覚になるは、めちゃくちゃわかります。

自分もそうでしたし、人生折り返した今でも、「また今度。」「そのうち」なんて良い訳をして先延ばししてしまいます。

結果どうなるかというと、そこにあるのは「現状維持」だけなんですね。

それを客観的に見たときの「つまらなさ。」と言ったらありゃしないです。

口では「あれやる」「これやる」と言って起きながら、1年も2年も現状維持。

若いうちは良いんです。

でもね、死を意識し始めると、もう、そんなこと言っていたら、そのまま棺桶というのがイメージできちゃうんです。

死ぬときに後悔したくないじゃないですか。

そのために、今は、思ったら即やる。

未経験のことでも即やる。と言う方針で日々を過ごしています。

行動する人になった

要するに行動する人になったわけです。

今までも行動はしていましたよ。

起業してから、何社か立ち上げたり、たたむ会社もあったり。

それなりに行動力はあるほうだと思っていましたが、自分の中では、全然納得いかないほどの行動のなさ。」というのが、ある意味、悩みというかひっかかりがあったんですね。

でも、やはり、人生ハーフを過ぎたとたん、です。

これまで年齢のことなど気にもしていなかったのに急に、「うわ、あと半分だわ。やべぇ」って思っちゃんですね。

そのように思うきっかけは、単に年齢だけではなく、身近にいた人が若くして亡くなったり、そこそこの年齢で元気だった人がぽっくり言ってしまったり、「あ、人っていつ死ぬかわからなかったんだ。」と実感したことなどもあります。

行動すると何が変わるか

行動する前って、「こういう結果が待っているだろう。」行動の後のことを想像します。

新規の営業先へ行けば「断られるだろう。」とか、いい感触の新規取引先「今日は契約取れそうだ。」とか。

あるいは、「気になるあの子に告白しても無理だろうなぁ~。」とか。

あれこれ妄想を掻き立てるわけです。

で、実際行動に移すと、想定通りのこともあれば想定外のこともあるわけです。

ここでポイントなのが「想定外」ですね。

想定通りだと「ああ、やっぱり。(以上)」で終わってしまう。

でも、想定外の結果もあるわけですが、そこを味わい尽くすのが人生の醍醐味ではないかと思います。

人間、知らないことのほうが多いし、知らない人の数のほうが圧倒的に多い。

自分の知識経験レベルなんて、地球規模で言うならば蟻レベル。

知らないこと、わからないこと、想像もしていなかったこと、出会うとも思っていなかった人。

ガシガシ行動することで、そういったことに遭遇することができます。

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ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。