仕入れ関連用語「リードタイム」とは

リードタイムとは

日本語で言うと納期。注文してから商品が届くまでの日数だったり日付だったり。デリバリーデイト(delivery date)、デリバリータイム(delivery time)も同じような意味合いで使います。輸入品を扱う仕入先などと取引していると使うことがある言葉です。

「ネット販売してい1アイテムが品切れしても、商社に今日注文したら【必ず】明日届く」そんな商品の仕入先はできる商社でしょう。商社も品切れを起こして、商品が売れない売り上げゼロの期間を作ってしまいたくないので、品切れを起こさないよう在庫の状況を見ながら海外に発注します。

この発注のタイミングをうまく掴めない商社は、何を発注しても「品切れです。」状態。タイミングをうまく掴めない商社と言うとダメ会社のように聞こえますが、実際にダメな会社と、仕組み上、そういった品切れがやむを得ない会社があります。アイテム数の多い商社にその傾向があります。

例えば、取り扱い数数万点という商社で、ある1商品が品切れした場合。小物雑貨とすると、それだけを海外工場に発注して「コンテナ1本分発注する」なんてできないわけです。もちろん、そういった商品もありますが、通常のコンテナ1本分に何千アイテムの商品を詰め込んで輸入します。

だから、全体の売れ行きを見ながら、「品切れA+品切れB+品切れC・・・・=コンテナ1本になりそう」このような状況が予測できたときに発注することになります。この発注タイミングによって売り上げが左右されるわけですから、輸入ビジネスの発注の仕事はおもしろそうです。このビジネスの要になるような仕事は創業社長がやっていることが多いです。ま、考えて見ると、ネット販売店の在庫管理や発注のタイミングなども同じですね。

リードタイム

いつも同じタイミングで発注できる商品なら楽。景気や季節などによって売れ方常に変化するので、在庫の減り方も一定ではない。販売店からの発注状況や、景気や市場の様子も含めて考えなければいけない。大変だけど楽しい仕事でもある。

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ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。