「ECサイト(ネットショップ)ってどうやって作るの?」
この質問は多いです。
答えは、作るのではなく借りる!
以上!(笑)
借りる選択肢は3つだけ
ネット通販のシステム(しくみ)を貸している企業はたくさんあります。
ピンキリ。
でも、よくみると3つくらいしか選択肢がないんです。
よくわからない人
「なんか難しそう。」
「よくわからない。」
そういった超初心者は、BASE株式会社。
無料なんで、まずはベイスを試してみてください。
ただし、システム利用料は無料ですが、売り上げがあがったら手数料約10%が引かれます。
通販のベテランにしてみると、ありえない高額な手数料なので、もし、手数料が気になるようであれば、次のシステムを。
普通にできる人
ブログをやったり、ツイッターをやったり、ネットのサービスを普通に使える人。
そのような人は、Shopify(ショッピファイ)
カナダのシステムですが、めちゃくちゃよくできていて、しかも月額3000円~。
ほとんどの人は3000円ポッキリコースで十分です。
しかも、超ありがたいのがクレジットカード決済付き。
クレジットのために余計な固定費がないんです。
クレジット手数料も3.4%と、国内最安値です。
私もいくつかの店舗で使っていますが、サクサク売れています。
まあ、売れる売れないはシステムは関係ないですが、お客さんもお店側も、とても使いやすいシステムになっています。
ショッピファイが普通に使えるようなレベルなら、ヤフーショッピングも出店無料なので追加でトライするのもありです。
本格通販ビジネスの人
企業の通販事業部の立ち上げなどの場合は、楽天、アマゾン、本店サイト。
本店サイトは、ショップサーブやフューチャーショップなどの、老舗の通販システムを使います。
月額15000円~と、個人にはちょっとハードルが高いですが、必要な機能が網羅されているので、ビジネスが大きくなっても対応できます。
例えば、月商10億。
そんな規模でサクサク&ホイホイ操作可能です。
ABテストやリピーター対策系のツールも、しっかり装備されているので、長期的にビジネスを育てる場合に向いています。
売り方を鍛える!
前置きが長くなりました。
ネットショップは作るのではなく借りる!
借りたなら商品を登録する。
すると、自動で販売サイトはでき上がります。
そして、ここからが重要。
売れるページを作る。
具体的に言うと、売れる内容に仕立て上げていく、ということです。
集中するのは3か所です。
ページのタイトル、写真、説明文
タイトル(キャッチコピー)
別名キャッチコピー。
訪問者に、立ち止まってもらうためのキャッチコピーを考えます。
例えば、「大容量電子レンジHTCH001」
普通の家電ショップなら、このようなタイトルをつけるでしょう。
これを見たユーザーは「大容量」「電子レンジ」ということは瞬時に認識します。
でも、「大容量」って、具体的にわからないじゃないですか。
そこで「6人家族用」とか「大家族用」とか、一発でイメージできる言葉をつけてやるわけです。
すると、それを探していたユーザーは「はっ」として足を止めます。
写真・説明文
写真も説明文も、キャッチコピーで立ち止まったユーザーに、さらに必要な情報を与えるという点では同じです。
ネット検索するユーザーの大半は、何らかの問題を解決しようと行動しています。
上の例なら、「大家族用の電子レンジが必要」という問題を解決しようとしているわけです。
そこで、写真や説明文を読んで自分の問題を解決できる商品かどうかを判断していきます。
写真も説明文も、あますところなく情報を掲載する必要があります。
順番としては写真!
「百聞は一見に如かず。」というコトワザがあるように、見るのが一番早い。
また、最近のネットユーザーは、さらに面倒くさがり屋になっているので文字を読まない。
だから、写真で必要なことをできるだけ伝えます。
説明文については、上から「5~6行までが売り」のための文章だと思ってください。
あなたもWebサイトのページ、上から下まできっちり読むなんてことないと思います。
上部が重要なんですね。
最初に結論をもってきて、その説明を下に書いていくというイメージです。
写真がキモ!
ネット仕入れサイトのトップセラー(topseller)からの引用です。
このように、写真は「使っているイメージがわかる」ものにする必要があります。
ひと昔前なら、どこのお店も布団の写真だけで販売していました。
でも、そんな店ばかり増えたので差別化できないので、より魅力的な写真を取り入れるお店が増えてきたのです。
もはや知恵比べの世界です。
このトップセラーのページを見てもらうとわかりますが、「これでもか!」というほど写真が用意されています。
実物に触れないネットショッピングのデメリットを克服すべく、部屋に置いたときのイメージや、手に取って素材感を確かめているかのような写真ばかりです。
最近のメーカーは、あらかじめ「売るため」の写真を用意してくれていますが、そうでないメーカーのほうが、まだまだ多いです。
そこで、自分のところで写真を編集するという作業が必要になってきます。
写真編集はWebで
写真編集と言えば、フォトショップ。
これは昔の話。
そんな高額なソフトを買わなくても、今は無料、そしてウェブ上で簡単に写真編集ができます。
おすすめはcanva。
このサイトでも全開で使っています。
例えば、無料素材を使って、、、
canvaに放り込んで、文字やイラストなどを配置すると、、、
2分ほどで出来上がります。
下手くそなデザインになっちゃいました(;^ω^)。
昔は専用ソフトを使わなければいけなかったことが、無料でWeb上で簡単にできるようになっているわけですから、使わない手はないですよね。
「ネットショップはどう構築するか?」よりも、売れるページをどのように作りこんでいくか?ということが非常に重要なのが、お判りいただけたでしょうか。
売れるためのページ作りは、キャッチコピー、写真、説明文。
この3点セットを中心に、立ち止まったユーザーが「買いたくなるよう」錯覚させる、というと詐欺みたいですが、そういう気持ちになってもらえるよう作りこむ必要があります。
有名店などを見れば、その工夫をいたるところに見つけることができるので、良質なお店をたくさん見て研究するのも大事です。
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