ネットショップ運営における内装と外装という基本的考えと施策(内装編)

ネットショップの内装

数年前に受けたショップサーブのセミナーテキストから、ネットショップにリアル店舗の言葉である「内装」と「外装」という考えを取り入れた店づくりの方法について。

とても分かりやすいので、ネットショップを始めたばかりの人向けにはちょうどいい内容かと思います。

商店街のお店でもイオンモールのお店でも、例外なく実店舗には内装と外装があります。

内装は文字通り店内の壁に始まり陳列棚、鏡、レジカウンターなど。

外装は通りを歩く人から見える外の部分、看板や入口ドア、植えこんだお花や各種植物まで。

お客さんの自転車が乱雑に止められていたり、空の段ボール箱などを積み上げているのが見えても、それも外装ですね。

さて、そんなリアル店舗の内装、外装の考えをネットショップに取り入れると、どういうことになるか。

内装で押さえるポイント5

ネットショップでも内装は店内のこと。

お客さんが訪問した後「見える部分」のことです。

商品写真や商品写真、各種キャッチコピーや説明文など。

それらについて、「どのように作っていくのがベストか?という指針になる考え方です。」

これら5つのポイントを実践することで、最終的には集客力を向上させ購入率も高めることができます。

(1)適度な数の商品数を掲載しよう

知人のネットショップは商品点数30点ほど。

写真と商品名、商品説明だけ。

PCでアクセスすると、なんとも味気のない雰囲気。

スマホでは、それほど感じないけど「人が営業している感」がちょっと弱く、お店として無表情な印象です。

結果、全然売れていないお店になっています。

商品数は最低でも3000点とまで言わないまでも、100点~300点くらいは欲しいところです。

少なすぎると貧相な感じだし、多すぎると、今度はお客さんが迷わないような対策が必要になるので、「適度な数字」を目指します。

(2)豊富な情報を提供しよう

「この商品はフランスから仕入れた雑貨です。」以上。

ひとつの商品に対して説明が少なすぎるのは、来店したお客さんに不親切。

その商品に対して、まったく知識を持たないお客さんを前提に情報を提供していきます。

例えば、「ニット製品を洗濯機で洗って乾燥機にかける。」

普通は、そんなことする人いませんが、知らない人は知らないんですよね。

だから、「ニット製品は乾燥機NGです。」と言った、アパレル関係者なら当たり前に知っているようなことも、ちゃんと書いておく。

また、「もし縮んでしまったら。」といったコンテンツも、関連性の高い情報として載せておく。

このように、何の前知識もない来店者に対して情報を提供しようと思うと、意外なボリュームになります。

連想ゲームを楽しむようにコンテンツを増やしていくのがコツです。

特に、商品数が少ない場合、集客力も弱くなります。

ドメイン直下にブログを用意し最低でも300ページ以上の直接的、間接的コンテンツを積み上げます。

(3)正確な情報を提供しよう

今ではネットを調べると何でも情報がでてきます。

だから、他のサイトからコピペで情報を取ってくることも多いと思います。

でも、「果たしてその情報は正確か?」

不正確な情報をお客さんに伝えるのも不親切ですし、お店の信頼感を損ねます。

自分発の一次情報であれば間違いありませんが、二次情報以降の情報については、毎回その正確性をチェックするのが大事です。

(4)常に新しい情報を

別の言葉で言うと更新頻度。

ネットショップは作っておしまいではなく、作ってから育てていくものです。

毎日とは言わないまでも、定期的に情報のメンテナンスをして、常に最新の状態に保っておきます。

実店舗のアパレルショップでも、5年も6年も前のシーズンの商品を並べることがないように、最新の商品や情報を前面に持ってくることによって、お店の鮮度を保つことができます。

特にブログなどは、必ず書いた日付や更新の日付が出るよう設定しておきます。

ブログの記事ひとつとっても、検索ユーザーは「その記事がいつ書かれたのか?」を非常に気にしています。

更新日がいつかわからない情報は、信頼性が非常に低いのです。

(5)全体として安心感を

商品数も十分、情報量も十分、最新情報も載っている。

でも、どこか怪しい・・・

そんなふうに思われると、すべて台無しになります。

「店名」「レビュー」「商品の詳細情報(スペック)」「問い合わせ先」「送料」「運営者情報」「支払い情報」「在庫情報」「返品キャンセルの条件」「荷姿(どのような状態で届くか、宅配ボックスに入るかどうか知りたい。)」など、ネットショップ基本の情報をしっかり見せる。

さらに、「実店舗があるならそのアピール」「スタッフや店長の紹介」「コンセプトや想い」など、人の温もりを感じられる接客をされているような感覚になる店づくりを目指します。

また、賑わい感もあわせて演出すると、さらにパワーアップです。

まとめ

ネットショップが完成したあと、広告運用ですぐに注文を取る方法もありますが、今回は中長期的な対策です。

急がず慌てずコツコツ行っていく、ネットショップ運営の仕事です。

ここで手を抜いてしまうと、閑古鳥のなくお店、ただの観賞用のホームページになってしまいます。

内装には写真や各種クリエイティブも必要になるので、写真編集ソフトやイラストソフトの使い方にも慣れていく必要があります。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。