一人で焼き菓子や洋菓子のネット販売を始めるのが超困難な2つの理由

焼き菓子のネット販売

この記事は約6分で読むことができます。

お菓子作りが好きな女性って多いですよね。

特に、時間にわりと余裕のある主婦さんなんかは、「自宅でクッキーを作って副業でネットショップなんかできないかしら?」って思うことが多いようです。

夢を見ること、夢を実行すること、どちらも素晴らしいことです。

でも、焼き菓子のネット販売、特に一人で始める場合は、超困難なんですよね。

その理由について3つほどあげておきます。

店舗と許可が必要

通販と言えど、食品を販売する場合は、自宅以外に専用のキッチンが必要です。

これがないと、焼き菓子の許可や飲食店の許可が下りません。

なので、物件費用はもちろん、シンクや放冷台など、許可を取るためにそろえないといけない什器等で費用がかかります。

通販なので路面店舗を出す必要がないので、ビルの2階や3階などでも、物件オーナーが許可していれば安く借りることはできます。

地方なら家賃2、3万円もだせば、焼き菓子専用のキッチンは作れるでしょう。

でも、都会は安くて5万、7万、10万と高額になります。

したがって、田舎に行けば行くほど、焼き菓子のネット通販店はやりやすいでしょう。

売る方法は知っているのか

じゃ、「店舗を借りて始めるぞ!」と勢いよく契約して、内装を整えていざスタート。

どうやって売りますか?

ネットショップ?メルカリ?

かけた費用を回収できるレベルで売れる自信はあるでしょうか。

すでに、かわいいクッキー、おいしいクッキーなど、有名店がひしめくネット通販市場で、どうやってアピールするのでしょうか。

その手段は考えていますか?

もちろん、「趣味で楽しむため、なのでちょっと売れるだけで良い。多少の赤字は埋め合わせできる。」そんな場合は、「売れるか売れないか」はさほど気にしないでも良いでしょう。

クッキー通販個人店の収入がヤバイ

とある女性が10年以上前にクッキーのネット通販を始めました。

100万円以上かけて専用のキッチンを作り、許可もとって販売を開始しました。

特徴のあるクッキーのため話題になって、よく売れるようになりました。

注文を全部受ける勢いで頑張っていたところ体調を崩して、しばらくお休み。

その後、復帰して限定生産に切り替え。

注文は途絶えることはありません。

以上の話を聞くと、いかにも儲かってそう」に思えるかもしれませんが、月商は20万円。

何年もかけてお店を育て、お客さんもついたにもかかわらず、このくらいの月商です。

月商とは売れた金額の合計です。

そこから、原材料費、家賃、水道電気代などを引くと、お小遣い程度でしょう。

細かい数字は公開されていませんが、個人的に調べたところ、そのエリアでの家賃は安くて7万円。

原材料費を安く見積もって4万円。

水道電気ガスなどで3万円。

20万円から引くと残り6万円。

だいぶ大きく見積もっていますが、1カ月フルで働いてこれくらいです。

成功店でも。。。

解決方法はこれだ!

焼き菓子を店舗販売だろうがネット販売だろうが、焼き菓子の販売には専用のキッチンをお金をかけて用意する必要があります。

一戸建てなら、敷地内にプレハブなどを使って安価にキッチンを作ることも可能ですが、マンションは100%不可能と思って良いでしょう。

もちろん、キッチン専用のマンションを借りれば話は違ってきます。

とにかく食品の販売を開始するには、物件という箱と什器など、とにかく初期費用が掛かります。

上記の女性の場合は初期費用200万円くらいだったと思いますが、1人でこの額を負担するのはあまりに大きいでしょう。(お金が余っている人は別ですが・・)

じゃ、どうすれば良いか?

答えは「1人じゃなく複数人でキッチンを借りる。」です。

簡単な例で言えば、焼き菓子を作りたい主婦仲間を5人くらい集めて共同キッチンを作るワケです。

費用は全部割り勘。

すると一人あたり40万円と、へそくりレベルまで下げられます。

もちろん、そのためには「組織」としてのルール作りもしっかり考えて進める必要があります。

一気に5人が狭いキッチンで作業するのは不可能なので、「誰がいつ使うか?」といったスケジューリングもセットで決めて行かないといけないですね。

ルールを作って、全員がちゃんと守れるなら主婦仲間による共同キッチンでの焼き菓子販売も可能となります。