3日目Shopify「代引き手数料」と「サブスク」問題発覚

代引き手数料やサブスク

特許をとった新商品を販売したことがあります。

これがびっくりするほど売れなかった。

その時に、「特許」というのは、消費者にとっては何の訴求にもならないということに気づきました。

特許情報を見ていると面白いですよ。

「壁掛け電子レンジ」なんて特許情報もあります。でも、残念ながら、切り口は斬新だったのかもしれませんが、需要がないのでしょう。製品化されることなく、アイデアの記録に終わっているようです。

さて、今回は特許とは全然関係のない話。

クライアントのネットショップさんのShopifyへの引っ越し記録です。

代引手数料の自動加算機能なし!?

当該ショップさんは、クレジットカード、アマゾンペイメント、銀行振込、代金引換といった決済方法を提供しています。

旧通販システムでは、何の問題もなく提供できていた決済方法です。

今日、気づいたのがShopifyでは「代金引換」という決済をつくることはできるけど、手数料の自動加算ができない・・・ということ。

まじか・・・

いや、できるにはできるんですが、有料プラグイン(月額約3,000円)を入れなければいけないんです。

せっかく月額27ドル(約3,000円)で通販機能オールインワンなのに、代引きの手数料のために月額3,000円て意味不明ですから、使わないことにしました。

で、どうするか。

人海戦術。

つまり、「代引き」率はどんどん減っているので、代引きの場合、注文が完了したあとに手動で加算することにしました。

手数料無料という選択もあったのですが、単価が2,000円くらいからなので、手数料330円は割合で言うと16%。カード手数料の3.4%にくらべるとべらぼうに高いので、「無料はなし」ということになりました。

5年後には、決済方法としての「代引き」は、今で言う銀行振込以下の割合になるとふんでいます。

定期購入サブスク機能なし

当該ショップさんは物販ですが、定期購入はいまのところやっていません。

なので、通販システムの引っ越しのときに、サブスクができるかどうか?ということについては、議論になりませんでした。

でも、サイトを引っ越ししてリニューアルをしたのを期に「定期購入もやってみようか。」的なノリになりました。

が、しかし、Shopify決済に定期購入機能なし・・・

まじか・・・

調べると、これも有料プラグイン(サードパーティー)で提供されていました。

こちらは Bold Subscriptions というアプリですが、月額約2,000円です。

ん~微妙。


出典:amazon.co.jp

サブスク0円のWooCommerce+Stripeで代用

月額2,000円は、一見安いようにみえますが、利益が出ていない段階でも固定費としてかかるわけですから「なし。」という判断になりました。

そこで提案したのが、WooCommerce(ワードプレスの通販プラグイン)+決済サービスのStripe。

サイトは別になりますが、この組み合わせなら固定費0円で定期購入のプランが作れます。

まだ、「定期購入だけ販売サイトを分ける」というのが、またも微妙な感じもありますが、売上も作れていないのにかけるパターンはバカか金持ちの道楽ですから、サブスクを始めるならWooCommerceという選択を候補にあげておきました。

まだ、具体的には進んでいないので、話がスタートしてから考えることにします。

ドメイン変更、接続スムーズに

昨年は、ショップサーブからShopifyへのドメインの接続で苦労しました。

それを記録していた甲斐あって今回は一発で成功しました。(昨年の記事:Shopifyへのドメイン接続がやたら難しい壁にぶち当たる。(゚∀゚!)

今回は、わずか2ステップ。

1.ムームーDNS設定
2.Shopifyドメイン変更設定

この2ステップで50分ほど?で変更接続に成功しました。

ドメイン接続

接続がうまく言ったときの画面です。SSLは保留中となっていますが、待っていれば勝手にSSLになるので楽ちんです。

一昔前は、翌日でも旧サイトが出てきたり新サイトがでてきたり、不安定な状態が数日続くこともありましたが、進化したようで1時間以内に、すっきり変更できるようです。


出典:amazon.co.jp

ん?動画がどうなの?

Shopifyでは、ページに動画を埋め込むことができます。

動画サービスは、もちろんyoutubeやVimeo。

ところが、メディアをアップロードするコーナー(「設定」→「ファイル」)で、「画像、ビデオ、ドキュメントをアップロードする」とあるじゃないですか。

これって、外部の動画サイトを使わなくても直接動画を埋め込めるってこと?と思ってやってみましたがダメでした。

MP-3の音声ファイルは、ページ内にプレーヤーを埋め込んでその場で再生することができますが、MP-4ファイルはアップロードしても再生することができません。

なので、「画像、ビデオ、ドキュメントをアップロードする。」というのは、たしかにアップロードはできるけど使えないので、「ビデオ」のところは「音声ファイル(MP-3)に変更しないといけないですね。

昨年春に使ったときよりも、管理画面やユーザビリティーはどんどん進化しているので、多少使いづらいところはありますが、今後は大いに期待できる通販サービスと言えます。

使えば使うほど、他のサービスは「とてもじゃないけど使えない・・・」そんな人がたくさん現れる時代もくるかもしれませんね。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。