ヤフオクやメルカリなどでネット通販

ヤフオクもメルカリもネット通販

ネット通販とは、ネットを使って通販をすることなので、ヤフオクで売ろうがメルカリで売ろうが、立派な「ネット通販」と言えます。

とは言え、Shopifyなどの本格的なネット通販とは若干違いがあるので、それらも踏まえて解説してみたいと思います。

なお、使ってみたり出品してみたりした感想として「集客力」を★で表しています。

あくまで、個人体験に基づく印象なので、あらかじめご了承ください。

ヤフーオークション

ヤフオク

集客力 ★★★★★

ヤフーオークション、通称ヤフオク。

「◯円から入札して期限がきたら最高入札者が商品をゲット。」というのが、もともとのスタイルです。

しかしながら、1円を開始して1円で終わってしまっては大赤字。

利益の出る価格からスタートしても構わないし「即決」と言って、「この値段でしか売らない。」という設定もできます。

売れる商品ならわざわざ低価格からスタートする必要もないですからね。

上記★で示したようにヤフオクは集客力があります。

ヤフオクには買う気満々のユーザーがたくさん集まります。

だから、「どんなものでも」とは言いませんがジャンルによってはよく売れます。

ユーザー層は中年を中心に男性がもっと多いのではないかと思いますので、中年男性をターゲットにした商品には相性が良いといえます。

2年位前に機械ものを出品したときに「23歳ですど、」と、年確しているわけでもないのに、向こうから年齢を教えてくれて「へぇ~そんな若い人もヤフオク使うんだ。」と驚いたことがあります。

メルカリ

メルカリ

集客力 ★★★★★

老若男女問わず、もっともユーザー数が多いのではないでしょうか。

「月間2,000万人以上もが利用している。」というデータもあるので、下手するとヤフーショッピングなんかよりもアクティブユーザーは多いのかもしれません。

個人的にもよく使いますが、「とにかくすぐ売れる!」というのがメルカリの印象ですね。

もちろん、不用品などを安く出しているというのもありますが、base(ベイス)のように「通販ができるツール」以上でもなく以下でもないサービスに比べると、集客力がありますから、一般的な商品でもとても売れやすいです。

ネックはやはり売り上げ手数料の10%でしょう。

当社はShopifyでメインの通販をやっていますが、カード決済では3.4%の手数料のみ。銀行振込や代金引換については、手数料は0円ですから、利益率の差では難ありと言えないことはないでしょう。

それにしても、本当によく売れるので、当社もメルカリでの販売にも力を入れようと取り組んでいます。

ミンネ

ミンネ

集客力 ★★

ハンドメイドを中心とした出品、販売ができるminne(ミンネ)

現在では、食べ物やチケットなども扱うようになって、まるでちょっとしたショッピングモールのようになっています。

ただ、ミンネ自体の世間の認知度は低く、楽天やAmazon、あるいは、メルカリのような集客力は持っていません。

なので、「ハンドメイド商品を初めて売る。」という人は、是非トライしてみて欲しいですが、びっくりするほど売れません。

売れないどころか見られることすらありません。

少し実験したことがあんですが、同じハンドメイド商品をミンネとメルカリに同時出品したら、ミンネのアクセス10に対してメルカリは200と20倍近い差がでました。

もちろん、これはモノによりけりですが。

クリーマ

クリーマ

集客力

クリーマも、ミンネのようにハンドメイド品が中心の売買サイトです。

ミンネより規模が大きく、家具、ドリンク、アートなどカテゴリ数も多いのが特徴でしょう。

集客力に関しては、「ミンネより若干あるかな?」くらいの印象です。

あくまで印象ですよ。

まわりで「ミンネでアクセサリーを買った。」という話は聞かないけど、クリーマはちょくちょく聞くことがあるというのも影響しています。

クリーマはアカウントを持っているだけで出品はしていませんが、アイアン(鉄)製品の作家から作品を買ったことがあります。

デザイン、クオリティーともに高く、ものづくりニッポンを感じることができました。

このように一度良い印象を持つと、「クリーマに行けばハイクオリティーなハンドメイド品が買える。」と思って、次も使おうかなって思いますね。

Etsy(エッツィー)

Etsy

集客力 ★★

Etsy.comは海外版ミンネ、クリーマのようなサイトです。

アメリカのNASDAQ上場企業がやっていますが、日本語サイトもあります。

エッツィーの何がスゴイって、マーケットが全世界ということです。

日本語サイトは日本人限定ですが、英語人口は15億人もいます。

以前、ドイツ人の出品商品を買ったことがありますが、英語を公用語にしてなくてもオンラインのやり取り程度の英語くらいならできる人を含めると3倍も4倍ものユーザー数になると考えられます。

日本人でも簡単に海外販売ができるので、世界を目指している人はどんどん出品しているのがわかると思います。

日本での知名度はさほどですが、世界的には有名なので、グローバルに販売していきたい人はぜひチャレンジしていただきたいと思いますね。

売れている人がやってること

通常のネット通販ではなく、他人の作ったプラットフォーム上で売買ができるサービスに限って紹介してきました。

どっちを選ぼうとも、継続的に売れる人や企業がやっていることは同じです。

それは、常にに新規客を獲得する努力をするのと同時に、リピーターやファンを作っていくことです。

ネット販売初心者の頃は、商品が売れたら「やった!売れた!」と喜んでおしまいです。

でも、継続的にビジネスを続けられる人は、売れたら喜ぶのは喜びますが、買ってくれた人をフォローして、また次回買ってもらえるような対策を怠りません。

「売りっぱなし」というやり方は、その場だけの売り上げですが、「フォロー」することで、リピーターが付き、ファンが付き、新規客に加えて売り上げもプラスされていくので、結果繁盛するという流れが作れます。

クーポン

ちなみに、フォローするとは、例えば、買ってくれたお客さんに1ヶ月後、「使用感はいかがですか?もしお気づきの点などあれば教えてください。」といったメッセージを出したり、「新商品がでましたので、以前お買い上げの方には10%クーポンをお配りしています。」など、継続的に顧客との関係を築いていくことです。

ま、これはネット通販に限らず、世の中すべてのビジネスに共通することなので、知っておくと良いと思います。

顧客フォローやリピーター対策の具体例などは、運営カテゴリーでたくさん紹介しているので、よかったら参考にしてください。