ヤマダモールの出店料金など

ヤマダモールどうなのか?

実は、あのヤマダ電機がモールをスタートしていたって知っていましたか?

「ヤマダモール」って、響きがビミョー(笑)

あ、ネーミングの話になっちゃいましたが、

ヤマダモールに出店してみた。

と言いたいところですが、今のところ様子見です。

ECサイト運営者としては、できるだけ販売チャンネルを持ちたいところ。

楽天やアマゾン、ヤフー以外の販売チャンネルを模索中に、ヤマダモールの出店料やロイヤリティーについて調べてみた。

出店料金や販売手数料など

モールに出店する上で、一番気になるのが「出店料」と「ロイヤリティー」です。これが高すぎると採算採算が合わないですからね。で、気になる料金プランです(2016年11月現在)。無料資料からなので公開しても問題ないと思いますが、問題あればお問合わせからお知らせ下さい。赤い文字だけがプランで異なります。

課金項目ライトプランプラチナプラン
初期費用0円0円
システム利用料
(月額固定料金)*1
10,000円10,000円
販売手数料
(売り上げ課金)
5%5%~2.5%
ポイント利用負担費3.0%0.0%
契約期間半年(前払い)1年分(半年分前払い)
出店方式テナント形式テナント形式
ポイント発行費用*2店舗様負担店舗様負担
カード決済利用料2,000円
(カード利用ない場合は発生しない)
2,000円
(カード利用ない場合は発生しない)
カード決済手数料決済額の3.6%+15円/件決済額の3.6%+15円/件
登録可能商品数1万商品未満5万点未満
メルマガ配信週2回無料週7回無料
キャビネットキャビ2G。GOLD100MBまで無料。*4キャビ2G。GOLD100MBまで無料。*4
アフィリエイトパートナー様ご負担率1.6%
(両立の変更不可)
パートナー様ご負担率1.6%
(両立の変更不可)
その他の広告*3広告販売あり広告販売あり
配送料お客様負担*5お客様負担*5

で、注意書きがいろいろと。
*1)出店料は半年分(60,000円)の前払い
*2)お客様に進呈するポイント発行費用は自己負担。
*3)モール内バナー広告、メールマガジン広告など。
*4)キャビネット容量については1GBごとに10,000円/月、GOLDは100MBごとに5,000円/月の別途費用がかかるとのことですが、キャビネットて何なのかの説明がありません。サーバー容量のことでしょうか。だとしたら異常な金額ですが、、
*5)送料無料の実施の場合はパートナー様負担です。ん?パートナーって何?お客様は同義なのか?

ロイヤリティー(販売手数料)内訳

プラチナプランについては、月商ごとにロイヤリティーのパーセンテージが異なります。

まずは、ロイヤリティー(販売手数料)比較です。

とにかく、ややこしい。

ロイヤリティー比較

対象売上高プラチナプランライトプラン
0~100万以下5.0%5.0%
100~200万円以下4.0%
200万~300万以下3.5%
300万~500万以下3.0%
500万~2.5%

100万~200万以下は、正確には100万と1円以上です。月商が大きければ大きいほど、ロイヤリティー負担が少なくなるのがプラチナプランのメリットですね。全部税抜きです。

ポイント利用負担額

対象売上高ライトプランプラチナプラン
0~100万以下3.0%0.0%
100~200万円以下
200万~300万以下
300万~500万以下
500万~

合算インセンティブ (なんですかね?これは。)

対象売上高ライトプランプラチナプラン
0~100万以下8.0%5.0%
100~200万円以下4.0%
200万~300万以下3.5%
300万~500万以下3.0%
500万~2.5%

出店のメリットはあるのか?

資料によるとヤマダモールに出店するメリットは3つあるとのこと。

メリット1 ヤマダ電機アプリ2,350万会員
メリット2 日本最大級ヤマダポイント
メリット3 モール3年連続200%成長

アプリは、さて置いておいて、モール3年連続200%成長というのが気になりますね。

ヤマダモールのドメインは「ymall.jp」です。2010年に新規取得されています。

実質稼動は2012年からで2016で4年目ということですね。

出店料は楽天とは比較にならないほど安いので、出店無料のヤフーショッピングほどではないにしろ、出店者は大手を中心に増えていくかもしれません。

今のうちにヤマダ電機の株を買っておいたほうがいいかもしれませんね。

話はそれましたが、アプリの会員数が2000万人とのことですが、これはダウンロードの本数でしょう。

でも、実質的にアプリを使っているアクティブユーザーは人は30%とか20%とかじゃないですかね。

ポイントについては、どうなんでしょうか。

ヤマダ電機のポイントカードを持っている人を知らないので、というか近所にヤマダ電機がない。

いや、あるけど、いつも通る道路の反対側にあって、中央分離帯があるので寄ることがまずない。

気になる点

資料にある「他モールと顧客かぶり(少)」という特徴は、もしかすると注目に値するかもしれません。

その理由は、「リアル店舗からの集客のためお客様はEC未経験者」とあります。

つまり、完全アナログな客にリーチできる可能性があるわけです。

ただ、ECに未経験者を自社のネットショップに呼び込んでネットで販売するのは、ちょっとハードルが高いかもしれませんね。

自社商品をヤマダ電機の店内に置いてくれるなら話は別ですが、スペースには限りがあるので難しいでしょう。

あと、会員一人あたりのポイント所有の平均が3000だそうです。

でも、ポイントを使いたいけど、ヤマダ電機内に欲しい商品がない。

つまり、「商品が不足している。」だから、御社の商品をぜひヤマダモールで!という流れです。

生活用品から電化製品、消耗品までなんでもそろうヨドバシカメラの競合になりそうですね。

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