仕入先(メーカー)や仕入値を聞かれた場合の対応

「すみません。商品Aの仕入れ先を教えてもらえますか?」「お世話になります。製品Bの仕入れ値を教えてもらえますか?」など。非常識な問い合わせが入ることがあります。
仕入先や仕入値は、お店にとっては企業秘密のひとつです。どこの馬の骨かわからない人に、そうやすやすと教えるものではありません。
でも、その種の問い合わせがあった場合「教えるもんか。ばかやろー」と返事するわけにはいきません。そんなときの対応方法について紹介します。
角が立たないように教育
ネットショップ運営者にとって、このようなメールを見た時の正直な気持ちは「こいつバカ?」で共通しています。そのまま返してしまうと「印象の悪い店」などと悪いウワサに発展しかねないですし、受け取った側もショックを受けることが考えられます。角が立たないよう、やんわり断りましょう。
問い合わせをしてくる人の年齢はわかりません。もしかすると、ネットショップにある小学生や中学生かもしれません。そうなると、非常識というより、単に若すぎて「知らないだけ」ということになります。
もっともおすすめ断り方は、「仕入先(メーカー)や仕入値については、弊社と契約した販売店様のみお伝えしております。」と、卸販売をしていることを前提としたような書き方をします。
「じゃ、仕入れさせてください。」ときた場合は、「実店舗あり」「法人のみ」など、厳しい取引条件をつけて返してやれば、もうメールは来なくなります。「相手は、仕入先や仕入値は取引契約をして初めてわかること」や「仕入れをするには取引条件を満たさなければいけない。」など、学校では教えてくれないようなことを教えることができます。
文例
この文例を用意してみました。無料素材なので自由にコピペで使って頂いてもかまいません。ただし、これにより生じたトラブル等に関しては、 当サイトは一切責任を持ちませんのでご注意ください。
栃木 健 様お問い合わせ頂き誠にありがとうございます。ホゲホゲショップの戒行と申します。商品Aの仕入先(メーカー)や仕入れ値に関しましては、 弊店と卸契約を結んだ企業様にお伝えしております。 恐れ入りますが、仕入れをご検討の場合は、 下記のページよりご申請頂けますと幸いです。 https://hogeranet2016.jp/oroshiuri/ 折り返し担当よりお返事差し上げます。 今後ともホゲホゲショップをよろしくお願い申し上げます。--署名 --