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ハンドメイド商品の作り方と売り方

既成品にはない「オンリーワンの魅力」と「作る楽しみ」、そして「収入が得られる(かも?)」という良いことずくめ、夢いっぱいのハンドメイド商品。作るのは決して難しくありませんが、これをネットで売るとなると、ちょっと頭を使わないといけないんですよね。

もちろん、「作った作品を人に見てもらえるだけで満足だ。売れようが売れまいがとっちでも良い。ま、年に1回くらい売れたら嬉しいかな。」といった趣味ベースの方に、このページは不要です。好きな作品をどんどん作ってください。

このページでは、オリジナル商品の作り方や売り方、値段の付け方、そして、売れない理由、そして売れる商品の見つけ方(例9などにも切り込んでいきます。

1.それ、売れるの?というか買う人いるの?
2.メルカリやヤフオクでチェック
3.値段の決め方
4.売る手段を見つけよう
5.売れる商品の見つけ方 2つの方法
6.売れない理由は簡単にわかるよ
7.盲点!ちゃんとキャラ変えてますか?

1.それ、売れるの?というか買う人いるの?

需要(じゅよう)とは、簡単に言うと、「商品を探し求めている人の数」です。これはメーカーの作った既成品を販売するときと同じ考え方です。探している人がいなければ、あなたが、どんなに素敵と思っている商品でも、残念ながら見向きもされません。言い換えると、「素敵」と思っているのは、この世にあなただけということです。売れる理由がないです。

ですから、逆に、「素敵」と思う人の数が多いものを作れば自動的に売れるということになります。理想は、「自分自身が欲しい!」と思うモノで、他の人も同じように「欲しい!」と思ってくれたらバッチリ売れるということになります。

  • そこで、「センス」というものが重要になってきます。「これ欲しい!」と思ったものを2つ仕入れて、1つは自分用に、1つは販売に回したことがありますが、センスがなさすぎたのか、マニアック過ぎたのか、売れるのに半年以上かかったこともあります。売れるには売れましたが、これでビジネスが成り立つほど、回転の良い商品(「売れては仕入れ」→「売れては仕入れ」ということ)ではなかったわけです。

2.需要調査はメルカリやヤフオクが早い!

考えついた商品のサンプルをひとつ作って、とりあえず無料で出品できるメルカリやヤフオクに出品します。そこで、市場の反応がすぐに得られます。1週間に1点も売れたならヒット商品と言えます。

十分ビジネスになります。でも、2ヶ月も売れない場合は、需要そのものがない可能性が高いと考えられます。次の作品にチャレンジするなど、アクションを変えてみると良いです。

ネットショップを持ってハンドメイド商品を販売している主婦さんを知っています。どういういきさつで、始めたのか聞いていませんが、少なくとも、コンスタントに注文が入る形を持って運営しています。

売れるか売れないかもわからないような商品で、ご立派なネットショップを作るのは何も知らない中小企業の二代目バカ息子だけで良いでしょう。ハンドメイド商品の場合は、小さく始めて育てていくのが、一番合っています。大原則と言っても良いでしょう。

3.値段の決め方

値段の決め方は、実は、けっこう難しいです。安すぎると儲からないし、高過ぎると売れないですよね。お人好しすぎても、欲張りすぎてもダメってことですね。でも、基本「自由に決められる」という点は、ハンドメイドの強みです。

「よく売れて適度に利益が取れる価格」が理想ですが、その数字が簡単に割り出せると苦労しないわけです。こればかりは市場の反応を見ながら調整していきます。

メーカー既成品の場合は仕入れ価格が決まっていて、「いくらで売るか」ということだけに集中できますが、ハンドメイド商品の場合は、販売価格(値段)も、仕入れ価格(仕入原価)も自分である程度コントロールできますから、両方について考えながらやっていくことになります。

原材料品を小売価格で仕入れて作るよりも、仕入れ価格で原材料を仕入れたほうが、原価は押さえられます(当然ですが)。

例えば、100均で売っている商品を3つ使って、何かを作った場合、原価は300円(税別)ということになりますが、これを仕入れ価格(半額)で入手できれば、原価は150円(税別)です。同じ売価で販売したとしたら150円も利益が増えます。

ハンドメイド作品の原価計算

「たった150円!」という感覚の持ち主は、かなりどんぶり勘定です。お店をやっていると、150円を100倍、1万倍、10万倍、にして考えます。つまり、15,000円の差、あるいは、150万円や1500万円の差としてとらえます。

ただ、「原材料を卸価格で」となると、個人では難しいことも多いので、ネットを使って、あらゆるサイトを見て回って最安で購入するくらいのことはしたほうが良いでしょう。

以前、そんな感じで、「この材料を使って商品が作れないか?」と考えたとき、まずアマゾンチェックです。だいたい「アマゾン一番安いんじゃね?」って思うでしょう。

このときアマゾンは1,500円。でも、実は、近くのホームセンターのほうが安かったんです(1,300円)。そこから、さらに調べると、なんと!Askulでまとめ売りしているのを発見。結局Askulが一番安いという結果になりました(10個で11,000円なので1個あたり1100円!)。

4.売る手段を見つけよう

製作者本人だけが「素敵」「欲しい」と思う商品は需要は1件ということなので、他人には売れないことになります。でも、実際は、世界のネット人口は30億人以上とも言われているわけですから、需要が30億分の1というのは、逆に難しいかも知れません。思いついた商品は世界のどこかで、誰かが欲しがる可能性は高いと言えます。

ただ、「その誰か」に知らせるために、ネット上で「どのような手段を取るか?」という話になってきます。メルカリやヤフオクなどに手軽に出品できて、かつ、人も集まりますが、それががベストとは決まっていないですから、もしかすると、ヤフーショッピングに出店したり、ショップサーブのライトコースでお店を作ったり、あるいは、ハンドメイド商品専門のプラットフォームminneを利用する方法もあります。

販売したい相手(ターゲット)が多く出入りしているサイト(場所)を見つけたり、数撃ちゃ当たる式に、全部で運用するなどの方法もあります。メルカリでもよく見かけますが、「他のサイトでも販売しておりますので、途中で削除する場合がございます。」という人は、だいたい複数サイトに出品しています。

複数サイトに登録して販売となると、出品作業などに非常に時間を取られますので、今度は、そこまでやってちゃんと売り上げが取れるのか?かけた時間をペイできるかどうか?といったことも考えていく必要が出てきます。ある意味、メーカー既成品を販売するより楽しいですよ。

5.売れる商品を見つけ方 2つ方法

作りたいモノやデザインが自然と思いつく人はネタに困りませんが、作る腕や作りたい気持ちがあっても、「何を作ればよいの?」「何が売れるの?」となってしまうこともあります。

そんな人にオススメの方法が2つ紹介します。

1つ目は、「売れているものをよく研究する」ということです。minneの中で売れ筋をチェックして、デザイン、値段、魅せ方などをよく調べます。そして、「まるまるパクリはいけませんが、それ系」のモノを作って売り出すという方法です。

私の業界では、もはやパクリが当たり前の世界(というかパクリで成り立ってる業界w)で、今年ヒットした商品があると、次の年には様々なメーカーから「そっくりさん」がたくさん生まれます。だから、またオリジナルを作って売り出す。パクられる。その繰り返しです。

2つ目は、「海外に目を向ける」という方法です。 例えば、アメリカでもハンドメイドの作品を販売するポータルサイトが存在します。例えば、https://www.etsy.com/jp/。日本からも購入することができますが、買うのではなく「売れ筋」や「デザイン」などをチェックするわけです。

注意したいのは外国と日本とでは趣向というか感覚が違うので、あちらの「かわいい」が日本では「怖い」だったり、あちらの「かっこいい」が日本では「チョーダサイ」だったりします。そこは、デザインは参考にして日本人の感覚に合うようアレンジします。

輸入商品もたくさん扱っていますが、「海外のモノをそのまま持ってきて、そのまま売れる」ということは少ないです。かならず、日本人に合うようにアレンジしないと、とても売り物になりません。

6.売れない理由はハッキリしている

ネット販売でとても便利なのが「その商品を何人が見たか」というデータがわかることです。店舗販売だと、「店頭に置いていていろいろな人の目に着くのに売れない。(何人が見たかもまったくわからない。)」こんなとき、もう何が原因なのか、うんうん唸って考えてもわからないことがあるんですよね。

でも、ネットの場合は、前提として「見た人数」がわかる。だから、「売れない?」→「何人が見た?」というチェックで、3人とか100人とか、その程度の数字で「売れない」と悩むことはないです。

3人中3人が買うような商品はバケモノです。一般的には100人のうち1人買うかどうかです。つまり1%です。今は1%でもスゴイ数字なんです。3%なんて数字があればヒット商品です。

じゃ、「1,000人見たんだけど、全然売れねーけど?」というようなケース。数字から考えると、一般ルールからは外れています。ということは、別に原因があるわけです。

「ほしいと思っていない。」「値段が高すぎる」という心理や、「写真のクオリティーが低すぎて魅力がアピールできていない。といったところをチェックしていきます。

だって、「写真が良く」て「買いやすい値段」、そして何より「欲しい」。買わない理由なんてないですよね。売れないってことは、買わない理由が勝っているということです。

これはオリジナル商品に限りらないですが、十分な人数に見られている場合は、様々な観点からチェックして、一箇所だけ修正するのではなく、「総合的に調整していくことで徐々に売れだす。」というのがよくあるパターンです。

7.盲点!ちゃんとキャラ変えてますか?

ちょっと難しい言葉ですが「セルフイメージ」という考えがあります。「私はしがない主婦です。」「私は二流サラリーマンです。」「私は普通の人です。」といった、自分で持っている自分のイメージのことです。

商売をする場合、このプライベートなセルフイメージが邪魔をすることがあります。「儲けたい」と思っているのに、「私は主婦で、チラシを見て安いものを買いにいくタイプなの。」というセルフイメージのまま商売をやってしまうと、作った商品が「安くないと売れない。」と思ってしまいます。

「安く買えるのはありがたい」と思うから、親切心で「安く売る」という間違った選択をすることが多いんですよね。

そこで、利益を度外視した安さで販売をしてしまうのです。その結果、売れたとしてもお小遣いにもならないようなコインだけゲットして「儲からない。」と嘆くわけです。「趣味で作って趣味で売る」と言う目的なら、それで良いのですが、ビジネスのつもりなら「商売人の思考」に切り替えないといけないのです。

たとえ、主婦であっても学生であっても「事業者・起業家・商売人・ビジネスパーソン・・・・呼び方は何でも良いですが)」というキャラにモードを切り替えてやらないことには、どうにもこうにもお金は集まりませんよね。

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