第13回 メーカーや問屋に好かれる4つの条件

データとして処理されてしまうネット取引ではなく、従来型の対面式、アナログ式の取引をする場合の「取引先から好かれる条件」を4つ厳選しました。
仕入れ先に好かれると良い事いっぱいです。嫌われるより好かれるのが断然いいです。好かれる営業マンも売上を作るのがうまいです。「この企業、嫌いだから買わない。」ってことありませんか?経済は人間感情で動いているんです。個人的にはRとかSとか大嫌いなので極力避けます。
ネット仕入れ30件掲載ショップサーブ無料パンフ(※配布終了に注意。要確認)
|
|
1.長くコンスタントに売上を作れる人
第一条件は、やっぱこれです。メーカーや問屋は顧客商売。オフィス賃料始め、常時営業マンや事務員を雇っている場合は、雇用し続ける限り固定費がかかります。だから、一発屋の1回ぽっきりの注文よりも、コンスタントに売上を作ってくれて、長くお付き合いしてくれる人が好かれます。もちろん、不定期でも大量買いは大歓迎。ビジネスは人モノカネ。モノとカネが動いてナンボです。
2.ビジネス・ルールをわきまえている人
小売でも同じですが、たいして買いもしないのに大きな顔をする客は嫌われます。たいした取引量もないのに、価格交渉などしようものなら即ブラックリストです。とまでは行かないまでも、先方の心情は悪くなります。決まった掛率やロット数がある場合は、きちんと守ります。
業界独特の慣習があればそれに従う。また、短パンサンダルなど、不適切な服装でビジネス現場に出向むかない。言葉遣いやメールの書き方も常識をわきまえるなど。ビジネスと言っても人間関係が基本。円滑な関係が築けるよう配慮したいですね。
|
|
3.性格が良い
これも大事。良い性格とは、次のような要件をできるだけ満たすことです。プライベートで性格が悪くても、ビジネスの現場で条件を満たすよう努力すれば、それなりに評価されます。営業マンも役者です。
- 1.明るく元気で笑顔である
- 2.あいさつができる
- 3.相手の立場を思いやれる気持がある
- 4.謙虚である
- 5.感謝の気持を持っていて表現できる
- 6.相手をありのまま受け入れ肯定できる
- 7.ユーモアがある
- 8.否定的なことを口にしない
いくら売上を作ってくれても、いくら金持ちでも、嫌われたらオシマイでしょ。「性格は天性のもの」という話もありますが、その気になれば変えられます。
4.交渉上手

一生懸命まじめにやってくれるのはいいですが、それだけでは面白くない。たまには、「これだけ買うから安くして」と甘えるくらいが可愛がられます。
恋愛と同じですね。「ただ、ふつーにいい人」で終わってしまっては意味がないです。ビジネスの現場ですから、
交渉のほか、こちらの持っている情報をどんどん提供して、アイデアがあれば提案するなども喜ばれます。情報の出し惜しみはしてはいけません。どんどん出せば、どんどん入ってきます。不思議です。