2022年版。ネットショップ開業超5ステップ

ネットショップ開業5ステップ

ネットショップ開業について、初心者向けコンテンツをシェアします。

ネットショップを20年以上やってきて、EC業界を見てきましたが、とにかく変化のスピードが速い。

でも、本質的なところは変わっていないんですね。

それが今回の開業の超5ステップ。

まあ、「超」はおおげさですけど、この5ステップと、それぞれの内容を知ることは成功するためには絶対だと思います。

ステップ1 商品は2ポイントチェック

まずは売るものがなけりゃどうしようもない。

まずは、売るものを見つける。

「メーカーから仕入れる」でも良いし「自分で作る(ハンドメイド)」でも良いし、アメリカや中国などの「海外から輸入する」でも良い。

デジタルデータ(コンテンツ)販売もまっさかりですが、形がないというだけで「ネット販売」という本質は同じです。

そして、商品においてまずチェックすべきなのは「需要があるかどうか?」。

「世の中に必要とする人がいるか?」を必ずチェックする必要があります。

彼や彼女にプレゼントをするときを考えると良いですね。

「彼や彼女は何を喜ぶかな?」ということを考えます。

わからなければリサーチして聞き出します。

そしてプレゼント。

(本当に)喜んでくれたら、それは「売れた」と同じことです。

でも、「ありがとう。」とは言うものの、全然うれしくない。

これは、販売戦略ミスです。

次のポイントは「ライバルはいるか?」。

「これを販売したい!」と思ってネット販売を始める。

ところが、同じものを安く売っている店舗がくさるほどある。

このような場合は、いくら頑張っても売れないと考えましょう。

「アマゾンで同じものが安く売られている」というような場合、もはや、その商品でネット販売を始めることは無理だと思っても良いです。

ステップ2 通販システムを選ぶ

例えば、不用品を販売する場合メルカリ(アプリ)を使います。

それと同じ用に、ネットショップを始める場合は、通販システムを使います。

スマホアプリの多くは無料ですが、通販システムは基本「完全無料」はありません。

月額最低でも数百円からのコストはかかります。

無料ネットショップのbase(ベイス)は、利用するのは無料ですが売れると手数料が引かれます。

6.6%と業界内で、はかなり高い手数料です。

いろいろな通販システムがあるので、自分の商品にあったものがどこなのかをしっかり調べて契約します。

ステップ3 通販サイトを作る

通販システムを借りたなら、商品データを載せていき「販売できる状態」にします。

「作る」というより、「データを載せていく」という印象のほうが強いですね。

未だに、「ネットショップは、プログラミングで作るものだ。」と思い込んでいるような人もいますが、時代はすっかり変わって、犬でもネットショップが持てるような時代です。

きれいな写真をたっぷり用意し、お客さんに伝わる説明文を考え、充実した通販サイトを作っていきます。

ここで重要なのは「センス」と「日本語能力」です。

センスは、デザインや写真などの見栄えをチェックして「イケている」「イケてない」と判断できる能力のことです。

ほとんどの人は大丈夫だと思いますが、たまに、あり得ない配色のデザインだったり、「そんな写真載せてたら誰も買わねーだろ。クオリティー低すぎ。」なんて販売サイトも見かけることがあります。

センスがあるかどうか不安な場合は、第三者にチェックしてもらうと良いでしょう。

次は日本語能力。

言葉を使って人にものを伝えるのはなかなか難しいです。

こちらが知っている言葉でも相手が知らないと伝わりませんから。

語彙力が少ないほうがもしかすると良いかもしれません。

ただ、文章の組み立てなどが、意味不明な人も見かけるので、誰が読んでも伝えたいことが正しく伝わる文章が書ける必要があります。

なおかつ、「欲しくなる。」というエッセンスも含んでいることが重要。

ステップ4 広告宣伝して販売開始

販売サイトが完成したなら、ここからがスタートです。

宣伝をしてお客さんを呼び込んで販売していきます。

ネットショップの宣伝方法は無料でできることから有料広告まで様々です。

個人や副業でやる場合は、無料かあるいは月に1~2万円の有料広告を使うと良いでしょう。

ただし、「WEB広告」にもテクニックが必要なので、そのテクニックをしっかり身につけてからWEB広告運用を行います。

ネットを検索すればWEB広告の使い方は、いくらでも解説が見つかるので独学でやる人も多いです。

また、今は、デジプロのようにスクールで教えてくれるところもあるので、短期集中で学んでも良いでしょう。

ステップ5 改善の繰り返し

「ネットショップ完成だ!広告も出した!あとは寝て待つだけ!」

それだけでお金が入ってきたら1億総金持ちです。

売れるネットショップもあれば、売れないネットショップもあります。

売れるネットショップの特徴は、(1)商品が良い(2)宣伝がうまい。です。

どちらかが欠落すると商品は売れません。

「ダンスがうまい。」人は、生まれつきじゃないですよね。

誰よりも練習しています。

それと同じで、宣伝がうまくなるためには、やはり日々のトレーニングがかかせません。

販売サイトの内容についても、売れるネットショップは、うまく見せています。

うまく見せられるようになったのは、長年の試行錯誤のうえたどり着いた今現在の結果です。

ネットショップをやったことのない人は、超初心者からスタートして、試行錯誤を繰り返し、初心者になり中級者になり上級者になり、と、どんどんレベルアップしなければいけないのです。

筋トレすれば筋肉がついてくるのが目に見えてわかります。

ネット販売も日々の「正しい」努力によって、アクセスが増えたり注文が増えたりと、目に見えてわかります。

何もしなければ筋肉はつきません。