特定商取引法にバーチャルオフィスの住所を使う

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どうしても自宅の住所を公開したくない場合は、バーチャルオフィスを使いましょう。

バーチャルオフィスとは、架空の住所ではなく、実在する住所が借りられるサービスです。

安いところは月額500円くらいからです。

あとにも書きますが、あまり安すぎるところは要注意ですね。

GMOの月額990円あたりからが無難じゃないでしょうか。

↓このド派手なバナー

老舗というかネット業界では長く信頼のある(たまに嫌われることもしていたが)大手企業なので変なことはしないでしょうし。

オフィスとして実際に使ってもいない場所を所在地にすることに罪悪感を感じるかもしれません。

でも、ネットショップ自体バーチャルですから、「住所もバーチャルですが、何か?」くらいの気持ちがないと、この業界ではやっていくのは難しいかもしれません。

バーチャルオフィスの選び方

基本的にどこでも良いのですが、犯罪の温床になっているような住所は、あまりよろしくありません。

なぜなら、その住所を検索した時に、犯罪がらみの情報が出てくるからです。

もし、お客さんが見て勘違いすると、悪い噂が広がりかねません。

また、バーチャルオフィスは電話番号(03などの固定電話番号)も貸し出しています。

でも、与えられた番号で検索すると、怪しい会社がヒットすることがあります。

なぜなら、電話番号は使い回しで、かつてその番号を使っていた会社の情報が残っていることがあるからです。

選び方としては、犯罪やグレーな使い方がされているオフィスは避けることです。

そして、電話番号は自分で用意すること。

050の番号なら無料で作れます。

バーチャルオフィスのリスクや注意する点

バーチャルオフィスを使ってネット販売をする場合のリスクは1つだけあります。

荷物の受け取りに関することです。

商品の送り主の住所にバーチャルオフィスの住所を使った場合、お客さんが知らずに商品を送り返した時や、代引きの受け取り拒否、また、不在の荷物の保管期限が切れて、返送される時に問題が生じます。

多くのバーチャルオフィスでは、荷物の3辺合計が170cmを超えるサイズや、30kgを超えるものについては受取りをしていません。

それ以下のサイズの荷物は受け取ってくれて、有料で指定住所まで転送してくれますが、規定外の荷物は、受け取り拒否で、また運送会社に返送されてしまいます。

受け取り拒否や期限切れの荷物は、急ぐことはないですが、品違いや不良など、店側のミスで起きた案件は、いち早く対処しないとクレームやトラブルに発展するリスクもあります。

以上のリスクを理解しているなら、バーチャルオフィスほど便利なサービスはないと言えます。

安すぎるところは要注意かも

審査が甘かったり安すぎるところは、犯罪に使われてしまう危険性があります。

例えば、バーチャルオフィスの住所が「品川区◯◯3丁目1-1ー401」という場合。

同じバーチャルオフィスに詐欺グループなどが入っていれば、詐欺と同じフロアーに入居ということになります。

別にどってことないのですが、なにかの間違いで「あなたが、その詐欺グループ」だと勘違いされることもあるわけです。

あと、運営側の視点で言うと、安すぎると、どうしても運営コストがかけられないので、いろいろ手抜きする箇所がでてきます。

ま、要するにサービスの質は値段に比例するってことです。

ディスカウントスーパーのレジのおばさんの接客の質と高級ホテルのフロント・クラークさんの接客の質の差を考えればわかりやすいでしょう。

バーチャルオフィス開業しようかしら?

バーチャルオフィスを開業するのに許可などはいらないので、適当な物件を借りて、それをバーチャルオフィスとして貸し出せばいいわけだ。

物件は、一応、シェアオフィスのような作りにしておけば、「実在」感も出せるし、時間貸しにすることもできる。

なにより、「使うことのない人に対して場所だけ貸してお金をいただく。」というのが、あまりに美味しすぎるビジネス。

実質、500人でも1000人でも契約できるわけだ。

おっと、また皮算用が始まる・・・

例えば、月額500円で500人の契約があったら、毎月不労所得25万円。

もちろん、部件の家賃や経費を引かないといけないですが、バーチャルオフィスの立地などは基本どこでもいいので、超安い物件を借りておけば、利益もがっぽり。

いやいや、妄想が広がるところですが、私は絶対にバーチャルオフィスはやらないですね。

理由は簡単。

ライバルが多すぎ(爆)

要するにレッドオーシャン。

そんな血見どころの海に飛び込めば、血みどろになるだけ。

やっぱ、どんなビジネスをするにもブルーオーシャンが良いですね。