ドロップシッピングを制する者はネット通販を制する!?

ドロップシッピングネット通販

20年以上に渡ってECやっていますが、最近、至った結論が「ドロップシッピングを制する者はネット通販を制する。」

「夏を制するものは、受験を制す。」と同じで、「ドロップシッピングうまく活用すれば通販は、しっかり稼げる。」という意味です。

その結論に至った理由が2つ。

1つ目は、在庫を持つメリットはあるんですが無在庫のほうがメリットが大きいという結論。(ま、何を今さら、なんですけどね。)

2つ目は、専門店より品数。(「数撃ちゃ当たる」式=ロングテール)

「在庫有り」より「無在庫メリット」のほうが大

これまで在庫を持って販売するほうに力を入れてきました。

そのメリットは利益率。

買い取りで在庫を持ったほうが利益率が高いので、できるだけ買い取りでやってきました。

また、利益率の高い商材ばかりなので、そんなに数はでないんです。

そこで、発送代行などを使うとスタッフさんの仕事がなくなってしまうので、それも考慮しての在庫でした。

在庫する商品もありますがドロップシッピングも並行してやっています。

ドロップシッピングと言えばトップセラーが有名ですが、それではなく、普通にメーカーから消費者に直送してもらうスタイルです。

これが実に楽。

参考記事:在庫を持たずにネットショップを始める4つの方法

専門店よりも品数

ショップサーブに出店している店舗は、これまで専門店を意識してやってきました。

でも、思ったほど、ユーザーの感じる付加価値がなさそうなので、ジャンルの幅を広げてみました。

具体的には、エンドユーザー直送ができる取引先メーカーを増やして販売点数を増強。

すると、注文数増。

自慢じゃないですよ。

追加で増やした商品なんて、どこにでも売っているような、ありふれたものばかりです。

何の思い入れもなく、ただ、商品数を増やすだけの目的で追加しただけ。

それでも、特別なテクニックを使っているわけでもないのに、不思議と注文が入るんです。(登録して2~3ヶ月後)

品数を増やした2~3ヶ月後に比例して受注も増える現象が見られます。

これは過去にも何度か経験しています。

SEOとかは最低限しかやっていません。

同じ商品を販売している他店もたくさんあるんですが、「ユーザー全員が必ずしも、同業者全部を比較検討して買っているわけではない。」ということだと思います。

「たまたまヒットしたページを見て注文した。」って感じだと思います。

だから、釣り糸を無数に垂らしておけば「気づけば釣れる。」式です。

アマゾンのロングテール的(参考:アマゾンのロングテールは二度笑う)な感じだと思います。

ちなみに、商品数は最低でも1000点は目指したいところ。

当店も1000点を超えたあたりから不思議と注文が増え始めました。

1000点登録するのは、なかなか骨の折れる作業ですが、1回やってしまえば済む話ですからね。

とりあえずのゴールがあるのでやりやすいのではないでしょうか。

「在庫持つ」は時代遅れ。無在庫が合理的

最近取引を始めた輸入商社があるんですが、基本買い取りです。

発注したら当店に一旦納品されます。

業務の流れとしては、

1.お客さん注文
2.メーカーに在庫確認
3.メーカーに発注
4.当店に納品 (←無駄な物流)
5.お客さんに配送

どう考えても物流的に「当店に納品」が無駄ですよね。

メーカーがお客さんに送ってくれたら余計な物流はもちろん、二酸化炭素の排出もなくて済む。(配達員の仕事は減ってしまうが!)

でも、それをメーカーが嫌がるのは「エンドユーザーのクレームに対応したくない。」からです。

これまで卸一本でやってきたから、一般消費者の対応に慣れていないから「やりたくない。」って感じです。

システム的には簡単なことなんですが、「とにかく嫌」それだけ。

でも、そろそろ、その考えも古くなってきてるんじゃないかな?って思うんですよね。

どんどん増える「直送可」メーカー

でも、それに気づいているメーカーは、NETSEA(ネッシー)スーパーデリバリーにも見られるように「直送可」とアピールして、積極的にエンドユーザーに直送しています。

その物流のスタイルが、冷静に考えれば合理的で環境にもやさしいはず。

よって、これから副業なりでネット通販を始める人は、ドロップシッピングに対応したメーカーをだけを選択して始めるのが得策だと思います。

在庫は持ってもさほどメリットはない。

小売店が「在庫を持つ」これまでの流通はは、卸す側の都合が大きいんですよね。

卸す側はまとめて買ってもらうとありがたい。

でも、小売店は、リスクを少なく少量でやりたい。

小売店にとって、在庫を持つメリットは多少はありますが、持たないメリットのほうが圧倒的に大きい。

もちろん、例外はありますよ。

例えば、「『人気商品の在庫が残り100点。売り切れたら廃番。』なんて時は一気に買い占めることで利益確保がしやすい。」といった感じで。

ネット販売可&直送可の卸メーカー7選

そんなわけで、 スーパーデリバリー内でネット販売可、かつ、エンドユーザーに直送してくれるメーカーをリサーチ中。

とりあえず7社をリストアップしてみました。

1本の記事にまとめたので、興味あればどうぞ。

ちなみに、「高単価」と書いているように安い商品は極力避けます。

楽天ショップのように薄利多売はしたくないので。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。