「屋号が決まらない」あなたに超安心な5つのヒント

屋号が決まらない

このブログは起業などビジネスをテーマにしています。

当社では、Shopifyでネット通販をやったり飲食店をやったりコンサルティングをやったりと、いろいろやっています。

特に最近は女性からの起業や副業の相談がコンサル相談が多いです。

「開業届けは出したほうが良いのか。」とか「副業バレたくないんで、どうしたら良いですか?」とか、わりとよくある相談も多いです。

中には、「屋号(店舗名・活動名)が決まらない。」という人も少なからずいます。

そんな人に、いつもお答えしている回答をそのまんま文字情報にして書いておきます。

屋号はいつでも変更OK。完全無料。

屋号は好きな時にいつでも好きなように変更することができます。

税務署など、役所に届け出る必要も一切ありません。

勝手に変えてしまって全然オッケーなんです。

屋号の扱いは、ほとんど法律がからんでいないので好き勝手できます。

去年の屋号は「丸亀冷麺プラニング」にしたけど、あまり気に入ってないから、今年から「さぬき手打ち麺合同企画」にしよう。

全然OKです。

もちろん、「すでに顧客をたくさん持っている。」なんてときは、お客さんに屋号が変わったことをお知らせするのも必要でしょうし、屋号口座も変更するなら手続きも必要になります。

屋号を変更して、不便と感じるお客さんがいそうな場合は、ちょっと手間がかかるかもしれません。(お金はかかりません。)

ビジネスの種類はAタイプBタイプ?

ビジネスの種類によって屋号が活きてくる場合と関係ない場合があります。

例えば、名刺を渡して「こういうことやってる渡辺と申します。」と言う機会があるような場合は、屋号はビジネスの内容を端的に表すキーワードが入っているほうが好ましいです。

例えば、ウェブ制作をしているなら「まるっとウェブ企画(架空)」とか「ウェブ・デザイン41(フォーティーワン)(架空)などです。

また、屋号で看板を出すような場合もそうですね。

「丸亀冷麺」とか。

それ以外、屋号を全面に出してビジネスをすることがないような場合は何でも良いです。

フリーランスで「スズキさんお願いします。」と言うふうに、普段のやりとりが個人名ベースになるようなケースですね。

そんな場合は、むしろ屋号は邪魔になるかもしれません。

ネット検索される場合は唯一無二の屋号を

どんなビジネス(個人事業主)をするにしても、「屋号をネット検索してもらう機会」が少しでもあるならば、ネット上に存在しない屋号をつけるのが基本です。

理由は、お察しの通り、「検索して1番目に出てくるから。」です。

お客さんにしてみれば、探さなくて済みますから。

ネットが無かった時代に会社名をつけたところは悲惨で(「悲惨」とはちょっと言い過ぎですが!)、同じ社名がくさるほど出てくるようなパターンがあります。

「ホームページありますか?」って聞かれて「◯◯で検索してください。」と言われて検索したら同じ社名が30社くらい出てきた、なんてことになるわけです。

社名や屋号を考えるとき、皆さん一生懸命思いを込めて考えるものです。

そして、皆、だいたい同じようなことを考えるんです(笑)

例えば、英語で「a-one(エイワン)」と書くと「最上級の」って意味になります。

社名は、やはり繁盛を願ってつけますから、どうしてもポジティブなワードになるわけです。

「エーワン」と検索してもらうとわかりますが、エーワンのつく会社、店舗、腐るほど出てきます。

これだとさすがに、お客さんに「エーワンで検索してください。」と言っても迷惑なだけです。

あ行(笑)

屋号がどうしても決まらない!

そんなときは「あ行」限定で考えましょう。

というのも、なにかのリストになるとき「あいうえお順」にリストアップされたりするでしょう?

本日の出店

あ行
・愛あい本舗一番
・井川お灸整骨鍼灸院
・宇都宮餃子の皮製作所
・笑顔の似顔絵専門江川えつこ
・奥様御用達ヤバいふろしき屋

か行
・加藤川耳鼻咽頭クリニック
・基地害マスターショップ
・臭いものにはフタするなバンド
・ケツ蹴り上げ企画
・コケコツコウェブ製作

こういうときに「あ行」だと最初に目に付きやすいというメリットがあります。

わ行とか、もはや地の果てな感じがしますよね。

もちろん、アフリカン人の名前にありそうな「ンデレレ・ンドンバ」のようなワケのわからん屋号でも、逆に目立つかもしれませんが。

「失敗した・・・」ならキャッチコピーでカバー!

「屋号がなかなか決まらん!」

「200時間考えに考えてベストな屋号が決まった!」

「しかし結果失敗だった。今さら変えられない。」

そんなこともあるあるです。

「屋号を今さら変えられない。」というときはキャッチコピーでカバーする方法があります。

例えば、屋号を、なんとなく可愛い響きだから「putit(プチ)」とした。

でも、「何やってる会社かわかんね~・・・」ということを途中で気づいたなら、プチより目立つようにキャッチコピーを漬けてやればOKです。

ワンちゃんの洋服オーダーメード petit
ケーキ屋さん petit
何でも解体 petit

という感じですね。

始めての個人事業主のときは仲間と起業しましたが、2、3日屋号が決まらなかったですし、2回目一人で個人事業主を始めたときもなかなか決まらず占いに頼って決めました。

なかなか決められない気持ちもよ~くわかりますよ。

社名占いで良い画数にしちゃう

屋号がどうにもこうにも決まらない場合は占いです。

社名占いってのがあるんで、そこに適当に思いつく屋号を放り込んで大吉な感じの屋号にしてしまいましょう。

こんな感じでカタカナやローマ字で思いつくまま入れていって★★★の占い結果の屋号にしてしまうというのが楽でオススメかなって思います。

もちろん、固有である必要が有る場合は、固有かつ ★★★の屋号にすると良いです。

ちなみに、子供の名前もなかなか決まらないんですよね。

そんなときも占いという手段はアリです。

会社名は面倒くせーぞ

株式会社や合同会社など法人を作る時も、屋号と同じく「社名がなかなか決まらない!」ってことがあります。(これまで数社作ってます。倒産はないですが廃業も数件やらかしてます・・・orz)

そして、同じように一旦社名を決めたけど「ミスった!」ということもあります。

でも、残念なことに社名を変更するには金がかかるんです。

法務局に行って手続きをしないといけないんですよ。

自分でやれば3万くらいで済むんですが、手続きがややこしいので社労士とかに頼むとトータル10万くらいかかっちゃうんです。

その点、屋号は変更にも公的な手続きもいらないし勝手に変えるのも自由なんで良いですね。

法人名失敗した経験があるんで、、、いや、社名の失敗はまじで辛いです(泣)。

ちなみに屋号は自由ですが、「ソニー」とか「パナソニック」とか「資生堂」、人が勘違いしそうな屋号はNGです。

そもそも、そういった有名な社名は商標登録されていることが多いので、使ってしまうと完全にアウトで下手するとタイーホになってしまいます。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。