ニッポンの社訓はすごい!から8社

ニッポンの社訓はすごい

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30分の時間つぶしのために、いつものコンビニの雑誌コーナー。さっと見渡して興味のあるタイトルの本や雑誌を手にとってパラパラと。最近はコンビニの雑誌コーナーでは、立ち読みできないようにラップがしてあったりシールが貼ってあったりすることが多いですが、このコンビニは太っ腹にも「ガンガン立ち読みしてちょ」スタイルです。

ご好意に甘えて30分きっちり立ち読みさせて頂きました。数冊読破したものの中に「できる企業に学ぶ仕事のオキテ(サブタイトル:ニッポンの社訓はすごい!(企業社訓研究会【編著】)」がありました。

第一印象は、「本を作る上でこんな切り口もあったのか!?」という驚きと、取り上げている100社?以上の会社HPから社訓なり理念なりを転載していると思われるわけですが、「その辺の法律的な問題どうなっているのかな?」ということが気になりました。「引用は主であってはならぬ。副であるべし。」的なルールがあったなぁ~と思い出しつつも速読開始。

実にオモシロイ!大半は東証一部上場企業や世間的に名の知れた会社です。でも、社訓や会社理念となると知らないので興味深く読み進めました。そこで、気になった10社のそれを紹介したいと思います。

まず最初は世界のホンダです。ホンダフィロソフィー(philosophy:哲学)というところに、「3つの喜び」が掲げられています。1つ目は「買う喜び」、2つ目は「売る喜び」、3つ目は「創る喜び」です。なるほど、ネットショップをやっている者としても共感たっぷりの名言です。確かに、売るのも創るのも喜びです。
(http://www.honda.co.jp/guide/philosophy/)

2社目は、女性の敵!?体重計でお馴染みのタニタです。同社の理念2015は「私たちは、「はかる」を通して世界の人々の健康づくりに貢献します。」です。なんともわかりやすくピッタリの理念です。ただ、会社も大きくなると異業種に参入することが多くなると思いますが、畑が違いすぎると事業との辻褄が合わなくなりますね。参考になります。
(http://www.tanita.co.jp/company/message.html)

3社目は、ラーメン二郎。この流れでラーメン屋ですw。創業は1968年と意外に古いです。本店は東京都港区の三田だそうでで、HPはなく店舗に社訓を貼っているのでしょうか。社訓の中には、「「味の乱れは心のみ誰、心の乱れは家庭の乱れ、家庭の乱れは社会の乱れ、社会ん乱れ国の乱れ、国の乱れは宇宙の乱れ」という一文があるようです。あきらかに名文だと思われますが、社訓最後の「ニンニク入れますか?」は、オチとしてはもうひと踏ん張りです。

4社目は、ヤマト運輸です。ヤマト運輸と言えば小倉康臣氏。その偉大な創業者が制定した社訓のひとつ「運送行為は委託者の意思の延長と知るべし」。創業者だからこそ出てくる言葉ですね。荷物や台車を投げつける動画が晒されてしまったS川急便のドライバーは肝に銘じて頂きたいところです。が、送料無料で買ってる客に運送会社に文句を言う資格はないでしょう、と言いたい人は多いはず。
(http://www.yamato-hd.co.jp/company/precepts.html)

5社目は、大御所リクルート。現在はリクルートホールディングスになっていますが旧社訓に唸りました。「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」これ、すごい抽象的ですが分かる人にはわかるんじゃないでしょうか。リクルート出身の起業家が多いのはこの社訓に現れているような気がします。
(http://globis.jp/article/332)

6社目は、IT系ビュンビュンの面白法人カヤック。アプリやプログラム開発者になりたければ、「給料いらないから修行させてください。」と飛び込みたいくらいの会社です。一回だけでもホームページ見て欲しいですね。このご時世ならではの異色の会社ではないでしょうか。経営理念は「つくる人を増やす」。わかりやすいです。「経営理念こそが、その会社の存在理由。」ごもっとも。
(https://www.kayac.com/vision/vision)

7社目は、知らなかったのですが、岐阜県にお菓子の問屋「株式会社桑名屋」です。創立は慶長2年・・・っていつごろですか?社訓は「売上は努力」「利益は知恵」「経費は意識」だそうです。最後の「経費は意識」というのがオチっぽくて、オチではなく名言なところが印象に残りました。400年以上前に始まった会社です。
(http://www.kuwanaya.co.jp/company)

8社目は、亀田製菓。注目したいのは社訓でもなく理念でもなく創業の心です。「戦後間もない食糧難の時代に「男性はどぶろくで気晴らしが出来るが、女性や子供には楽しみといえるものがない。なにか生活に喜びと潤いを届けたい」。脱帽です。不謹慎な創業の心を恥じる所存でございます。
(https://www.kamedaseika.co.jp/company/companyGreeting.html)