迷惑客のメールや電話を受信拒否する方法

電話や携帯メールは受信拒否が簡単にできますが、実は、メールの拒否機能ってないんですよね。

Gmailの場合は「アドレスをブロック」という設定があるんですが迷惑フォルダに移動させる処理のみです。

できれば、電話のように「お客様のお電話はお受け出来ません。」みたいなメッセージを返したいですよね。

ま、こんなネガティブなことにページを割くはなんですが、一度やっておけば、次からは自動処理にできるので一応書いておきます。

メール受信拒否を突き付けろ!

普段のメールの送受信にどんなクライアント(ソフト)を使っているかによって、やり方は違うと思いますが、今回は誰でも使えるGmailを使います。

当店は、ショップサーブを使っていて 、注文に関してはブラックリスト機能があって、ブラック客というのがすぐに分かるようになっています。これは便利です。ただ、拒否はできないので手動拒否です。

問題はメール。

これを解決する方法が「転送」+「Gmailの不在通知のON」です。

仕組みはこうです。

迷惑な客からのメールはフィルターをかけて、新たに作った自動返信用のGmailに転送します。

迷惑客の拒否方法

このGmailのは常時不在設定にして、その返信メールを「不在です。」ではなくて、「あなたのメールは受信できませんでした。」というメッセージに変えるのです。

さくらインターネットのウェブメールでも、文字列によって送信客を拒否できる設定があるのですが拒否して終わりで、拒否しされたことを気づかせるメッセージを送ることが出来ません。

迷惑客は何度メールを送っても、このエラーメールが返ってくるので、「そのうちあきらめるだろう。」という想定です。

ITに詳しい迷惑客なら仕組みはバレてしまいますが、たいていの迷惑客はITリテラシーが低いので(おそらく)気づかないでしょう。

自動応答メールを使って擬似的に受信拒否

直接メールを送られた場合の拒否方法はこれくらいでしょう。

自動応答メールと自動返信メールはちょっと違います。自動返信メールは注文や問い合わせを受けたときに自動的に返信されるメールのことです。

で、自動応答メールは、例えば、長期不在のときなどに、受信したメール宛に、自動的に「ただいま、長期不在のためメールを読むことができません。帰国後順次返信致します。」といった内容のメールを送ります。仕組み的には同じですが、使い方がちょっと違います。

具体的には、(A)Gmailと(B)自動応答メール対応のウェブメールを使います。

1.Gmailのフィルター機能で、拒否するアドレスを(B)のウェブメールに転送します。
2.(B)のウェブメールに自動応答メールを設定しておきます。

ウェブメールは受信拒否用のアカウントをひとつ作っておきます。

客→店→Gmail→ウェブメール→受信拒否メッセージ→客

という流れです。

フォームメールは禁止ワードに指定

あと、フォームメールは「禁止ワード」が指定できるタイプのものを使います。そして、禁止ワードに拒否するメールや名前、電話番号を入れておけば送信不能になります。お客様名=禁止ワードになるのは気の毒ですが仕方ないですね。

ちなみに、FAXの受信拒否は、FAX専用機の場合はできますが、ネット系のサービスはできませんので受けてもスルーするしかなさそうです。

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ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。