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棚卸しはやっていない。やってはいけない理由

公開日: : 最終更新日:2017/02/05 ネットショップ運営, 経理と会計と税金

「棚卸しはやらないです。」と言うのは言い過ぎで、棚卸しをするのは年に1回だけで十分です。それは事業の決算月12月(個人事業主の場合)です。毎日とか毎週とか、毎月とか、ありえないです。スポーツジムに行って汗を流したほうがよっぽどましです。

棚卸しの目的は、数字と現実の商品の数がちゃんと連動しているのか確認することくらいで、さほど重要ではないです。特に、ネット販売に万引きなんて、ないわけですから、「なぜか在庫がなくなっている。」ということもあり得ません。

棚卸しによってわかるのは、「在庫どれだけ仕入れて、どれだけ残っているか。」ということです。

例えば、Tシャツ1アイテムだけ販売しているケースで見るとわかりやすです。

仕入れた数(個人事業主の事業年度)

数量
1月 10枚
2月 10枚
3月 10枚
4月 10枚
5月 10枚
6月 10枚
7月 10枚
8月 10枚
9月 10枚
10月 10枚
11月 10枚
12月 10枚

あえて毎月10枚にしたので1年間に120枚仕入れたことになります。そこで、12月の決算月に1回だけ、「何枚残ってるのか」を数えます。数えたところ5枚残っていた。すると、年間通じて115枚が売れたことがわかります。

120-5=115

小学生の算数の問題ですね。

これを簿記に変換すると、次のようになります。

期首棚卸在庫:10(実際は金額)

期末棚卸在庫:5(実際は金額)

毎月、仕入れたときの仕入額の記帳はしているはずなので、「1年間の仕入額」と「115枚×仕入れ金額」はぴったり一致する事になります。これをずれないようにするために行うのが棚卸しです。

いくら在庫があって、いくら残っている」というのを、全てバーコードでピピっとやっている場合は、人がいちいち数えなくても、コンピューターの数字を見れば良いわけです。ただ、コンピュータ化されているのは大手企業なので、小さなネットショップがそんなシステムを入れることはないです。

今回の例では、Tシャツ1アイテムとしたので間違いが発生する可能性は0%に近いですが、10アイテム100アイテム、5000アイテムともなると、「出荷したけど返品された。」とか、「1個注文のところ2個出荷してしまったがお客様からの連絡なし。」「注文品と違うものを送ったがお客様から特に報告はなし。」など、ほぼ間違いなく数字や在庫数のズレが発生します。

後者の2つは、毎日在庫を見ていないと気づかないので、数が多くなればなるほど、ズレが生じることになります。注文受付はオートマティックですが、出荷作業は人力ですから、遅かれ早かれミスは発生します。毎日在庫をチェックすれば、在庫数の正確性は保たれます。

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