1年ほんと早いですね。
残すところ2か月。
個人事業主は確定申告も視野にもろもろの準備がありますね。
家計調査によると、12月は1年で最も支出の多い月です。(参考記事:家計の支出統計をしてみた)
財布のひもが最も緩む1カ月。
なんたって、ボーナスシーズンですしね!経営者はボーナスないけど!(泣)
冬支度に新年準備などなど、イベント盛りだくさんです。
たたみかける(畳み掛ける)ような販促攻撃で売りまくりましょう。
広告打ちまくり、メルマガ送りまくりです。
盛り上がるのは定番「衣食住」
家計支出、12月が1番多いとは言え、残念ながら不要不急の商材は蚊帳の外です。
なんたって強いのは衣食住に絡む商材です。
それも、不要不急ではない商材。
つまり、今月、今すぐ必要な商品ですね。
アパレル関係は冬支度ですし、食で言えばおせち。クリスマスのケーキも最近は弱いようですが、それでも年間の売上に占める割合は高いですね。
住も冬支度。
こたつにストーブに。
寒冷地はすでに9月くらいから動きが出ますが、そうでない地域は実際に寒くなってから動きますからね。
販促キャンペーンはこじつけが鉄則
「うちは特にイベントに絡むような商材はないんだけど・・・」
そうなんです。
普通に考えると、当店なんかもクリスマスも年末年始も関係ないんです。
でも、「販促キャンペーンはこじつけ」が鉄則です。
消費者の購入欲が一番高まっている月ですから、無理やりこじつけてお祭りにしてしまえば、乗ってくるお客さんもいるんです。
クリスマスキャンペーン!
味付けのり3セットで980円!
別に、おかしくないじゃないですか?
消費者の目には「なんかお得そう。」って写るわけで。
「クリスマスと味付け海苔?バカじゃないの?」
そういった斜に構えるような消費者は、そもそも乗ってこないし買わないし。
イベントカレンダーを確認しよう
通販システムのショップサーブが出してくれていたイベントカレンダーが、めちゃくちゃ役に立ちますね。

12月の31日分、毎日「何の日」かってのが記入されています。
2016年バージョンですが、12月4日の「みかんの日」とか、今でも変わってないですからね。
みかんを販売する農家さんは、当然12月4日は1年で最高レベルに力を入れていることでしょう。
「お菓子の日(15日)」や「酒風呂の日(22日)」「プリンの日(25日)」なんてのもあります。
夫婦の日(12月22日)など、商材関係なく販促ぶち込めますよね。
企画がまとまったらクリエイティブ作成
まあ、企画と言っても、結局のところ割引とかプレゼントとか、そんな感じですよね。
どの程度の割引にするのか、何をおまけするのか。
冷静に見ると、内容はたいしたことないけど、そこはクリエイティブの力でお得感をもりもりにしないと。
当店では、これまでバナーなどクリエイティブを作る時イラストレーターを使っていたんですが、お金がかかるんでやめました。
今は、canvaです。
ウェブ上で無料で使えるサービスです。
これ、めっちゃ良いんでオススメです。
「バナーってどうやって作るの?」
そんな疑問を持つかもしれませんね。
パクりましょう。
これもネット販売運営の鉄則の1つ。
コピーじゃないですよ。
真似る。
キャンペーンのページ作成
企画内容とクリエイティブがあればページ作成は一瞬で完成です。
クリエイティブがとにかく重要だし時間がかかります。
ただし、GA(グーグル・アナリティクス)の解析はもちろん、イベント・トラッキング、ヒートマップなどは、しっかり仕込んでおきたいところです。
さらに余裕があれば、ページは2種類以上つくってABテスト。
ま、イベント期間は短期なので、さほどデータは取れませんが、来期用に使えます。
仕入れ交渉
当店の場合は、在庫に限りのある商品を仕入れる場合、メーカーに交渉して在庫を押さえることがあります。
前年の実績プラスかマイナスかの個数を、あらかじめ伝えて在庫だけを確保してもらいます。
この12月とか関係なく、イベントごとに交渉することが多いです。
ただし、交渉と言っても安くなるわけではないです。
限りある在庫を優先的におさえてもらうための交渉ですね。
他のメーカーの場合は、「数をいつも以上入れるので掛け率を下げてもらう。」なんてこともやっていましたが、最近は断られることが多いです。
なぜなら、メーカーも大変になってきているから・・・
そこは、あまり無理を言うと嫌われちゃいますからね。
それでは、良い年が迎えられるよう用意周到な準備を頑張りましょう!