ネットショップ、なぜやらないの?今後のEC業界の予測

グローバルEC

アンゾフのマトリックスという秀逸なフレームワークがあります。

EC業界をこれに当てはめてみると、今後の予測が立てやすくなります。

フレームワークとは

初めて見る人はなんのことかわからないかもしれませんので、フレームワークって何?のページをご一読ください。

今後、さらなる急成長がある理由

日本のECを今の市場「1」として、未開拓市場「3」に注目します。

日本のECとして未開拓市場とはどこでしょうか。

そうですね。海外です。

一部のEC業者は海外対応になっていますが、おそらく99%のECサイトは、国内市場しか見ていないのではないでしょうか。

だから、今後、「世界」と言う未開拓市場に、戦場をずらすことで、明らかに売り上げ規模は大きくなることが予想できます。

グローバルECに対応する海外メーカー増加

先日のことですが、欲しい商品がありました。アメリカとイギリスの商品です。

海外の商品を買うのって難しそうに感じます。

でも、ロサンジェルスにあるお店が直売していたんです。それも送料無料。

もちろん、単価が3万円ほどで、小さいものなので国際輸送したところで、送料は知れているからですね。

イギリスの雑貨に至っては、現地のメーカーがアマゾンで普通に販売してたので、そのまま日本語で買うことができました。

これを逆パターン、つまり、「海外の人が日本の商品を買う。」ということを考えた場合、まだまだ進出できていないのが現状でしょう。

実際、当店で販売する人気商品を、海外から検索してみたところ、誰も売っていないんですよね。

英語ではリーチできない商品です。

でも、海外にも需要があることがわかっています。

そこで、なぜ日本のECがグローバルEC化が進んでいないのか?と考えると5つのハードル(障壁)があることに気づきます。

障壁その1 言葉

日本市場向けに日本語で販売サイトをやっている。今から、英語版を作ろう。と思っても、英語わかりません。

ほとんどがそうでしょうね。だからやっていない。

でも、自動翻訳(AI導入のGoogle翻訳等)などが日進月歩で進化しているので、使えないことはないですよね?

ちょっと資金に余裕がある場合は、さらに有料の翻訳サービスなどを使うと精度は高まります。

障壁その2 通販システム

ショップサーブでネット販売やってるけど、英語対応できるの?

無理ですね・・・

国内の通販システムのほとんどが、グローバルEC非対応です。だから、自前でやらないといけません。

じゃ、どうするの?

wordpressがあるじゃないですか。

販売プラグインはwoocommerce、そして多言語プラグイン Hyyan WooCommerce Polylang Integrationを使えば、一瞬にしてグローバルECサイトが完成してしまいます。

ショップサーブは国内用においておいて、海外用はWPで構築すればいけそうです。

障壁その3 決済

「海外からの購入の決済が難しい。」なんて思っていないでしょうか。

実は、そんなことはなくて、3億人以上のユーザーを抱える「paypal」を使ったり、クレジットカード決済の「stripe」を使えば、普通に海外から支払いができます。

その時の為替レートで決済できるので、従来の輸入のような為替リスクをあまり考えなくて済みます。

障壁その4 送料

これは確かに障壁かもしれません。

当店でも、以前大型商品について香港から問い合わせがありました。単価20万円くらいだったとおもいます。

送料について聞かれたので「5万くらい。」といった感じで返事をしました。

音沙汰がなくなりました(笑)

おそらく、思ったより費用がかかるのであきらめたのでしょう。

でも、海外から購入するユーザーは3000円とか5000円といった送料はあまり気にしません。

飛行機に乗ってわざわざ買いに行ったり、日本に居る人に買って送ってもらうことを考えると、EMS(国際スピード〒)などを使ってダイレクトに購入したほうが安いし早いからですね。

「何が合理的か?」と考えられる海外の消費者は普通に買い物をします。

ただ、商品の単価と送料のバランスは考えたほうが良いですね。

地域によって送料も変わるので、販売対象国などをある程度絞ったほうが良いかもしれません。

個人的な経験では、アメリカ、カナダ、イギリス、イタリア、タイ、ベトナムなどお馴染みの国々は、思ったより安く商品を届けられます。

障壁その5 アフターフォロー(follow-through service)

商品に対する問い合わせについて、多言語で対応しないといけません。

また、「国内で製品保証1年」の場合、海外に売った場合、どのような保証にするのかについても、決める必要があります。

まあ、保証が必要のない商品を扱えればベストですけどね。

あるいは、「海外の場合は保証はありません。」と割り切って売るか。

いずれにせよ、フォロー・スルー・サービスに関しては「多言語で」というところが、障壁になりそうです。

Google翻訳で十分対応できると思いますが。

実はアマゾンがすでに

実は、アメリカのアマゾンにも日本から出品することができます。

ただ、英語・・・

英語ができないと難しいですね。

個人的な予測ですが、「日本のアマゾンから出品するだけで全世界に売り出せる。」というようなことになってくるのではないでしょうか。

そうなってくると、既存の通販システムはもはや無用の産物になるかも。

最終的には、「グローバルECのプラットフォームはアマゾン。以上。」みたいな。

でも、その段階で参入すると、すでにウマミがなくなっている可能性が高いでしょうね。

「人がやりたがらないことが儲かる」的な法則があるように、今の段階で「簡単にはできないこと」にチャレンジすることで、グローバルECで、今すぐ成長できるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。