確定申告で年に一回の会計の勉強

確定申告の時期です。便利なツールや豊富な情報のお陰で、例年とは打って変わって、準備は8割ほど進んでいます。皆様におかれましては、どの程度の進捗状況でしょうか。全く手をつけていない人からすでに提出済みの人まで。

街を歩くと「え?そこまでやるの?それ脱税じゃ~ん!」なんて、そんなオモシロイ会話も聞こえてきたりしますが、こちらは、そこそこ真面目に申告しております。個人事業主でも、青色申告でキッチリ申告書を出しておけば金が借りられますから。

ま、そうは言っても、感覚的に「高い」と思えるような税金は避けたいので、いろいろ経費を挙げるわけです。つい忘れてしまいそうになるのが賃貸マンションなどの家賃です。

自宅開業の場合は、家賃のうち何パーセントかを事業用で使ったとして、経費として参入することができます。これを按分(あんぶん)と言いますが、単純に4部屋あって1部屋を事務所と使っているなら25%分を経費にします。家賃10万円なら25,000円ですね。年間では30万円の経費になります。これは大きいですね。

その他、電気代、水道代、ガス代の一部も経費として按分することができます。ただ、ネットビジネスの場合は、電気代くらいですかね。水道代やガス代が経費というのはちょっとおかしいですよね。「お客様が来たからお茶を出した。水道水をガスで沸かしたのだ。」と言えば、それで良いとは思いますが。

お客様に対するお茶はもちろん、お菓子も経費として認められています(会議費等)。これがスタッフ専用の場合は福利厚生費とする場合が多いです。お菓子を取引先にお土産として持って行った場合は「交際費」です。スイーツ好きには嬉しい経費ですが、残念ながら自分用は経費になりません。

茶菓子や電気代程度では、税金が減らない!

そんな方は、節税の王道!?自動車(新車)がオススメです。

国産車でも外車でもOK。

個人事業主も、仕入れや営業などに車を使う場合は購入代金は立派な経費になります。だだし、「利益が300万円出そうなので、300万円のプリウスを買った。やったぜ!」とは、いかないので注意が必要です。

自動車の購入代金は「一括で経費」として落とせません。軽自動車の場合は4年、普通車の場合は6年に経費を分割(按分)しなければ行けないというルールがあります。ですから、300万円の新車を買っても、1年目は50万円のみ経費とすることができるわけです。

もちろん、3000万の車を買えば500万の経費になるわけですが、一般的にも、これはさすがに、やりすぎの部類に入るのではないでしょうか。「単価100万200万の宝石を富裕層向けに訪問販売する」なんて事業の場合は、不自然ではないかもしれませんが。

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ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。