大学生も正直な商品説明を

新卒さんの集団を見かけました。おそらく、どこかの会社の入社説明かか何かの出席したあとの帰りなのかもしれません。この時期ならではの光景だとは思いますが、日本独特の滑稽な文化で、海外とかで紹介されそうですね。

ネットショップでは、大手でもない限り新卒を採用することはないと思いますが、巷の面接テクニックとか、新卒を採る立場の人からするとやめて欲しいのではないでしょうか。

「面接のテクニックで、できる人材と思わせる方法」なんて、ネット販売の、ダメ商品を「良さそうに見せるテクニック」と同じじゃないですか。普通に売れば価値のないようなモノを、いかにも、価値があるように盛リ盛りに演出して販売していまうセールスのワザですね。

買わされたお客さんはたまったもんじゃないですよね。でも、商品の場合は返品したり、一度きりの損で勉強代と割り切れば、それでおしまいですが、「人材」ともなるとワケが違います。家を買うのに似ているかも知れません。

例えば、不動産屋に「この分譲物件は日当たりは最高ですし、庭付きで広さも十分、コンビニやスーパーも近いです。駅チカのわりに価格は安めです。治安も良いですし。今決めないと、すぐに決まってしまうやつですよ~」なんて乗せられて30年ローンで買ったところ、この土地、かつてはお墓だった・・・今後、30年間ポルターガイスト祭り。

しょうもないテクニックで、まんまと買わせてしまうと、そんなダメージを長期的に会社に与えることになります。ダメージを与えると処遇に反映されるからいいことはないですが。適材適所という言葉があるように、その人材に適した場所がありますよね。自分の実力やポテンシャルを客観的に判断して、最適な仕事を選んでいただきたい。

大企業や新卒を採る中小企業は、ほんと大変ですね。お察し致します。ネット販売業で即戦力の中途採用が基本。その人の、これまでの実績やスキルや人間性を見ることが多いでしょうか。新卒を一から教育するなんて、そんなスローなビジネスではないです。

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ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。