無料ネットショップEC Cube4を使ってみた。(商品ページ・管理系編)

EC Cube2

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「e-SCOTT(ソニーペイメント)カード決済が手数料3.5%ポッキリ」という魅力と、進化しているEC Cube。

久々にインストールしてテスト中です。

ドメインはtestNOW.tokyo(1年限定で公開中)

テストの結果、良かったら、固定費削減のため1店舗を引っ越しさせるつもりです。

無理でした・・・

いきなり結論ですが、引っ越しには向いていなかったです。

理由は商品ページのURL。

EC Cubeでは自動でURLが吐き出されて、ユーザー側でいじることができません。

https://testnow.tokyo/products/detail/1

ドメイン以下「products」も変更できないし、「detail」も「1」も変更できません。

例えば、定番通販システムショップサーブの場合、商品ページのURLは次の通り。

https://testnow.tokyo/SHOP/abc123.html

ドメイン以下に「SHOP」があり、「品番+.html」となっています。

どこのシステムもだいたいこのような感じなので、引っ越ししても大きくURLが変更になることはありません。

以前、ショップサーブからShopifyに引っ越ししたときも、品番をファイル名にできたり、階層も統一して変更できました。

でも、URLに品番がつけられないとなると・・・ちょっと・・・・

というわけで、EC Cubeは新規立ち上げには向いていそうです。

商品ページURLを変更する方法

まったくできないってことはないんです。

URLを変更する唯一の方法は「プログラムをカスタマイズする。」

カスタマイズするにはHTML、CSSはもちろんのこと、PHPというプログラミング言語も熟知していないといけないです。

また、EC Cubeのファイル構成や仕組みなどもわかっていないと、さわれない領域です。

よって業者に頼めばサクサクっとはやってくれますが、当然のことながら料金ががかかります。

「無料だから」ということで使っているのに、カスタマイズでお金をつぎ込んでしまっては本末転倒。

EC Cubeに惚れ込んで、「いくら金をかけてもいいから理想のURLでサイトを構築したい。」って場合は、業者に頼むと良いでしょう。

商品詳細ページの感想

レスポンシブ・ウェブ・デザインが採用されているので、1つの商品データでパソコン用、タブレット、スマホ、それぞれ最適化のうえ表示されます。

左に1:1の大きさの商品写真、その下に2枚目以降のサムネイル。

右側に商品名やカートボタンなど、スタンダードなレイアウトになっていますので、特に変更する必要はないでしょう。

商品名は<h2>タグが使われているのでSEO上も問題なし。

html

カートの上の「関連カテゴリ」がめざわりです。

どこで消すか探してみたら商品詳細ページのHTML編集で消せそうです。

html

287行目~302行目をコメントアウトすることで簡単に消すことができました。

管理画面の感想

すっきりしたレイアウトで、サクサク動いて使いやすいです。全く問題なしです。

納品書の一括印刷、一括メール送信も、ちゃんとついています。ただ、メールの一括送信は「発送完了メール」だけです。

それ以外で気になったのはメールテンプレート。

デフォルトでは次のようなテンプレートがセットされています。

メールテンプレート

あれ?・・・キャンセル受付用のテンプレートがない・・・

この画面でも追加ができないです。

新規追加をするには7700円のプラグインを買わないといけないです。

まあ、そのためだけに7700円というのもあれなんで、もしキャンセルがあった場合は、手動で送ればいいですね。

受注一覧から該当オーダーをチェックして「注文取り消し」はできますが、ステータス変更後自動でキャンセルメールが送信されることもないようです。

月に1度や2度は「アマゾンのほうが安かったのでキャンセルします。」なんて常識のない客がいますからね。

いちいち対応も面倒です。

ちょっとこのあたりはシステムが手薄ですね。

開発側は積極的にユーザーの意見を吸い上げているのでしょうか。

もしかすると、個人レベルで使うというより、「業者がカスタマイズして納品」という流れのほうが多いのかもしれません。

「EC CUBE カスタマイズ」で検索すると、かなりの数の業者が出てきます。

商品の一括登録

CSVファイルの一括登録ができます。

そこで気になるのがオプション関係。Tシャツ1アイテムに対しての「赤、青、緑」のことです。

EC Cubeでは「規格管理」という言葉が使われていています。

だた、ファイルでの一括登録はできず、管理画面からひとつひとつ手作業で登録します。

ま、引っ越しするサイトは少ないと思うので、問題はないと思います。

この「オプションが別」というのは、ショップサーブと同じで、商品データ一括がしやすくなるメリットがあります。

つまり、「商品データが一行に1アイテム」とすることができるので、エクセル上での編集が楽です。

どこかのシステムはオプションの数だけ行数を使っていたりするので、ファイルが膨大になってしまうことがあります。

まとめ

細かいところまでは見ていませんが、実にシンプルなシステムになっています。

トップセラー(topseller)の商品を一括でぶち込んで運用するなら十分なレベルと言えます。

また、繰り返しになりますが引っ越しではなく、新規でECサイトを立ち上げる場合には、選択肢のひとつにはなりえます。

会員のランク分けやメルマガなどはないので、リピート商材でガッツリ通販をやっていくには、かなり物足りない仕様です。

いろいろ便利なプラグインが無料、有料とありますが、できればお金はかけたくないですからね。

無料プラグインを使えば、ちょっと進化させられそうです。

WooCommerceに比べて画面がサクサク動くのが魅力的ですが、機能面で物足りなさがあるので、結局は、「一長一短だよね~」の一言に収まってしまいます。