迷惑メール完全撃退法(PCもiPhoneも対応)

迷惑メール撃退法

ネット通販(ショップサーブ・ヤフー出店)をやっている関係で、お世話になっている社長から、たまにパソコンサポート・センターをさせられます。

先日はメールトラブル。

「受信できない。」と。

現場に急行し、その社長の時代遅れのバカでかいデスクトップにしか置けないノートパソコンを診断。

パソコンを触らず、一瞬で解決してみせました。

メールトラブルを一瞬で解決した裏ワザ!

一言「もう、Gmail(ジーメール)を使ってください。(笑)」

これで解決です。

社長が使っていたのは、古風な「****@ybb.ne.jp」というプロバイダメール。

「****@softbank.ne.jp」とか*「***@au.com」「***@ezweb.ne.jp」などのケータイメールも相当古風ですが、それより古風なのがプロバイダメール。

我々EC事業者からすると昭和時代のイメージですね。

ケータイメールなどは平成ですね。

ちなみに、今は令和(どうでもいいけど)

しかも、パソコン上で動くメールソフトを使っている。

さらに、サポートの終わったWindows7。

いくらパソコンが得意とは言え、そんな古いマシンや時代遅れのソフトなど見る気にもなれません。

そもそも忘れているし・・・

今はWindows11ですし、パソコンソフトなんて使っている人「まだいるの?」って感じです。

ま、社長はEC業界じゃないんで、仕方ないですけどね。

迷惑メール拒否撃退率ほぼ100%!

プロバイダメールやケータイメールを使っている以上、おそらく永遠に迷惑メールにさらされるでしょう。

でも、メインのメールをGmailに変えた瞬間から迷惑メールから開放されるでしょう。(翻訳文みたいw)

というのも、Gmailの迷惑メールフィルターがハンパないくらい正確なんです。

ネット通販をやっている関係で、お店のメールはネット上に公開されています。

なので、誰でも簡単に情報が取れるので世界中から迷惑メールがとどきます。

でも、そのほとんどは、受信トレイをスキップして迷惑フォルダに直行しているんです。

GmailのAI(人工知能)は日々進化していて、ほぼ100%迷惑メールをブロックしてくれます。

Gmailのアカウントをひとつ作っていれば、パソコンが壊れようがスマホを買い換えようが設定することなんて、ほとんど無いですし、迷惑メールに迷惑を受けることもありません。

まとめますが、あなたが、毎日毎日、迷惑メールを受信している今のメアドからGmailに変更するだけで、ほぼ100%迷惑メールは撃退できます。

というと、なんかね「(いろいろなサービスで)登録してるメールを変更するのが面倒くさい。」なんておっしゃる人もいるんですよね。

「いやいや、手動でいちいち迷惑メール削除するほうが、よっぽど面倒くさくないですか?」ですよ。

楽*天からのうざいメールもゴミ箱

メルマガに登録した覚えもないのに、毎日のように楽天からメールが届く・・・

「メルマガに登録する」にデフォルト(あらかじめ)チェックが入っていて、それを外し忘れると勝手に送られてくる悪質なしくみです。

だから楽天が嫌い」という人も多いですね。

そのような、見に覚えのないメールも下記の画像のように「!」を1クリックするだけで、迷惑メール扱いで受信トレイから除去できます。

自分でフィルターを設定して、嫌いな上司からのメールをゴミ箱に直行させることだってできます。

迷惑メールにお宝が!?

Gmailを使えば、ほぼ100%迷惑メールを撃退できます。

でも、ごくたまに、迷惑メールの中にお宝が混入していることがあります。

お宝とは、「確かに迷惑ではあるけれどお金になるメール」という意味です。

一般の人にとっては、迷惑メールは迷惑そのものですが、ネット販売をしていると、たまに迷惑の中に、ほんのり光るものも混在していることがあります。

2年ほど前に、迷惑メールを見て「迷惑さんたち、一生懸命工夫してタイトルつけてるね~」なんて関心していたところ、「あの高級家具が仕入れ値40%!」みたいな件名が目に入ってきました。

当店の仕入れの平均割合は60%くらいですから40%はかなりの利益率です。

開いて見ると、普通に雑貨などを販売しているメーカーさんでした。

ウェブサイトもしっかりチェックし、怪しくないことを確認した後、連絡。

仕入れをすることになり、現在も販売しています。

めちゃくちゃ売れるものではないですが、在庫する必要がないので、売れたときだけ利益が落ちるようになっています。

そんなことがあるので、迷惑メールはたまにチェックします。

ちなみに、怪しくない企業なのに迷惑扱いされるのは、おそらく無差別に「メールの一斉配信」をしているからでしょう。

迷惑ボタンが多く押されてしまうと、迷惑メール送信業者とAIに判断されるのだと思います。

気になった迷惑メール一覧

ECやっている身としては、迷惑メールはキャッチコピーの学びの場でもあります。

「これはクリックしたい!」と思うような秀逸なコピーが混じっていることもあるんです。

先程の「仕入れ40%!」というのも、仕入れをやっていると反応してしまいます。

さて、直近で気になったタイトルの一覧を紹介します。

4.7兆円市場の開拓(官公庁)取引

官公庁【かんこうちょう】とは、学校や市区町村など「公」の機関のこと。

官公庁もモノを購入するのでEC運営者にとっては気になるところ。

「国にモノを売るってどうやって?」という疑問に答えてくれる企業なのかコンサルなのかわかりませんが、いずれにせよ、このメールからやってきた人たちから金を巻き上げるビジネスであることは間違いない。

補助金や助成金

補助金や助成金などがタイトルに入っている迷惑メールは怪しさ満点です。

なぜなら、補助金や助成金をもらいたければ、「まともな」行政書士や司法書士に聞けば済む話です。

先日行政書士を話す機会がありましたが、そこの法人は、売り込みなど一切せず、常に依頼で満タン状態です。

実力のある法人は売り込みなんてしないんですよね。

株式会社ジェーシービー

個人的には絶対に使わない(作らない)クレジットカード会社のJCB。

理由は、EC運営者にはわかると思うのでカットします。

ただ、このメールはJCBオフィシャルではなく、第三者が勝手に名乗っている迷惑メールですね。

JCBを使っている人なら、もしかすると反応してしまうかもしれません。

危ないよ~

ビジネス協業だと?

「協業」ってね。

協業(コラボ)する企業は、そもそも信頼関係が前提ですから、どこの馬の骨ともわからない人とコラボなんてできるわけないですよね。

これも怪しさぷんぷん。

ECサイトをやっているとこの手の迷惑メールは多いですね。

「芸能人が御社のショップ取材します。」とか「雑誌(新聞)に無料で掲載しませんか?」とか、あの手この手と送りつけてきます。

芸能人取材商法にまんまとやられて、ECサイトに「俳優の◯◯さんが取材に来てくれました!」なんて載せているお店も見かけたことがあります。

芸能人っても、賞味期限の切れたような人ばかりなんですよね・・

イギリス国立大学の学生!?

珍しいのが入ってました。

U田と名乗るイギリス国立大学に通う学生とのこと。

これは迷惑メールの中では異色で、つい開いてしまいます。

「文面はアンケートにご協力お願いします。」なので、一見無害のように思えるのですが、「学生のためなら。」とか思ってクリックすると、、、、

「あなたのパソコンはウィルスに感染しました。解除するには0120-***-***にお電話ください。」とか、わけのわからんサイトに誘導される恐れもあります。

なので疑わしきは触るなかれです。

じゃない、触らぬ神に祟りなし。

もちろん、本当にイギリスに留学している学生で一生懸命課題に取り組んでいるのかもしれません。

でも、迷惑メール扱いされている以上、課題はコンプリートできないでしょう。

迷惑フィルターをすり抜けた奴

99.9%迷惑フィルターをブロックしてくれるGmailですが、ごくまれにすり抜ける場合があります。

と言っても、海外からの怪しいのは、ほぼ100%ブロックしてくれますが、今回のように「.co.jp」ドメインで、かつ新参者なので迷惑フィルターをすり抜けたのでしょう。

今回この「資本業務提携・・・」のメールを受信したEC関係の人たちによって、一斉に「!(迷惑メール報告)」ボタンを押されて、次回からはめでたく迷惑フォルダ直行でしょう。

迷惑メール

当社と業務提携したり、事業を譲渡したいだと?

しょぼい通販会社と業務提携するメリットもなければ、こっちは事業を買う体力もないのは、販売ページ見りゃわかるはず。

さらに「この度は記者のホームページを拝見し・・・」って、複数あるんですが、どれですか~?

まあ、「拝見」は大ウソというのはバレバレ。

企業名もなく、ただ「ご担当者さま」だし、「急な連絡で大変失礼いたします。」「突然のご連絡誠に失礼します。」などは、

迷惑メールの典型的な書き出しですね。

なんで、わざわざ「迷惑」とわかる文章作るんでしょうね。

おそらく、EC系の人じゃないのかもしれません。

ECやってる人なら、タイトルも文面も「読んでもらえる」メール作れる人多いと思います。

まあ、そもそも一斉メールは使わないですね。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。