独自サイトの商品をヤフーショッピングに掲載する方法

データ以降

独自サイトをどのような形式で構築しているかによってデータ移植作業の時間は変わってきそうです。ショップサーブなどの、開業サービスを借りて構築している場合は割りとスムーズに移すことができますが、レンタルサーバーを借りて、自作したものを公開している場合は、手間取る場合もありそうです。

まず、最大のポイントは「品番」です。yahoo! shoppingでは、品番がそのまま商品ページのファイル名になります。例えば、品番「TSTS-007」という商品があった場合、Y!では次のようなURLになります。

http://store.shopping.yahoo.co.jp/myshop/tsts-007.html

品番に大文字を使っていても、強制的に小文字になります。

また、商品画像についても、メインの写真を「品番.jpg」にしておく必要があります。上記の例の場合「tsts-007.jpg」としておきます。2枚目や3枚目の写真は、2枚目が「tsts-007_1.jpg」、3枚目が「tsts-007_2.jpg」、4枚目が「tsts-007_3.jpg」と「_(アンダーバー)」をつけます。ハイフンは不可(品番内のハイフンは可)です。写真ファイルも強制的に小文字になります。

図で示すとこんな感じ。

移行作業

この基本ができていれば、移植する作業はずいぶんと楽になります。

もし、逆に、まったくできていない場合、商品の識別を商品名などにしている場合は、この機会に品番を中心にしたデータ作りをしておいたほうが良いでしょう。

例えば、品名をそのまま品番にしているようなケース。Tシャツレッドの場合「aka-t」とか「red-t」とか。もともと品番のない商品ならそれでも問題ありませんが、2枚目以降の写真のファイル名は必ず「品番_1.jpg」という形式に修正しておきます。よく、デジカメで取った写真をそのまま掲載してしまっていることがありますので。(DSC2015051701.jpg等)

まとめると、品番は小文字。写真のファイル名は品番。

さらに、もうひとつ。

「エクセルやCSVファイル形式で商品データの一覧があるかどうか?」も、移植作業に大きな影響を与えます。古いショッピングカートCGIを使っていて、「商品ページのHTML内にしか商品データ(品名や価格)がない」というような場合は、エクセルで一覧を作成してからです。

商品数が10点や20点という場合は、データを作るつもりで、yahoo! shoppingに手動で登録していけば済みますが、既に1000点、1万点とある場合は、手動で一件一件入力していると2016年を迎えてしまうかもしれません。

具体的作業手順については、後日。予定。