起業するのにメンターは必要か?

結論から言うと、必要だと思います。

というか、いたほうが断然楽になるし、意思決定も、いない場合に比べるとスムーズになると思います。

ただ、「メンターって何?」って話。

日本語に訳すと「指導者」とか「助言者」。

これではピンと来ない。

ちょっといい説明があったので引用。

メンターとは仕事やキャリアの面だけでなく、プライベートのことも相談でき、困難な状況のときに精神的な支えとなる人

https://smbiz.asahi.com/article/14807279

これが、個人的に近いイメージ。

できるなら、これにプラスして「指針を示してくれる人」

そんな人いる?

ところで、メンターの定義として、わりとわかりやすい引用をもってきたけど、起業したい人に限らず、お勤めの人でも、「その定義に合致するような人っていますか?」って話。

「はーい。僕には3人いまーす✋」って人、少ないんじゃないかな?

仕事のこともプライベートのことも、相談すればスッキリ解決できるような頼れる人。

なかなかいないですよね。

余談ですが、逆に、自分が「おれ、メンターになってるんじゃね?」って思うことはあります。

長年の付き合いのある女性(面識あり)から仕事のことやプライベートのことを、インスタ経由でちょくちょく相談されるんです。

で、思うことをメッセージすると、毎回「すっきりした。」とか「だよね~(確認して安心)」とか。

これは間違いなくメンターではないか?

「金くれや。」と言いたいところですが、残念ながら、気づけば、そういうポジションになっていたので、今さらマネタイズも難しい・・・

メンターはごろごろいる!

その若い女性は、リアルでたまたま知り合った中年のオジサン(わたくし)がメンターになったわけですが、一般的には、なかなか、そういった人と出会う機会って少ないんじゃないかな、って思います。

そこでオススメなのが、「リアルで会う」とかではなく、本やブログ、ユーチューブなどを通じて「自分にマッチするメンター」を見つけるという方法。

波長が合う人という感じですかね。

スポーツが好きだった人は「イチロー」が言っていることが腹に落ちることもあるでしょう。

好きな芸能人の言う事が「すばらしい」と感じているなら、その芸能人が、ある意味メンター。

結局、活躍している人の言っていることは、ほとんど同じことなんですが、「(自分にとって)誰が言うか。」で、受け取り方が変わってきます。

ホリエモンでもヒロユキでも良いんですが、「この人の言う事は腹に落ちるよな。」と思っている人がいるなら、そういった人を、いわゆるエア・メンターにしてしまうのが良いですね。

その人なら何てアドバイスする?

有名人に直接相談するのは、なかなか難しい。

でも、たとえ画面上の人でも、メンターと決めた人の言動をしっかり耳にし、文章をしっかり読み込めば、何か困難にぶち当たったとき「この人なら、何てアドバイスするだろうか?」と考えると、わりと簡単に答えがでるようになります。

考えてみると、個人的には、メンター的な人はリアルと著名人と含めて5、6人くらいはいます。

仕事面専門のメンター。

プライベート面専門のメンター。

仕事面のメンターのひとりは、京セラ創業者の稲盛和夫氏(故人)ですね。

経営者の中でも、経営手腕はもちろん、人格面でもトップレベルの人だと思っています。

仕事で暴走しそうなときは、稲盛氏の数々の名言などはブレーキになるし参考にもなります。

メンターとしてはないですが、ホリエモンやひろゆきとかも、とても参考になりますね。

そういった意味で「本は読んだほうが良い。」というのは言えそうです。

身内や友達

「尊敬する人は?」という質問に「両親」と答える人もいます。

親をメンターとするのも、全然ありですよね。

あるいは、親戚のお兄さんだったりお兄さんだったり。

人生を通じて永遠にメンターでなくても、その時々のタイミングによってはメンターになることもありえるので、年齢の上下関係なく、性別関係なく身内もメンターになりうるの可能性がありりそうです。

何なら、自分の子供が「すごいこと」を言うことだったありえますから。

自分以外の声には、耳をすますべきでしょう。

付き合いの狭い人は、友達がメンターになっているケースもありますね。

友人もあり、知人もあり。

業種性別年齢関係なく、何らかのヒントをくれる可能性のある人は、まわりにゴロゴロいると思いますけどね。

ちょっと、テーマ「メンター」からは、それているような気がしますが、気にしない気にしない。

とにかく数あたること

自分にしっくりくるメンターを見つけるコツは、「数撃ちゃ当たる!」のみじゃないでしょうか。

いくら友人が「この人すごい。」とか言ってても、しっくりこないときあるじゃないですか。

たしかにすごいけど、しっくりこない。

そんな場合は、自分で見つけるしかないんですよね。

個人的にも、紹介されたわけじゃないんですが、podcastやっている人で、すごい起業家がいるんです。

その人の話をかなりの数を聞いたんですが、たしかに、やっていることはすごいんです。

いろんなジャンルで、ポンポン事業を立ち上げては、ほぼ100%の確率で事業化に成功しているんです。

その手法も聞きましたが、「なるほど!」とは思ったんですが、どこか違和感があるというか、しっくりこない。

別に嫌いとか、そういった感情があるわけじゃないけど、「なんとなくこの人好きじゃないな。」という感覚です。

「嫌い」じゃないんですよ。

「好きではない。」

その人に「興味がない。」というニュアンスが近いですかね。

面識がないので、リアルとはまた違う感覚だと思いますが、ネットで得られる情報(映像や音声)からは、「すごい人というのは頭ではわかるけど、自分的には違和感がある。」みたいな。

数こなさないと、なかなか見つからないと思います。

自転車で日本一周するわけじゃないんで、スマホやパソコンで調べまくったら、そのうち見つかるでしょう。

おそらく。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。