今回、ショップサーブからShopifyへの引っ越しで、「残すところはドメインのみ」という状態になったのですが、予想に反して難航しております。
ドメインの管理者移転はスムーズに
ショップサーブで取った「.jp」ドメインを、同サービス解約ということで、ドメインの管理者を、おなじみのムームードメイン(mumu domain)に移すことになりました。
指定事業者の変更と言います。
手順としては3ステップです。
(※ムームードメインにアカウントを持っていることを前提として)
(1)ショップサーブに解約届けを出す
「解約届けの用紙に記入して郵送」という面倒なアナログ作業です。
郵送して1週間も経たないほどで、メールで「解約受付ました。」と送られてきます。
それなら、解約ってメールでいいんじゃね?
(2)ショップサーブに「REG」で始まる登録者番号を請求
メールでもらえます。
「解約手続き済みです。REGから始まる登録者番号を教えてください。」でOKです。
翌日にはお返事が頂けました。
(3)ムームードメインの指定事業者変更に番号を入力して申請
Eストアーからもらった登録者番号を下記のフォームに入力して申請します。
切り替えまで「最大10日かかります。」と注意書きがありましたが、翌日には切り替わっていました。
早っ。
DNS切り替えで完了のはずが、、
ムームーでドメインを管理できるようになったので、次は、DNSをShopifyのものを入力すれば完了のはずです。
ところが、どこを探してもDNSが見当たらない。
さらにググるとわかりました。
ネームサーバを変更する箇所ではなく「ムームーDNS」というところで設定します。※これ重要
「ムームーDNS」→「変更」と移動して下記のように入力します。
「23.227.38.65」のIPアドレスは時期によって変化しているようなので、申し込み時のIPアドレスを確認してください。
そして、もう1か所「ネームサーバー」のところで「ムームードメインのネームサーバ(ムームーDNS)を使用する」にチェックしておきます。
これをやっておかないと、「ドメインを使用しない」状態で「パーキングサイト」が表示されちゃいます。
そして、Shopify側でドメインの設定を進めると、次のような画面になることがあります。これは「文字通り接続できていません。」ってことです。
何度か接続を試みて、次のような画面になれば成功です。数分以内に接続されます。
ちなみに、ドメインが接続できていない場合は、次のような画面になります。
「SSL保留中」とありますが。特に設定の必要もなく、すぐにSSLでの接続が可能になります。
お店側でSSLの設定等はありません。楽ですね。
また、下記のような画面が出る場合は、再度接続を試してみてください。(ムームードメイン側の設定をしっかりしておいてください。)
ドメインメールが使えない場合の代替案
Shopifyでは、ドメインの接続はできてもメールが簡単に使えません。
※使えるかもしれませんが、ちょっと難しそう・・・
ECサイトを運営するうえで、「ドメインのメールを使わないといけない。』と言うルールはないのでGmailなどのフリーメールで代替えします。
ウェブメールとしては最高機能ですからね。
フリーメールを避けたい場合は、別でドメインを取って安いサーバーを借りて・・・と面倒な方法もありますが、、個人的にはGmailで十分だと思います。
注文データなどはShopifyに蓄積されるわけですから、メールの用途は問い合わせ程度ですからね。
JPドメインを取って後悔
実は今回のクライアントさん、ショップサーブ契約時に「ドメイン費用無料」ということで「JPドメイン(****.jp)」を取得しました。
ショップサーブを使っている間は無料なので良いんですが、移転した場合は、無料じゃなくなるんですよね~
当時は、「引っ越しする」なんて想定していなかったのでJPを取りましたが、ここへ来て、年間3000円超えのコストにお悩み。(.comや.netは半額程度)
こういうことがあるので、ショップサーブと契約するクライアントさんには、ドメインは必ず、ムームードメイン(mumu domain)などの外部サービスを使うようにオススメしています。
「いざサーバー移転」となったとき、サクッと移行できますし、無駄なコストも発生しません。
ちなみに、ドメインは何取っても変わりないですね。
法人なら「co.jp」が取れますが、これを取ったからと言って別に社会的信用度が高まるわけでもありません。
結局、好みの問題です。