「何でも屋」よりも「専門店」が成功しやすい5つの理由

町の小さなスポーツ店がネットの人気店に

「専門店」が当たる典型例ですね。

ネットショップやるなら「何でも屋」よりも「専門店」。

これは昔から言われています。

「ペット専門店」というくくりではなく、「わんちゃんの洋服専門店」など、より細かいところでの専門化が良いとされています。上記のスポーツ店も、本来はスポーツ専門店」ですが、さらに、ジャージに焦点を当てて専門化したのが成功要因のひとつじゃないでしょうか。

そういった専門店が成功する理由を5つほど考えてみました。

1.検索に強くなる
2.おぼえてもらいやすい
3.ファンが付きやすい
4.お客様との距離が近い
5.在庫のコントロールがしやすい

やや無理矢理感がありますが(笑)

(1)もはや常識的なので省略したいところですが、文字通り、その分野での検索に強くなります。ネット販売のための第一関門が楽々クリアできる可能性大。

(2)「どこで買ったかな?」というときに、探す手がかりが「ペット用品店」となると、お店が多すぎて迷ってしまいますが、「犬の洋服店」となると、記憶に残りやすく探しやすくなります。(最近はペットの服屋さんも多そうですが、、)

(3)専門店の場合、店主の趣味やセンスなど、特定のコンセプトにもとづいて商品がセレクトされたり、作られていることが多いので、その趣味に共感するファンは固定客化しやすい。

(4)お客様との距離が近くなるのでダイレクトな声が聞ける。どんな商品を探しているのか、どんなサービスを求めているか、といったアイデアが得やすい。

(5)何から何までという何でも屋に比べると、はるかにアイテム数が絞られているので、何が売れて何が不要かというのが把握しやすく、販売機会の損失も避けやすい。

ただ、ネット上、「その専門店」が多数あると埋没して存在感がなくなってしまうので、専門店をやるなら、「その専門店」が0店~5店くらいのときに参入するのが望ましいでしょう。

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ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。