スマホだけでネットショップが開店できるようになった

スマホだけで

スマホやタブレットが普及し始めたころから、「タブレットだけでネットショップが開業できますか?」なんて質問がたまに入っていました。

「そういう時代はすぐに来るでしょう。」という予測は見事に的中しました。

先見の明がありますな。

というか誰でもわかることですが!

さて、スマホだけでネットショップ。

カナダからキター―(゚∀゚)―!!!!

2020年3月、クライアントさん(創業2004年の通販ショップAさん)からの依頼で、ネットショップの引っ越しをすることになりました。

そこで選んだのが、カナダからやってきた通販アプリのShopify(ショッピファイ)これ↓

ショッピファイ
英語サイトの場合でもメアドだけで即開店!

ネット通販店のA店は、60点ほどの商品を扱う小規模なお店なので、そんなに高級なシステムはいらないと判断しました。

そして、月額3000円程度のカナダからやってきた、このナイスガイ!?を試すことにしたわけです。

現在、契約も完了して移行作業も100%完了しています。

で、感想や評価、細かい機能については書き出すと、この場では収まらないので、ブログに10記事くらいに分けてあげていきます。(Shopify引越日記

とりあえず、ここで一言感想を言えば、

これヤバイぞ!(゚∀゚)

もちろん、イイ意味で。

これが世界標準なのか。

日本は、またもガラパゴスなのか?と思っちゃうくらいです。

名付けてスマート・ネットショップ。

もちろん、スマホでオープン、スマホで運営もできます。

通販のプロが必ずチェックすること

実は、私たち、通販のプロがまずチェックするところって決済(支払い方法)まわりなんです。

結果的にどのくらいのコスト(費用)になるのか?

「開店無料」「利用料無料」をうたっていても、結果的には売り上げから10%の手数料が引かれる、なんてのは日常茶飯事です。

10%てデカいですよね。

100万円売ると10万円失う。

でも、Shopifyは、クレジットの場合は3.4%。代引きや銀行振込などを使えば手数料は0円。

クレジットなら3.4万円で済むし、代引きなら100万円まるまる残る計算です。

Shopifyは機能面もしっかりチェックしましたが、この決済まわりのコストの超絶な安さで即決しました。

決済まわりのコストは、最初にチェックしておかないと、営業が長期になってくると、徐々に首を絞められることになるんですよね。

「げっ・・・手数料こんなに!?そろそろ引っ越しかな・・・」みたいな。

そんな無駄な引っ越しを、最初からカットできます。

売れなくても売れても、「コストは最低限に押さえるように始める。」というのがビジネスの鉄則ですからね。

日本版ではド初心者向けbase

BASE株式会社のサービスはもやはお馴染みですね。

メールアドレスがあれば3分以内にお店が持てます。(スマホ操作が遅い人はそれに比例して時間がかかる)。

もちろん、商品を登録していくには別途時間が必要です。それも、スマホで撮影した写真をそのまま掲載できます。

過去に手作りでホームページを作ったことがあって、「久々にネットの世界に戻ってきた。ネットショップでもはじめようか。」そんな人には衝撃ではないでしょうか。浦島太郎状態。

さて、使い方は簡単です。

BASE株式会社から使っているメールアドレスで登録します。トライアル(おためし)の場合はプライベートメールでもいいけど、本当にお店を始める場合は、専用のメールアドレスを用意したほうが良いです。

その後、スマホのアプリ「BASE CREATOR(ベイスクリエーター)をダウンロードします。BASEというショッピングモールアプリもあって、それではお店作りはできないので、ご注意ください。

これ↓

BASE CREATOR

練習ツールにも最適

若い経営者やクリエーターやプログラマーの集団だと思いますが、とにかく使いやすい。

専門用語でいうとUI(ユーザー・インターフェイス)が優れすぎていて笑えます。

BASEは、初心者が、初めてネット販売を始めたり通販システムの操作に慣れたりする意味では、最高のツールだと思います。

使い倒して、先が見えたらステップアップすると良いですね。

お店運営も軌道に乗ってきたら、2店舗目、3店舗目と出店を広げていくのは、ネットショップ・ビジネス(EC)の醍醐味(だいごみ)です。

企業向けのショップサーブをはじめ、プロフェッショナル仕様の通販システムも扱えるようになると、もうECのプロと言えます。

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メルカリからユーザーを自社サイトに誘導せよ

最近は農家さんがメルカリで農産物を直売する。」といったのが流行っています。

良い話ですよね。

農協を挟むと収穫が多すぎても少なすぎてもダメ。

たくさん主格しすぎて、畑に大量に捨てられたレタスなどを見ると、いつも気の毒に思っていました。

「同時に直売すればいいのに。」と。

でも、今はそれができるようになったんですね。

ただ、メルカリはもともとフリマアプリ。

大量出品を効率よく運用できるシステムじゃないんです。

数が多ければ多いほど時間もかかってしまうので、ビジネスとしては、きわめて非効率になるんです。

だから、最初はメルカリでもいいとは思いますが、できれば、並行して、上記の Shopifyなどで自社サイトを持っておくのが良いです。

楽天じゃないので、リピーターさんを自社サイトに誘導するのは禁止でもないですから。

メルカリで新規ユーザーを獲得して、次からは自社サイトに誘導。

これで、運営効率も良くなりますし、利益率もグンと上がります。




ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。