BtoBビジネス入門エッセイ「もっと儲かりまっせ」

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もっと儲かりまっせ。

15年近く前の本です。ドッグイヤーもマーカーも無いので、読んでいなかったのでしょう。読んでみて、その理由が分かりました。

「小売りのECサイト(ネットショップ)の参考に」と買ったつもりが、内容はB2Bのお話が中心だったからです。むしろ、小売りなどは儲からないから「儲けるならBtoBだ。」といった内容もあったと思います。

当時は、小売り(BtoC)のネットショップしか頭になかったので、当然、積読です。でも、今となっては、BtoBの現場を経験者の、読みやすいエッセイ的なビジネス書という感じです。これから、BtoBを始める人は、ぜひ100冊分の1冊に入れておいて損はないでしょう。

さて、小売りECサイト的な読み方をしても、それなりに得るものはありました。2つピックアップします。

1つ目は、「試作だけでお蔵入りしたような商品を探せ」という部分。この発想というか知識はなかったですね。一から商品を製造するよりも、「試作のみで埃をかぶったモノの中から金の卵を見つけよう」というアイデアです。実際、著者もそれを実践し、具体名は書かれていませんでしたが、省エネ関連の商品を販売してうまくいったらしいです。

このアイデアは、小売りECサイトの、「訳あり」や「アウトレット」の商品発掘に似ています。今でこそ、「訳あり」は普通になりましたが、当時は、メーカーの倉庫に行けば不良在庫の山でしたから、安く仕入れることができたのに似ています。もちろん、今でも探せばあるでしょう。

2つ目は、代理店ビジネス。この言葉、文脈によっては怪しい響きを放つこともありますが、まっとうな代理店ビジネスのことです。これはアリかなと思いました。

「自社で持っている売れる商材を、本店サイトで直販。」一見、利益率も高く儲かりそうですが、B2Bとして代理店を募集したほうが、もっと販路は広がり、爆発的に売上が上がる可能性があります。

オリジナル商品を持ったECサイトが「卸し」をやっているのは見かけますが、積極的に販路を広げようとしているケースは少ないような気がします。ま、おそらく小売りだけで、他に手がまわらないのでしょう。

「良い本なので他にも出版していないかな?」と調べてみました。著者はこの本を出版したときは36歳くらいで、42歳あたりで宅建の資格をとって、現在は不動産関係の仕事をなさっているようです。不動産関係の本は1冊だされているようです。なかなかおもしろい経歴ですね~