easy my shop(イージーマイショップ)はどうよ?評価は?by現役店長

イージーマイショップ

この記事は約10分で読むことができます。

イージーマイショップ

ネットショップ開業と言えば、ショップサーブをはじめとして、カラー・ミーショップ・プロおちゃのこネットなんかが、ド定番ですが、今回、 イージーマイショップ というサービスを見つけたので、いろいろチェックしてみました。

だだし、チェックの仕方が、たぶん、玄人的、業界人的、かなりマニアックかと思いますので、その点あらかじめご了承くだされ。

1.業界人はまずここを見る

まず見るのは、運営会社です。「どんな会社がサービスを提供しているのか?」というところをチェックします。

最悪なのは、個人でやっているサービスです。「問い合わせの返事が遅いな・・」と思ったら、「すみません。入院してました。」とか。入院は悪いことでもないですし、別にそんな会社でも良い人はいいと思うんですが、安定的に販売をしたい人や企業にとって、安定感やスピード感のないやり方は完全NGです。

で、この イージーマイショップ 。どこのだれがやっているのか見てみたら、まぁびっくり。東証一部上場の(株)システムリサーチという会社でした。創業は1981年に8名からスタートした会社ですが、2016年に東証一部に上場しています。

コーポレートサイトには、システムエンジニアやプログラマの人数まで明記があり相当大きな会社ということがわかります。「個人プログラマーがやってます。」といったサービスとは比較にならないくらいハイレベルで安定的なサービスを提供しているであろう、と推測できます。

2.次は決済サービスをチェック

容量が何ギガとか商品数が何点、そんなところよりも、次にみるのは決済サービスです。

「こんな高機能で月額3,000円!」と一見お得なようにみえても、クレジットカードやAmazon Payなんかを導入すると、結局月額1万円を軽く超えてしまうサービスも多いですね。「なーんだ、たいして安くないじゃん・・・」と。

このイージーマイショップはどうでしょうか。決済サービスを見てみると、オリジナルの決済サービスが用意されています。その名も「イージーペイメント。」

こんな感じ↓

イージーマイショップ

これ、めちゃくちゃ魅力的じゃないですか。月額利用料0円しかも手数料は3.6%(税別か?40円には税別ってくっつついてるけど3.6%にはくっついてないから誤解されるんじゃね?)・・・。

これはキター、ヤバイかも!と思う反面、どこかしらにトラップ(罠)があるんじゃないの~と疑っちゃいます。でも、サイト上の情報を見る限り不審点はなさそうです。

他にイプシロンやNP、Paypalなどメジャーな決済はありますが、わざわざそういった有料のサービスを使わずとも、イージーペイメントでよろしいんではないでしょうか?という印象です。月額無料はありがたすぎる・・・・

3.わかりにくい「容量」が最終チェックポイント

個人的に目を付けたのは「プロフェッショナル・プラン」です。月額4,830円で容量3Gです。決済サービスを無料のイージーペイメントを使えば、その金額だでプロフェッショナルなお店ができることになります。

が、この3Gがクセモノです。

「お米10kg」と聞けば、すぐにイメージできる人も多いと思いますが、「サーバーの容量3G」と聞いて、「はいはい。それくらいね。」と言えるのは相当な業界人です。

当店は、ショップサーブの旧プラン「スタンダードモバとくパック (月額約12,000円)」を使っていますが、データ容量は、確か1Gです。現状200点ほど登録していて1Gのうち30%くらい使っています。

簡単に計算すると、200点で300Mb。1000点なら1.2G。3000点なら3.6Gという計算になります。もちろん、これは、登録するデータの大きさによって変わるので、当店だけのデータ事情です。でも、1商品1Mbくらいのイメージが良いかもしれませんね。

1万点ほどを扱っている店舗の引っ越し先を考えていたでは3Gではちょっと無理っぽいですね。でも、商品数が300点より少ない場合は、、 イージーマイショップは、コスパの良い選択になるのかな?って思います。(今の段階で)

4.最終的には「気持ち」

個人的な意見なんですが、最終的にどこで決めるかって話なんですが、イージーマイショップを提供する(株)システム・リサーチさんですが、本業はシステム屋さんです。

会社が大きくなっていく段階で、事業拡大の一環として、ネット販売システムを投入してきたイメージです。悪い例えですが、「輸入車の本業が儲かっているので趣味的に飲食店でもやろうか。」みたいな、片手間的な印象です。

片手間が悪いというのではないすが、会社として、その事業に対して、どの程度思い入れがあるのか、何年やるつもりなのかが、まったくわかりません。サービスは2011年あたりからなので、それなりに続いていますが、どういった気持ちでやっているのかが、よくわかりません。

一方、ショップサーブを提供している(株)Eストアーなどは、ネット販売システムを本業でやってますから、創業者石村氏の「日本中をウェブショップだらけにしたい。」といったスローガンも、それなりに気持ちが伝わってきます。(昔は「ウェブショップ」という言葉も使われていた。)。

ECサイト運営者として一番困ることの一つは、サービスの終了です。通販システム専門のEストアーが、「〇月をもってサービスの提供を終了します。」というのは、廃業(倒産時)時以外、ありえませんが、多角化の一事業としてやっている企業の場合は、そーいうことはよくあることなんで、そこだけが気がかりですね。

ネットショップの引っ越しは、できればやりたくないんで・・・・いろいろな部分で、めちゃくちゃ大変なんです。将来的に、引っ越しのリスク」ってのは考えておいたほうが良いと思います。

5.無料で使ってみましょう。

使ったこともない商品やサービスについて語るのは、ウワサの域を出ませんから、気になったらまずは使ってみるのが一番ですね。

ショップサーブも2週間の無料体験を用意しているのと同じように(無料体験当たり前!)、イージーマイショップも無料体験を用意してくれています(有料Standardプランを60日間無料)。「お手並み拝見」とばかりにテストしてみました。他のASPをいろいろ使っているので、ばっちり比較できちゃいますね。

イージーショップ

サブドメインでIDを作るのは、ほかのASPと同じです。

申し込み後、すぐにメール届きました。最初の空の店舗と言いますか、イメージページが用意されているのは、おちゃのこネット的ですが、ここはおちゃのこのに軍配ですね。

これ↓(正直、お店感なし。)

イージーマイショップ

第一印象が肝心ですよね・・・。この段階で、おちゃのこネットのように、「お店持てた感」があるほうがいいかなって思いました。頑張ってくださいw(おちゃのこのデフォルトデザインを出したいところですが、面倒なのでカット。わかる人にはわかる、、ということで。)

管理画面に入っていました。いきなりカラフルなのが印象的です。昔のカラーミーのようなけばけばしさは感じないので、視覚的には、さほど気になりません。

さて、管理画面に入った。「次何すれば良いの?」という疑問に対する明確な答えはなく、かろうじて、左上の「ショップオープン」というボタンが目立っていたので押しました。すると、いわゆる「特定商取引法に関する情報」を入力するページに移ります。

ここは、「ショップサーブの開店ウィザードが優れている」というのを、相対的ですが、感じることができました。「どの層のユーザーをメインターゲットにするか。」を考えながら、システムを構築するのも大変ですね・・・

6.結論

そんなこんなで、短時間ですが、いろいろいじくってみました。受注処理関係は、特に問題なく運営できそうな設計になっています。時代錯誤も特になく「よさそう」と思って契約したところで大問題は発生しない印象です。

繰り返しになりますが、商品数で言うなら500点も超えないようなお店には、かなりコスパの良いサービスかなと思えますが、当店のように1万点を超える商品を販売したい大規模ショップにはちょっと物足りなさを感じます。

若いサービスではないので、しばらくチェックを続けてみたいと思います。できれば、この記事を見た当該企業の担当者の方からメッセージを頂ければすごくうれしいですね。

7.余談

やっぱり気になるのが、くどいようですが「気持ち」ですね。どういった「つもり」や「ミッション」で、このサービスを提供しているのかは、明確にしてほしいです。

単に、企業側都合の「売り上げを作るだけ。」みたいな、旧式の考えなら使いたくないですね。そのサービスを通じて、「ユーザーのベネフィットを満たすことを喜びとして、会社としても成長していきたい。」みたいなのがあればベストです。

あくまで個人的な意見ですけど。最近のユーザーは、かなり勉強しているので(実際、かなり勉強してますよ。)、子供だましの戦術では通用しないです。

お互い頑張りましょう。