ブログ記事に最適な文字数2000文字はウソ!?

ブログに最適な文字数

最近はブログ記事の1つ1つが長文であるケースをよく見かけますよね。

このブログでは、500文字とか800文字とかクズのような記事があまり読まれない、、、と言うことを考えると、やはりある程度の長さが良いのか?と思っちゃいます。

調べてみると「2000文字~3000文字がいいんじゃね?」的な話が出てきますよね。

GA(Googleアナリティティクス)を見ながら考察してみました。

平均ページ滞在時間から見る

ページ滞在時間1分や2分てのは、だいたいあまり役に立たないページでしょう。

サクッと読んでサクッとどこかへ去っていかれる(泣)コンテンツでしょう。

そんな中、なんと平均ページ滞在時間が7分の人気ページ(A)があるんです。

「訪問ユーザーが1人で滞在時間30分」なんてデータもありますが、これはページを開いたまま風呂に入ってしまったかウ○コでもしてたのでしょう。

文字数も800文字とかなので30分はありえません。

でも、平均滞在時間7分のページは1200人/1週間のユーザーの平均です。直近の1週間も含め、全期間だいたい同じです。

ということは、やはりそれくらい集中して読んでいると推測できます。

で、当該ページAの文字数は3000文字。

この文字数は<p>要素で囲まれた部分のみの計算です。

確かに2000~3000という目安に収まってます。

3700文字のページ

全期間や直近でも2位にランクするページB。

平均滞在時間6分です。3700文字。

先程の7分のページAよりも文字数が多いのに、平均滞在時間が短いのには理由があります。

600文字ほどの引用があるから。

つまり、引用部分を、ほぼ飛ばし読みをした結果、文字数の割に滞在時間が短くなっているものと考えられます。

9300文字の記事を書いてみたところ

1万文字を超えるページってありますが途中で断念しますよね。

でも、テストを兼ねて渾身の内容で9000文字を超えるページを作ってみました。

平均滞在時間5分・・・

さすがに9300文字を根気よく読み遂げる人はいないということでしょう。(かなり有益な情報を書いているのですが!)

「SEO的に文字数が多い方が良い。」みたいな考えもありますが、文字だけ多くて中身がないとね。

読まれるページじゃないと。

魂を込めて作ったページもしょせん5分の価値しかなかったのでしょう(泣)

結論

以上のことを踏まえると、「単に文字数」だけで考えるよりも、ユーザーがどのような読み方をするか?という視点で記事を作ったほうが良さそうです。

例えば、最初から最後まで文字だけで濃い内容にするなら2000文字くらい。

引用や画像、動画などのメディアを使いながら作る場合は2000~3000文字ということも気にしない。

場合によっては5000文字になるかも知れません。

いずれにせよ、スマホで読んでいる人が多いことを考えると、1ページをじっくり20分も30分も読むということは、ちょっと考えにくいですよね。

「長いから今日はここまで読んで、時間があいたら続きを読もう。」ということも考えられますが、スマホの使い方としてはあまりイケていない気がします。

長いけど読みたい。でも、時間がない。

そんなユーザー向けにPDFを無料でダウンロードできるようにしておくと良いかも知れません。

ちなみに、今回の記事は

文字でした。

以下のコードをWPのブロックの<HTML>として貼り付けると<p>要素の文字数をカウントしてくれますよ。(改行やスペースはカットしてくれます。)

<!--Counting words--><script>
$(function(){
	var textLengthReplace = $('p').text().replace(/\s+/g,'').length;
	$('#textLengthReplace dd').prepend(textLengthReplace);
});
</script>
<dl id="textLengthReplace">
<dt></dt>
<dd></dd>
</dl>

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。