非常識な副業の確定申告のやり方

副業の確定申告のやり方

学校なら先生に叱られるかもしれない確定申告のやり方。

そんなやり方も、実は、おとなの世界ではふつう。

税務署や税理士に質問すれば、かえってくるのは教科書通りの答え。

世の中、教科書どおりなワケないっしょ?

親の言う通り、先生の言う通り、そして国や政治家の言う通り生きてきたら疲れるでしょう。

ホンネで生きましょう。

という観点から、居酒屋の隣に座っている中小企業のオッサン社長が確定申告を語るとこうなる。という記事。

確定申告はいくらから?

副業で収入があった。

いくらから確定申告しないといけないか?

年間20万円からです。(20万以下は申告しない。)

サラリーマンなど本業以外に、アルバイトなり在宅の副業なり、年間20万円を超える収入があった場合は確定申告をしないといけない。

というのが、いわば教科書にのっているルール。

こういうルールに弱い人、つまり、真面目に守ろうとする人って、日本人に多いんじゃないでしょうか。

「信号が赤の時には渡ってはいけません。」

右も左も上も下も見通しよく、車のかけらも見えないのに真面目に信号待ちするタイプの人。

そういう人は日本人のミホンかもしれませんが、「こっち側」の人間からすると、「いろいろ損をすることが多いんじゃね?」と思っちゃいます。

悪いとは言ってませんよ。

マジメすぎると損すると思うけどなぁ~って思うわけです。

さて、アルバイトなどの副業で年間20万円、あるいは50万円と収入があった場合・・・

確定申告って難しそうだし、面倒くさそうですよね。

やりたくないなぁ~って思いますよね。

そこはホンネ通り行きましょう(^^)。

おっさんも、副業で年間200万くらい稼いでいた時期がありましたが、「よくわかんなぁ~い。」「めんどくさ~い。」というホンネに忠実に行動しましたよ。

確定申告してしまった末路

サラリーマンや公務員など、パートやアルバイトで副業収入があった。

まじめに確定申告をしたならば、どうなるか。

はい。

追加で払う税金が増えます。

所得税、市民税、県民税など。

そして、場合によっては会社や役所が学校にバレてクビ。

以上。

税金を追加で払いたい人は、ぜひぜひ確定申告をきっちりしましょう。

そして、税金を清く正しく使ってくれるお国のために納税しましょう。

でも、「使えるお金を増やしたい」という目的で副業をしている人は、手持ちのお金が最大になるよう努めましょう。

申告しない選択

決して、「申告しない」をおすすめしているのではございません。

一言も「申告はしなくてよい。」とは言っていませんし。

ちなみに、申告しない場合「無申告」と呼ばれます。

でも、世の中、個人事業主をやっていても、あるいは、個人事業主の届け出なしに稼いで1円も申告しない人もたくさんいます。

例えば、人生相談系のジャンルの人っているじゃないですか。

自宅などで、口コミで相談者が訪れて、生年月日や姓名を見ていろいろアドバイスしてくれる人です。

すごい人になると月に1000万円くらいの現金収入があるそうです。

でも、そもそも「事業をしています」の申告をしていないので、国にとっては事業者としての存在がない。

だから税金の取り立てすら来ない。

ただ、その規模の金額なると納税の義務を果たさないのはとみなされても仕方ないですね。

税金の世界では、金額がすべて。

その額が大きければ大きいほど悪人扱いされます。

徳井さんとかそうですね。

会社を設立していたのにも関わらず無申告(税金を申告しない)。しかも5000万とか6000万て規模。

そりゃ怒られるわな。

月5万、月10万と安定収入なら逆に!

副業は副業でも、月に5万円とか10万円など、安定的に収入を得るモードになってくると、今度は逆に確定申告をしないと損!ということにもなります。

ただ、それには条件があります。

主婦だろうがサラリーマンだろうが、その副業で個人事業主として開業届を出している。」という条件です。

開業届を出していないときの収入は雑収入というカテゴリになります。

でも、開業届を出していると事業収入というカテゴリになります。

事業収入になると何が良いかというと経費をあげることができます。

雑収入で100万円あった場合、100万円がそのまま申告内容になります。

でも、事業収入の場合、そこから経費を引いた額が申告内容になります。

つまり、事業収入で100万円あっても、経費を引いて引いて、最終的に申告額は10万円、あるいは、マイナス20万円ってことも、普通にあります。

特に、事業収入がマイナスになったときが、事業としては悪い結果ですが、税金面は良い結果になります。

ちょっと難しい話だと思いますが・・・

確定申告しない・するはコレが決め手

ぐだぐだオッサンの話が続きましたが、確定申告をしない、あるいは確定申告をする、この判断基準を示しましょう。

これは個人的な判断基準です。

教科書通りじゃないです。

月5万、月10万、あるいは月に30万などなおさら、安定的な副業収入を得ているなら確定申告をする。

それも青色申告にすることでガチで得をする!

ということです。

それ以外、例えば、たまたまその年に副業収入があった。安定とはとても言えない。

安定的に収入はあるけどアルバイト(経費は使えない)。

そんな場合、『「確定申告しない」なんて選択をしても大きなトラブルにはならないでしょう。』と誰かが言っていました。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。