ネット通販、これから始めるならメルカリ?

今日、メルカリで売れた、小物を郵便局に出しに行ったんです。

9月から「ゆうパケットポストmini」というサービスがスタートしていて、その送料全国一律180円(内専用封筒20円)。

これいいじゃん。」と、まどぐちて「ゆうパケットポストミニの封筒くださいな。」と言ったところ、「売り切れです。」と。

なに!?

調べてみると、あまりに人気すぎて、おそらく一人で封筒買い占めるような人も中にはいるんでしょう。

また、「送料を究極まで下げることに熱心」な人たちがたくさんいんだな、って思いましたね。

メルカリで通販という選択は灯台下暗し?

長年ECをやっている身からすると、メルカリは、手数料10%とか、一括処理ができな点、匿名配送の場合は個人情報が取得できない、など。

通販ビジネスとして使うには、「まったく魅力のない、ただのフリマアプリ。」くらいにしか考えてなかったんです。

しかも、客層はリテラシーの低いゴミのような層が無数に跋扈している。と。

ちょっと待てよ?

もっぱら不用品の処分やら本の購入やら、プライベートでの自分の売買取引を思い返すと、、、

・とにかくすぐ売れる。
・マナーが想像以上に良い。
・ユーザー層の幅が広い

この3点ではないか。

確かに、メルカリの人気が出始めて普及し始めているころは、リテラシーの低い購入者や出品者の話題も多く出てました。

でも、転売のときのように、メルカリ側が、その都度規制じゃないですが、あれこれ策を講じてくれたおかげで、ゴミのようなユーザーは減ってきたのかも?って思います。

ECでも同じで、初期のころは、マナーのマの字もわかってないようなユーザーや、中には反社みたいな口調で電話してくる客なんかもいましたが、今は皆無です。

随分と前から、取引先メーカーの同業者などもメルカリで販売しているのを見かけましたが「ITスキルがないのかな?」なんて思ってましたが、実は、めっちゃ売れることをわかったうえの確信犯だったり。

メルカリ販売戦略

とは言え、メルカリはフリマ。

CtoC、つまり、個人間売買の色合いが濃い。

そこに業者感をプンプン匂わせて「売らんかな」モードで入っていっても、おそらく、避けられるでしょう。

そこは、インスタ運用と同じく「個人感」を出し、ビジネス感を極力なくして、「いかにも個人売買です。」みたいな演出がマストになりそう。

また、販売商品の並べ方にも工夫を凝らすことで、業者感はなくすこともできそう。

手数料10%はもはや安い

メルカリの手数料は10%ですが、EC業界が長い人には、あり得ないほどバカ高い手数料。

でも、もろもろのメリットを勘案すると、むしろ「安いんじゃね?」と捉えることもできそうです。

繰り返しになるけど、とにかく、売れるのが早い。

ビュンビュン。

もちろん、そうじゃないモノもあります。

個人的には、過去最長の苦戦で3ヶ月目でやっとうれたものがあった。(5万円と割と高額だったのが理由かも?。→高額品は、わりとヤフオクのほうが売れやすい。)

メルカリというマーケットにマッチしている商材だと、閲覧数も即日増えるし、いいねもどんどんつく。

1日100個の出荷となると、一括処理ができないと話にならないけど、いきなり、そんなレベルになることはない。

ということを考えると、仕事の行き帰りのついでにコンビニに放り込んでおけば商品送れるわけですから。

実は、10%は安いかもという視点で考えてみるのは重要かもしれません。

もしかすると、今後「15%とかに引き上げる」なんてことになるかもしれないし。

匿名ハンデを超える

メルカリで、「匿名配送で、とにかく数売る!」という選択もひとつでしょう。

でも、EC組は、なんとか個人情報を取得してリピートに繋げたい。

ここは工夫次第じゃないですかね。

メルカリに、楽*天のような個人情報取得禁止令のような規約は、おそらくないし、出品側のやり方次第で、例えば、本店サイトに誘導するなんてことも、不可能じゃないでしょう。

「個人から買ったと思ったら、会社なんかーい。」と思われるリスクもありますが、そも工夫次第でしょう。

と考えると、いつ売れるかわからに楽天のようなショッピングモールに、ぼーっと出店しつつも、メルカリに出品して、人海戦術的に通販をやるってのも、面白いかな?なんて思う今日このごろ。

メルカリで売れる商材

当社では、非常に残念なことに、わりと説明型商品が多いんです。

つまり、お客さんが買う前に、「商品について理解を深めてもらって、そこからさらに、検討してもらう。」というステップを経るわけです。

こういった商品は、出品してもすぐには売れないでしょう。

でも、出さなければ、人の目に触れないので、出したほうがマシですが、すぐに商売になるかというと、ちょっと厳しい。

そこは、ブランド物のように、「認知度が高い」「指名検索が多い」といったところを狙っていかなくては。

じゃ、何があるの?

頑張って探します。

とりあえず、来年2月のギフトショーでは、そういった目線でも商材を探したいと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。