未経験者のための実店舗セレクトショップの開業方法7ステップ

セレクトショップの開業方法

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実店舗(ネット通販)でセレクトショップを始める実践に基づくガチ起業向けの簡易マニュアル。細部までは網羅できませんが大枠はこの流れで進めてよろしいかと思います。

チェーン店ばかりで街がつまらない状態になりつつあります。バイタリティーある方は、ぜひ個性的なお店を出店してほしいと思います。応援してます。

コンセプトは?

コンセプトあるいはテーマがないことには店は始められません。「なんとなく・・・」で何百万という投資をするのは無謀です。ま、人によってはそんな感じの人もいますが。

ここで重要になるのがイメージ力。まだ形になっていない自分のセレクトショップが完成した結果を、どれだけ具体的に想像できるかがキーになります。

「どんな商品をセレクトする?」「内装は何系の雰囲気にする?」「お客さんはどんな層が来てくれるか?」「予算はどれくらいか?」などなど。

また、内装のイメージも手作り感のあるカジュアルなスタイルから「クールでカッコよく、おしゃれさ追求したスタイル」まで。

もしかすると、妄想段階が一番楽しいかもしれませんね。

どこに出店する?

コンセプトがある程度固まってきたら、次は場所選び。すでにターゲットになる客層がイメージできているはずなので「想定したお客さんが集まるような場所はどこか?」という視点でリサーチを進めます。

いわゆる物件探しですね。

リアル店舗の物件探しで難しいのは、「必ずしも空き店舗があるとは限らない。」ということでしょう。

特に人の集まる人気エリアは、空き店舗を見つけるのも難しく、また賃料もそれなりなので、予算との兼ね合いも考えながら探さないといけないわけです。

人によっては物件探しに1年2年とかける人もいます。もちろん、運よくすぐに見つかることもありますが、安易に妥協せず、慌てずじっくり探すのがコツでしょう。

ネット販売の場合は、ショップサーブなどのような本格通販サイトか、BASE株式会社のような初心者でも簡単にネットショップが構築できるサービスにするのか。また、楽天やヤフーという選択もあります。

内装のデザインや工事を依頼する

店舗が決まれば内装や工事を行います。物件によっては、前の入居者が残していったエアコンやしっかりとした床や壁などが、そのまま使えることもあります。

でも、まったくのスケルトン。コンクリートの箱の場合はゼロからの工事になるので、かなりの費用がかかるのでしっかり計算したいところです。

デザインは必ずしもデザイナーに依頼する必要はありません。自分でできるならDIYで店づくりをすればよいわけですから。予算を見ながら決めると良いでしょう。

ハンガーや陳列用のテーブル、レジやドロワー(今はタブレット決済が主流)、など必要なものは、この時期に全部そろえておきます。

ネット販売の場合はお店作りですね。移動や体力は必要ありません。パソコンの前で頑張りましょう。

仕入や買い付け

このステップも重要かつ、なかなか難しいポイントですね。

例えば、アパレルなどでお勤めしていた経験がある場合は、仕入れ先などは見つけやすいでしょうから、わりとスムーズにいくかもしれません。でも、未経験だと右も左もわからないのは当然です。

セレクトする商品によって買い付ける場所、仕入れる企業は変わってきます。

洋服のセレクトをする場合は展示会が基本でしょう。年間を通して、大小さまざまな展示会が開催されているので、めぼしを付けて参加します。

雑貨などは、スーパーデリバリーなどネット卸などを使えば、ある程度揃えられるかもしれませんが、若干ありふれた感がありますね。

こだわるセレクトショップさんは日本国内で入手できないものを、わざわざ海外まで買い付けに行きます。

アパレルや小物ならスーツケースにパンパンに詰めて飛行機で持って帰る手もあります。

税関で何か言われても「お土産だ。」と言えば通過できます。

ブランドものばかりだとちょっとまずいかもしれませんが、無名のアパレルなどは楽勝で持ち込めます。

ただ、毎月のように買い付けに行っている場合は、目を付けられるかもしれませんので、ご注意ください。

告知宣伝

ある程度人の集まるエリアへの出店なら、特に情報を発信しなくてもふらりと人が入ってきてくれます。

でも、よほど人気のエリアでないかぎり、ビジネスとして成り立つほどの来店は見込めないのでインスタやFB、ブログ、ウェブサイト、youtubeなど、さまざまなネットの告知手段を使って情報を発信します。

セレクトショップの場合は、インスタが一番相性が良いですけどね。

ただ、「ターゲット層が50代以上」なんて場合は、インスタよりも新聞の折り込みチラシやポスティングのほうが効果的な場合が多いです。

ネット通販もできる体制を整えておく

もうこれは基本中のキホンでしょう。

「リアル店舗を出店しました。それだけで十分売り上げが作れてます。」

そんな場合は、あえて通販なんて必要ないですが、そうはうまく話しは進みません。

国内はもちろん、海外からの問い合わせやショッピングも想定して通販ができる体制は整えておいて損はありません。

本格的な通販サイトなんて用意する必要はなく、無料でできるようなBASEなんかで十分です。実際、リアル店舗の通販用に多く使われてますしね。

経営する

一通りの流れで開業できたら、あとは店を回す、ということですね。

お店を回すと言っても、その業務は多岐に渡りますから、必要なことを書き出して、スケジュールに落とし込んで着実に実行していきます。

リアル店舗ですから業務には「掃除」に始まり、接客は当然のこと、季節ごとの買い付けや在庫管理に顧客管理。そして、面倒くさいですが帳簿付けも必須です。

これまた在庫商売の大変なところは、文字通り在庫管理です。

一点モノばかりのセレクトで、もし、手動で在庫管理なんてしようものなら、パンクするのは時間の問題です。そこはITを駆使して楽して在庫管理する仕組みを取り入れておきましょう。

ITを使った在庫管理にはいろいろあって、エアレジのようなタブレット決済システムを使って管理する方法から、Saas(サース)と呼ばれるウェブ上のサービス(金かかる)までいろいろあります。

販売アイテム数やSKUなどの数などを考慮して選ぶと良いでしょう。