何月に起業するのが良い?新規事業の立ち上げは?

なかなか良いお題ではないでしょうか。

何で起業するとか?ではなくて、何月が良いか?

結婚式なら大安が多いですし、会社設立も大安することは多いですね。

今回は、何月に起業するのが良いか、あるいは、新規事業を立ち上げる月や季節について考えてみたいと思います。

ちなみに、今回の記事で言う起業や新規事業は「開業届けを出したり、法人登記をする時期」のことではなく、「実際に事業活動を開始する時期」のことを想定しています。

個人的にベストなのはX月

個人の経験上は「起業する」とか「新規事業を立ち上げる。」と思ったその月が、そのタイミングになるので、結論を言えば「思い立ったが吉日」ですね。

決意をしたら「考えるより行動」になってしまうので、「何月が良いか?」なんて全く考えないです。

アイデアって早く形にしたいじゃないですか。

せっかちってのもあって、何でも最短最速でやってしまおうと動きます。

ただ、ただ、寒い時期と重なるとテンションが上がらないですね。

新規事業の立ち上げで、いろいろ計画がずれて、一番大変な時期が1月と2月という、年間でも一番寒い時期に重なったことがありました。

気温もそうですし、世の中全体が「寒い」で縮こまっていますから、そういうのを目にしていると、つい影響を受けて、こちらまで縮こまってしまう感じはありました。

2月はベストタイミング?

「ニッパチ」と会話の中で言う事はないですが、2月と8月は、多くの業種で売り上げの下がる月になっています。

2月には、そもそも日数が少ないうえ冬というのも重なって、「商品が売れない。」時期でもあります。

もちろん、スキー場など逆に繁忙期になるような業種は除きますよ。

2月にスタートすれば、実際の稼働は早くて3月や4月になると思うので、季節もよくなり、テンションもあげて行きやすいかな?って思います。

2月は多くの業種でヒマな時期なので、事業スタートと同時に「忙しくてドタバタ」ということも考えにくく、ゆったり、マーケティングに取り組んだりオペレーションを作るなどができるかと思います。

ただ、そのヒマ流されて、やることなすことがスローになってしまうと、いざ稼働し始めると、あれこれ仕事が発生して結局ドタバタになる、なんてこともあるので、しっかりやっておきたいですね。

4月はどうか。

多くの企業の決算は4月~3月です。

「年度」に合わせて事業を行っているところが多いので、4月に起業したり新規事業をスタートするというのも、ある意味、気持ちの良いスタートであり、定番かもしれません。

特に、そういった3月決算の会社で働いた期間が長ければ長いほど、その感覚が染み付いているので、むしろ、それに合わせたほうが、何かとうまくいきそうな気もしますね。

季節も良いですから、寒いの暑いのなんて文句をいうこともなく仕事に集中できそうです。

もちろん、卒業入学シーズンが繁忙期の業種の場合は、そんな呑気なことを言っていると、初年度から機会損失を作るようなものですから、あくまで、自社の書き入れ時を計算したうえで、事業をスタートするタイミングは考えたいものです。

8月は次にベストタイミング?

夏真っ只中。

夏が好きな人には最高の起業タイミングではないでしょうか。

動けば通常の季節よりも汗を書くので、より「仕事した感」が得られることでしょう。

ただし、やはり夏にエアコンはつきもの。

汗を書いて充実感を味わうのとは引き換えに、エアコン代やガソリン代がかさんでしまうことは、ちょっと心配しておいたほうが良いかもしれません。

個人的には、2社目を立ち上げたのが確か8月だったと思います。

「8月だった。」ということ以外ほとんど覚えてないですし、事業も当たって、土日祝日はもちろん、盆や正月も関係なく朝から晩まで休みなく働いた記憶はあります。

しかしながら、細かい記憶は忙しすぎたせいで完全に飛んでしまっています。

ということを思い出したので、8月の起業は縁起が良いですね。

12月はどうか?

新年から新しいことをスタートしたい人。

それとは別に前の年から(事業の)仕込みに入りたい人。

分かれるのではないでしょうか。

数年前12月ではないですが11月から、事業立ち上げを想定して市場調査をしたり物件を探したりをぼちぼち始めた時期がありました。

というのも、「いくぞ!」というような事業ではなく、探り探り進めないとよくわからない事業だったので、どうしても、ぼちぼちなノリになっちゃったんですね。

結果、その事業は実際のスタートまで4ヶ月くらいかかってしまって、コスト的には、ちょっと損を出しましたが、なかなか良い結果が出ています。

このように、事業の内容によっては、スタートダッシュにエネルギーを注がないといけないパターンもあれば、時間をかけて、石橋を叩きながら進めるような事業もあると思います。

若い頃は勢いだけで行けるのですが、年齢を重ねると、どうしても「慎重」が勝ってしまいますね。

若い人は、「起業は何月が良い?」なんて考えず、思い立ったが吉日で突撃して、当たって砕けろで良いと思いますよ。(責任はとりませんけど!)

奇数月は・・・

今回、「起業するタイミングの月はいつが良いのか?」というテーマについて、だらだら考えてみました。

結果、奇数月はありません。

忌み嫌っているわけではありません。

たまたまです。

偶数月の6月は「連休がない。」という理不尽な理由で省きました。

10月は、起業や事業というより読書やスポーツに勤しみたいので省きました。

奇数月の3月でも5月でも、何かしらこじつけて「起業するタイミングに良いんじゃね?」と言う事はできるでしょう。

何でもこじつけです。

ものは言いようです。

他人のことは気にせず自分に集中しましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。