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副業で貸し会議室ビジネスがアツいらしいけど収益シミュレーションしてみた。

公開日: : 最終更新日:2018/01/08 起業や開業

副業で貸し会議室
「副業で何か始めたいよなぁ~」と思っている人も多いようですが、ネットショップにこだわらない人には「貸し会議室ビジネス」がオススメかもしれません。

どんなビジネスかというと、要するに場所貸しです。大規模なものであればコンサートホールやライブ会場、小さい規模であれば軒先ビジネスなどに見られる、遊ばしているスペースの貸出などと同じジャンルです。貸すのが「会議室(ミーティングルーム・セミナールーム)」というだけです。

例えば、駅前の立地の良いところでオフィス物件を借ります。そこにテーブルや椅子を用意して時間単位で貸すビジネスです。場合によっては、プロジェクターやホワイトボードなど備品を揃える場合もあります。

このビジネスの特徴は3つありそうです。

1つ目は、初期投資が少額という点です。安い場合は50万円くらいから可能です。この費用は何に使うかというと、物件の賃貸契約の際の保証金や毎月の家賃、テーブルや椅子などのハードなどです。トイレ完備の会議室なら、毎月トイレットペーパーや洗剤などの消耗品が必要ですが、せいぜい数千円程度です。

ま、ネットショップ開業の初期投資0円~に比べると割高に感じるかもしれませんが、リアルビジネスを始めるのに50万、100万なんかはタダ同然でしょう。飲食店やコンビニ、コインランドリーなど、一般的な実店舗ビジネスを始める場合は300万~3000万という金額ですからね。初期投資50万~なら、20代、30代のサラリーマンやOLさんでも始められそうです。

2つ目は、みんな憧れる不労所得が得られるという点です。お客様に会議室を使ってもらっている間、オーナーは特にすることはありません。アナログ式でやる場合は、会議室の鍵を空けたり締めたり、掃除をしたりくらいです。予約はスマホで簡単にできるので、そんなにすることはありません。商売と言うより投資に近いかもしれません。

3つ目は、参入障壁が意外に高いのでやった者勝ちという点です。オフィスを借りて、それをまた他人に貸すことをを転貸(転貸)と言います。要するに又貸しです。実は、ほとんどの物件は転貸を禁止しています。大家に黙ってやってしまうと、バレたときに最悪強制退去になるかもしれません。原則禁止ですが、そこをうまくやれば、ビジネスを作ることができます。

さて、気になる収益のシミュレーションです。例えば、駅前の家賃10万円(共益費等込で)の物件を借りた場合で計算してみます。

・営業時間:8:00~22:00(14時間)
・年中無休
・料金
(A)8:00~11:00 @500円
(B)11:00~18:00 @1000円
(C)18:00~24:00 @1500円

このように設定してみます。1ヶ月分の枠が売り切れることはまずないと思われるので、稼働率を控えめに50%くらいにしてみます。ネットの予約システムを自社オリジナルではなく、専用サイトを使うと仮定して25%の手数料として考えます。

(A)500×3時間=1,500円
(B)1,000×7時間=7,000円
(C)1,500×4時間=6,000円
=====================
合計:14,500円
×30日
=====================
435,000円
稼働率×0.5
=====================
217,500円
-54,375(予約システムの手数料×0.25)
=====================
163,125
-10,000(雑費)
-100,000(契約家賃)
=====================
利益:53,125円

※金額等はアバウトですが、トンデモなくかけ離れた数字ではないと思います。

とまぁ~、こんな感じですかね。貸し会議室ビジネスのコンセプトは、大手企業よりも「安く貸す」というのがコンセプトなので、大きく儲けることは難しいですが、物件を2件、3件と増やしていくことで理屈上は収益を伸ばすことはできます。

今回のシミュレーションの場合、利益53,000円ほどですが、家賃10万円の物件となる保証金などで100万程度かかると考えられます。なので、数字上は元が取れる(初期投資が回収できる)のは10ヶ月後ということになります。実際は、保証金の何割か(7割ぐらい)は返ってくるので、うまく行けば6ヶ月で初期費用は回収できるという感じです。

ちなみに、「そんなに会議するビジネスマンているの?」と思われると思いますが、実は、貸し会議室の需要は様々です。用途で最も多いのは、仕事の打ち合わせ(会議)、研修やセミナーですが、これ以外に、アルバイトの面接、パーティー、取材、撮影、英会話のマンツーマンレッスン、各種教室そして、怪しいビジネスの勧誘などいろいろです。

最後に、物件探しから契約、集客して実際に稼動させるには、それなりに動かないとできないビジネスです。パソコン1台で気軽に始められるネットビジネスよりは、はるかに参入障壁が高いので、「猫も杓子も」とはいかないでしょう。東京はすでにアツいですが、それ以外の地方はまだ未開拓のようです。

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